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Company of Heroes 3 Wehrmachtの勢力紹介

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概要

Wehrmacht(国防軍)は枢軸軍側陣営の1つで、説明によれば今回も各ユニットの専門性が高く、それぞれ強みとなる能力は高いものの状況に応じたユニットの活用が求められるようです。

最初からあり工兵や最下級のユニットが作れるTier 0のHeadquarter、基本的な歩兵が作れるTier 1のInfanterie Kompanie、中級歩兵と支援用兵器、軽装甲車両の作れるTier 2のLuftwaffe、Panzergrenadier Kompanie、そして精鋭歩兵と重装甲の戦車が作れるTier 3のPanzer Kompanieが使えます。

Luftwaffe、Panzergrenadier Kompanieは建てただけだと上3つのユニットしか作れず、下2つを作るには同じ建物で行えるSupport Elementの研究が必要です。これは2つの建物で共通で、片方の建物で研究すればもう片方も研究済みとなり、下2つのユニットが生産できる状態となります。

体力回復手段

負傷したユニットの回復方法は以下の4つです(他にもあるかも?)

  1. HeadquarterでMedical Station(125MP、20Fuel)を研究するとその付近で常時回復

  2. 251 Medium Carrier(Panzergrenadier Kompanie)でMedical Conversionを選ぶとその付近で常時回復

  3. GrenadierがVeterancy 1に達すると使用できる自己回復アビリティ

  4. Pioneerが建設可能なConcrete BunkerをCasualty Clearing Bunker(Medical Bunker)にアップグレードするとその付近で常時回復

建物、ユニット

Headquarter(司令部)

Pioneer
  • 生産コスト: 125MP 4POP

  • 武装: MP40 SMG(近距離)

工兵です。車両、建物の修理と前線の防衛設備の建設が行なえます。一応他のライフル兵と比べると近距離での攻撃力は優れていますが、元々人数が少なく打たれ弱いので積極的に肉薄して敵を削るというのは若干危険です。周辺の地形や敵の状態を見て行うべきでしょう。

Kettenkrad Recon Vehicle
  • 生産コスト: 160MP 2POP

  • 武装: なし

非武装の偵察車両です。セクターの占領が可能です。短時間、正面のみ視界を延長(2倍?)、それ以外の方向の視界を短縮(0.8~0.9倍?)という偵察用アビリティを持っています。またCommunication Cablesアップグレードを行うと新たに占領したセクターの収入を増加させます。過去作にいたような占領済みセクターに留まると収入を増加させる効果はありません。そうして収入が増加したセクターが敵に奪われると収入は元に戻るという少し謎なアップグレードです。


Infanterie Kompanie(歩兵中隊)

Grenadier Squad
  • 生産コスト: 270MP 7POP

  • 武装: Kar98k ライフル(長距離)

国防軍の基本歩兵ユニットです。対歩兵、車両の2種類の手榴弾を投げられますが前作までと異なり標準のアップグレードではMP40を装備させることができません。後述の建物を建てるとJager、Panzergrenadierへの変換が可能です。2のソ連のConscriptと同様、人数の減った他の部隊に合流することができるようです。土嚢、鉄条網など一部の防衛施設が建設できます。

MG 42 Machine Gun Team
  • 生産コスト: 260MP 7POP

  • 武装: MG42 重機関銃(全距離)

強力な制圧効果で敵歩兵を制圧、釘付け状態にすることのできる重機関銃チームです。攻撃可能な角度に制限があり、予め設置して敵の方に向けておかないと射撃ができません。今回は重機関銃チームもハーフトラックで輸送が可能です。

GrW 34 Mortar Team
  • 生産コスト: 260MP 7POP

  • 武装: GrW 34 迫撃砲(砲撃)

離れた地点に迫撃砲による範囲攻撃を行うことができます。敵の重機関銃チームが配備された地点や歩兵の駐留した建物の防衛を崩すのに用いられます。

Sniper Squad
  • 生産コスト: 340MP

  • 武装: 狙撃用Kar 98k (全距離)

非常に長い射程を持つ狙撃兵です。大抵の歩兵を一撃で倒すことができますが1部隊1人のため全滅しやすく、注意して扱う必要があります。


Luftwaffe Kompanie(空軍中隊)

Jager Squad
  • 生産コスト: 320MP 8POP

  • 武装: G43 ライフル(長距離)

遠距離用の中級歩兵です。Luftwaffe Kompanieの完成後は新たに生産するだけでなく、既存のGrenadierをこれに変換することもできます。射線、視界を遮ることのできる煙幕手榴弾が使用可能です。対車両用のパンツァーシュレック1個、またはスコープ付きG43 2個のいずれかの武装アップグレードが可能です。スコープ付きG43はカバー内の敵に対する命中率が増加します。

221 Scout Car
  • 生産コスト: 280MP 30Fuel 5POP

  • 武装: MG34 機関銃(全距離)

歩兵に有効な重機関銃を装備した軽装甲の車両です。ハーフトラックと比べると装甲は若干厚いですが、これまた近づかれると歩兵の小火器相手でも油断はできないレベルです。工兵や斥候など少人数、低火力の部隊はともかく標準的な歩兵相手に無闇に突っ込むのは危険でしょう。

Flak 30 Anti-aircraft Gun Team
  • 生産コスト: 320MP 6POP

  • 武装: 20mm 対空機関砲(全距離)

対空砲ですが実際には歩兵相手に使うのがメインでしょう。動作モードの切り替えで対空攻撃専用にすることもできます。3から新たに登場した要素である車両による牽引が可能で、国防軍の場合は後述の251 Medium Carrierを使うことで素早く遠くの地点への再配置が可能です。

Wirbewind Flakpanzer
  • 生産コスト: 360MP 70Fuel 10POP

  • 武装: 20mm 4連対空機関砲(全距離)

  • 必要技術: Support Element

対空戦車ですがこれまた主に歩兵の相手に使います。自前で高い機動力を持つ点と、軽車両を大きく凌ぎ歩兵相手ならほぼ弾ける高い装甲が強みです。軽車両の装甲は正面でも大体10くらいで、特に近づかれるとがんがん抜かれますがこのWirbewindは軽戦車、中戦車の中間の100/75/40の装甲を持ち、歩兵の小火器はもちろん対戦車兵器でもある程度耐えられます。

Marder III M Tank Destroyer
  • 生産コスト: 280MP 25Fuel 7POP

  • 武装: 75mm 対戦車砲(車両)

  • 必要技術: Support Element

戦車、車両の装甲に効果的な対戦車砲を装備した軽装甲の車両です。砲塔がなく正面にしか撃てず、より機動力のある車両に周りをくるくるされたら戦えません。装甲は軽戦車並の50/25/10で、歩兵の小火器や機関重程度ならともかく機関砲とかだと結構脆いです。


Panzergrenadier Kompanie(装甲擲弾兵中隊)

Panzergrenadier Squad
  • 生産コスト: 360MP 8POP

  • 武装: StG44 アサルトライフル(近、中距離)

近距離用の中級歩兵です。これまたPanzergrenadier Kompanieの完成後は既存のGrenadierをこれに変換することができます。対歩兵で威力の高い収束手榴弾を使用可能です。また敵歩兵の駐留する建物に突入してこれを排除するBreachアビリティが使用可能です。

Pak 40 Anti-tank Gun Team
  • 生産コスト: 260MP 7POP

  • 武装: 75mm 対戦車砲(車両)

重装甲の戦車に対しても有効な対戦車砲です。これも重機関銃チームと同様、予め配置が必要で一定の角度にしか撃つことが出来ません。車両による牽引が可能で前作までと比べるとより広い範囲で活用しやすくなったかもしれません。

251 Medium Carrier
  • 生産コスト: 220MP 20Fuel 6POP

  • 武装: MG42 機関銃(全距離)

ハーフトラックで対戦車砲、対空砲、野砲などを牽引可能です。また付近では歩兵部隊の欠員補充も可能です。2種類のアップグレードで機能を強化できますが、一部失われる能力もあります。

Eキーの牽引コマンドまたは牽引対象のユニットを左クリックすると車両の後ろにつけて高速で移動させることができます。兵器を操作する兵士が残っている場合、ハーフトラックに載せて一緒に移動し、展開してすぐその場で使えるようになります。その後、Eで場所を指定して、またはFでその場に展開することができます。その気になればこれらの砲を敵の司令部前まで引っ張っていくことも可能です。無人となった兵器を回収したり、新たな兵士を追加して放棄された兵器を回収することもできます。この回収能力はいきなり重火器チームが復活するのではなく、ある程度近づくとアイコンなしの部隊(一応武装はしている)が出てきます。それを使って回収してねということのようです。

Stummel ConversionはいわゆるSdkfz 251/9、7.5cm戦車砲を取り付けた砲撃支援用形態に変化します。これを行うと歩兵の輸送および補充能力が失われます。

Medical ConversionはSdkfz 251/8、負傷者の治療を行う救急車的なもので付近の歩兵の体力を回復させますが機銃は撤去され非武装となります。また兵器の牽引も行えなくなります。歩兵の欠員補充および放棄された武器への兵士の配置、輸送は引き続き可能です。

Nebelwerfer 42 Rocket Launcher Team
  • 生産コスト: 360MP 9POP

  • 武装: 210mm ロケット砲(砲撃)

  • 必要技術: Support Element

迫撃砲をより強力にしたような砲撃ユニットです。自動攻撃は行わず手動で砲撃を行います。1回砲撃するごとに90秒のクールダウンが発生します。これも牽引可能です。迫撃砲との違いとしては威力の差もありますが、着弾地点に火がついてそこに留まるユニットは継続ダメージを受け続けます。

StuG III G Assault Gun
  • 生産コスト: 360MP 50Fuel 10POP

  • 武装: 75mm 戦車砲(車両)

  • 必要技術: Support Element

砲塔を持たず正面にのみ攻撃可能な重装甲の突撃砲です。長砲身で貫徹力に優れた戦車砲を持ち、敵の戦車も撃破することができます。また自身は重戦車並の厚い装甲を持ち、中戦車相手にも有利に戦いを進めることができるでしょう(側面に回られてくるくるされない限りは)。


Panzer Kompanie(装甲中隊)

Stoßtruppen Squad
  • 生産コスト: 420MP 10POP

  • 武装: G43 ライフル(長距離)、MG42 軽機関銃(長距離)

長距離において極めて有効な2つの武装を持つ最精鋭の歩兵です。普通の兵士はG43を持ち、1人だけがMG42 LMGを持っています。LMGは攻撃力は高いものの移動中は撃てないという欠点を持つ事が多いのですが、このユニットは精鋭のためか普通に移動しながら撃てます。対歩兵の通常の手榴弾の他に、地面を炎上させて継続ダメージを与えるRed Phosphorus Grenadeも使えます。

Panzer IV Medium Tank
  • 生産コスト: 430MP 90Fuel 12POP

  • 武装: 75mm 戦車砲(車両)、MG34 機関銃(歩兵)

長砲身で対戦車に有効な主砲と、歩兵に有効な機関銃を併せ持つ万能の戦車です。機関銃は車体と砲塔にそれぞれ1個ずつあり、またアップグレードで砲塔の上に射手付きの第3の機銃を追加することもできます。

Sturmpanzer IV Brummbar
  • 生産コスト: 420MP 120 Fuel

  • 武装: 150mm 戦車砲(歩兵)

大口径の榴弾砲を持ち、歩兵および建物に対して極めて高い攻撃力を持つ突撃戦車です。装甲はおそらくこのゲームでも最高峰と思われる300/150/75となっていて正面に関してはまさに鉄壁の防御と言えるでしょう。しかしこれも砲塔を持たず正面にしか撃てないので側面に回られることへの注意が必要です。

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