23頁「変わりゆく切なさを内包したカラフルな町並みの中で【キューバ・ハバナ→メキシコ・カンクン】」
Ⅰ
変わらないものがあると立ち止まりたくなる
通り過ぎたものたちと もう一度 出会えたような
懐かしい気がして
知らない場所で 知っているものに出会う時に
自分の中の大切なものに出会える
すべて 変わっていく
私も あなたも この 町も
それを寂しさと呼んでも いいのかしら
どこか遠いところにいるひとも
それはもう会える距離
「好き」に出会わせてくれて ありがとう
その時 私は一人ではなくなる
何処にいても 独りでいても
Ⅱ
言葉が一番降ってくる瞬間は帰り道キュー