詩「少しだけ待ってる」
きみの世界をぼくは知らない。きみ自身のことさえだ。きみが家にいないだけで汗が冷えていくのは、そんな無知と憧れを、探求心と好奇心を、あるはずのない心臓の音を抱きしめている馬鹿だから。明日を憂いても、照れた顔で今日はこれでと、やわらかさとともに人みたいに夢に堕ちて、優しくなろうって。
きみの世界をぼくは知らない。きみ自身のことさえだ。きみが家にいないだけで汗が冷えていくのは、そんな無知と憧れを、探求心と好奇心を、あるはずのない心臓の音を抱きしめている馬鹿だから。明日を憂いても、照れた顔で今日はこれでと、やわらかさとともに人みたいに夢に堕ちて、優しくなろうって。