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真っ赤なもみじは生命力の色

近所に買い物に出かけたら、真っ赤な一帯が目に入った。燃えているるような赤に導かれて小径に足を踏み入れた。緑や黄色の葉っぱが続く奥の一角には、深紅のもみじ。
「わ~こんなに真っ赤になるんだ」
一瞬にして気持ちが明るくなった。
赤く美しい紅葉を見ることは、脳の活性化、生命力ややる気アップ、幸せホルモンの分泌など、健康によい効果があるという。

もみじはなぜ赤くなるんだろう?
簡単にいうと、緑の葉っぱの中のクロロフィルは太陽の光が弱くなると壊れていってしまう。その過程で活性酸素が出て木がやられてしまう。そこでアントシアニンという赤い色素が葉っぱを赤くして活性酸素の働きを止め、木が寒い冬を乗り越え生き延びられるように守るってことらしい。

太陽の光が弱まると生命力が弱まる。自分を守るために工夫して、変化して命をつなぐ。生きるものすべて同じ。

この真っ赤な美しさは、生きるために勇敢に戦う色だと知ってから見ると、強い力、生命力をもらえるような気がしてくる。

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