頭の中がごちゃごちゃになった時にすること

天照皇大神様を御祭神とし、関東のお伊勢さまとして知られる「伊勢山皇大神宮」を参拝後、駅に向かう途中で道を間違えた。大きな太鼓の音に導かれていった先にあったのは成田山横浜別院。
成田山新勝寺の横浜別院として建立され、ご本尊は不動明王。ちょうど護摩焚きが始まったところで、誰でもご自由にとのことだったので御祈祷に加わらせていただいた。

護摩焚きは初めての体験。お経、太鼓の音がどーんと体の奥に響く。不動明王像の前で護摩が焚かれ炎があがる。この炎を無心に眺めていた。圧倒されて雑念が浮かんでこなかった。終わった後、外に出ると心が軽くなったように感じた。

薪は煩悩を表わし、護摩木の火は不動明王の智慧を象徴する。護摩で煩悩を焼きつくすことで、清浄な願い事を仏様へ届け、成就することを祈るものだという。

最近、やることの優先順位がつけられなくて頭の中がごちゃごちゃ。何から手を付けていいのかわからないまま、無駄に行動している感じがしていた。いったん無駄な思いを捨ててやりたいことに集中できるよう、頭の中を整理しようと思った時に、護摩焚きのことを思い出した。
近いうちに、護摩焚きを受けに行こうと思う。自分を煩わせ悩ませるもの、煩悩や雑念を焼きつくして、進むべき方向が見えるように。

#いま私にできること