雨宮大智

詩人。【リットリンク】https://lit.link/amamiya17

雨宮大智

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    最近の記事

    <A-Poem No.83>未来への道

    ただ独り 歩いてきた 明日へと続く この道を ただ独り 進んできた 未来へと向かう この道を どんな時も 理想があった 歩む僕の傍に 苦しい時も 寂しい時も どんな時であっても 進むことができたのは 続けることができたのは みんなが支えてくれたから 非力な僕を 支えてくれたから 僕は独りじゃない 本当にいろいろな人々が 僕を支えてくれた 僕を励ましてくれた ここから先へ行く 険しい道を行く 未来まではあと少し ゴールまではあと少し いま みんなの力で この

      • <A-Poem No.82>ロング・ドライブ

        目指すのは海 海までのロング・ドライブ 話すのは君 僕は大体 聞き役で 今日という日が 晴れ渡ったのは 晴れ女の君のおかげか 僕の行いが 良かったからか 目指すのは海 途中のコンビニで ちょっと休息 話すのは君 さすがに喉が 乾いたらしい 今日という日が 運命だったのは 神さまのおかげか 仏さまのご好意か こんなに君と話したのは初めて どんな沈黙もこえて こんなに楽しいデートははじめて どんな苦しみもこえて ロング・ドライブを君と 海までの長い時間を ロ

        • <A-Poem No.81>春の雨

          静かに 雨が降る 春 間近の日に 穏やかに 雨が降る もうすぐ 春が来る しとしと降る雨は まるでピアノ曲のよう 静かに穏やかに 曲を奏でている 神さまのピアノは 雨の調べにのせて 仏さまのドラムは 雨だれのビートにのせて 雪を融かす雨は いつまでも 降り続ける 静かに 雨が降る 電車路の横を通って 穏やかに 雨が降る 遊園地の観覧車の上に 春の雨は 静かに穏やかに すべてを包み込む 「春の雨 あしたは晴れますか?」 僕は静かに語りかける 「春の雨 あし

          • <A-Poem No.79>天と地の理

            天と地は永遠である 太陽が巡り 夜を重ねて 歴史が刻まれる この大地と空に 旅人は行く 一歩を積み重ねて 荒野を行く 日を積み重ねて 時に人は歩を休める 「何のために旅をするのか?」 人は何のために生きるかを問う 自分自身に 傍の友に 太陽も地球も 歩を休めない それは知っているからだ 天と地の理を 賢者も歩を休めない それは知っているからだ 「人が何故生きるのか」を 「だから君よ 旅に出ないか」 天と地の理を探しに 「だから君よ 旅に出ないか」 人生の

            <A-Poem No.78>フォルムの創造

            闇から立ち上がる光が 影の中に形を見つける 形をつくることは 意味を見つけること 形をつくることは 洗練させること 混沌から全てを生み出すのだ イザナギ神とイザナミ神のように 混沌から全てを生み出すのだ そこにフォルムが生まれる 全ての意味が生まれる 型にこだわること 型に惑わされないこと 言葉ではない世界 姿形の世界が 今 生まれた 太陽の沈んだ時に 夕闇の中から ひとつのフォルムが生まれた イメージを抱いて 創造してゆく 全てが 今 生まれたのだ

            <A-Poem No.75>旅人よ、どこへ行く

            暗い闇から僕たちは ようやく抜け出せそうだ これから世界は すべて復活に向かうのだろう 失った命も 失った心も 肌をふれ合わせ 心を通わせて 君との距離も 少しずつ 少しずつ 縮んでいく 密になり 触れ合って 匂いを嗅ぎ キスをして 本当の愛を取り戻す そんな日が もうすぐやってくる 三つの年が終わり 新しい世界が生まれる 「旅人よ、どこへ行く?」 「これからの世界を見つけに」 ならば共に行こう 世界の復活に向かって

            初めまして、雨宮大智です。

            このサイトでは、主にポエムを綴っていきたいと考えております。 みなさん、どうぞ宜しくお願い申し上げます。