雨宮大智

詩人。2005年、ブログに詩を綴り始めたのが、僕の詩業のはじまりでした。それ以降、およ…

雨宮大智

詩人。2005年、ブログに詩を綴り始めたのが、僕の詩業のはじまりでした。それ以降、およそ19年の間に作った詩集は10冊。現在10冊目の詩集『詩集 世界を詠む』を、Amazonさんにて好評予約販売中。【統合サイト】https://amamiya-taichi.com/

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僕がポエムを書く理由

 2005年、ラジオから流れてきた何気ない放送で、僕は「ブログ」を初めて知りました。そのブログにポエムを投稿し始めてから、今年で18年。毎日のようにポエムを投稿してきました。現在はブログだけでなく、X / Twitterやこのnoteにも投稿をしております。  具体的に、このnoteには「中編詩」と僕が分類している24行ほどのポエムを掲載しております。X / Twitterでは、これとは別に「短編詩」として140文字位の詩を掲載しております。  2023年7月20日(木)、

    • 【中編詩】大地と共に

      この大地に生きる 土と暮らし 雨と泳ぐ この大空に生きる 風に吹かれ 太陽を浴びる 日々の暮らしが 大地と共にあり 日々の営みが 大空と共にある インターネットの架空の中では 名前だけが点滅し アスファルトの街の中には 熱波だけがこもる いのちをつなぐ供物を食べる 食物連鎖の極にあるのに ポテチを食べ コークを飲み ジャンクフードの迷路の中で 明日への出口を探す この大地に還るまで この大空に還るまで 都市の迷宮を踏破し もう一度大地へと 大地と共に生き

      • 第10詩集『詩集 世界を詠む』予約発売

        2024年7月14日(日)、拙著『詩集 世界を詠む』が、Amazonさんより発売になります。 この本は、わたくし雨宮大智が2023年5月から2024年6月までの約1カ年の間にXさん(旧Twitterさん)に綴ったポエムをまとめたものです。この詩集は僕の1カ年間の記録であり、一年の総決算でもあります。 140字前後からなるこの詩を、僕は「短編詩」と名づけており、このnote.comさんに掲載している「中編詩」と区別しております。中編詩は24〜26行からなり週末の投稿、短編詩

        • 【中編詩】プロの矜持

          前よりも 良くなくてはならない クオリティを下げてはならない 自分の眼が合格ライン それがプロの矜持 自分で決めるしかない ミスを決して見逃さない そうやって作るからこそ 良いものが出来る 「知らなければ良かった」ではなく 「知っているから分かった」 知ることを恐れずに 無知を恐れよ 幾つもの創作の山を越えてきた 幾つもの失敗の海を越えてきた だからこそ 判るものがある 数をこなして 初めて判る 「昨日よりも 良いものが作れるだろうか」 「前回を超えるものを 

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        • エッセイ
          3本

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          【中編詩】週末のメニューはカレー

          今日は金曜日 夕食のメニューはカレー 「おばあちゃんの秘伝なんだ」 今日のシェフは僕 週末がやってくると カレーが食べたくなる 今日は日曜日 ブランチのメニューはロールパン 「行きつけの店のとびきりなんだ」 今日の買い出しは僕 週末がやってくると ロールパンが食べたくなる もし 新しい家庭を持って 新しい家族が出来たなら ずっと 続けて行けるだろうか 週末の定番メニュー もし 君に伝えることが出来たなら 僕らはきっと結婚できるだろう そして 温かい家庭を持っ

          【中編詩】週末のメニューはカレー

          【中編詩】ことばを集めて

          ことばを集めて 詩を創る それは積み木に似ている 高く積めば積むほどに 崩れやすくなる だから ひとつひとつ気を遣い 細心の注意を払って詩を創る ことばを重ねて歌にする 発せられた言葉は 音楽に似ている ひとつふたつと 重ねるほどに 分かりにくくなる だから 一音一音 気を遣い 心を澄ませて歌を創る 時として人は 正義を忘れてしまう 時として人は 道理を見失ってしまう だから「ことば」に注意を払って 積まれた「ことば」はポエムになる だから「ことば」に注意を払

          【中編詩】ことばを集めて

          【中編詩】レインボー計画

          雨の後の虹 あの空のように 濡れた街に 虹が架かる ケンカの後の握手 あの頃のように 荒れた心に 虹が架かる レインボー計画は 仲直りの作戦 雨後の虹のように 君と僕を繋いで レインボー計画は みんなの想い 「雨が止んで、虹がかかりますように」 「君と僕が、うまく行きますように」 雨は必ず上がる 君はきっとほほえむ だから 虹を見るために てるてる坊主をぶら下げて 君との仲直りの握手を 大きな虹を見ながら 雨は必ず降る そして 雨は必ず止む 虹の前には

          【中編詩】レインボー計画

          【中編詩】楽園をめざして

          どこかに有るという 夢の叶う島が いつか行きたいと願う この世の最果ての島 それはテーマパークではない それは理想郷である ニライカナイのように この世の楽園があるらしい そのパラダイスをめざして 僕は今日も詩を綴る いつか辿り着けるだろうか そのドリーム・ランドへ どんな願いも叶う島に 喜びに溢れた島に その島に行くことをめざして 僕は今日も詩を綴る いつか その楽園に辿り着くまで いつか 力尽きて迎えがくるまで 日々の務めを果たし 日々 精進を重ね 人

          【中編詩】楽園をめざして

          小説本『恋カメラ』発売予告

           この度、Amazonさんより、新作小説を発売することになりました。  この『恋カメラ』という小説は、2022年8月から2023年の10月にわたり、「カクヨム」さんに連載していた作品です。この作品を、この度紙の本として発売いたします。  主人公「宮島 カナタ」は、高校1年生の冬にカメラと出会います。そこから恋物語がはじまるのです。「芸術」とは何か。「働くこと」とは何か。カナタの生きる道を、丹念に描いた小説作品となっております。 2024年5月30日(木)、正規発売開始。

          小説本『恋カメラ』発売予告

          【中編詩】青い鳥をさがすなら

          どこにいるのか 幸福の青い鳥よ 探しても見つからない そんな時は カフェオレを一杯 甘く淹れたカフェオレを 両手で包み込んで どこにいるのか 僕のシンデレラよ 探しても見つからない そんな時は クッキーを一枚 コンビニで買ったクッキーを 一口かじりながら 大好きな歌を聴こう CDコンポを立ち上げて 大好きな絵を見よう 厚い図録をひもといて どこか遠くを探すより 近くを探してみよう 幸福へと到る道は ひとつでは無い 青い鳥はネットから消えてしまった 今は 何

          【中編詩】青い鳥をさがすなら

          【中編詩】真実の言葉

          僕は記憶を信じていない 忘れやすい性格だから 僕は記録を信じていない 書き換えやすい状態だから では 何を信じるのか 僕は「真実の言葉」を信じる ウソのない言葉を 偽りのない言葉を それは誓いである それは約束である その時人は 神さまに誓う その時人は 仏さまに誓う 永遠の愛を 全てのものへの感謝を 言葉という音波にして この世界と共振させる もし 君が真実の言葉を くれるというならば 僕は 何を返そうか 君に何をプレゼントしようか それを今から考えよう

          【中編詩】真実の言葉

          【中編詩】ウソという海水

          乾いた喉を潤す水は 命をつなぐ為に必要で 乾いた心を潤す水は 未来を生む為に必要で 海水をいくら飲んでも 乾きは癒されない 真水でしか 人は生きられない それはウソと真実に似ている この地球の多くは 海に覆われている それはウソの海水だ それはまやかしの水だ ウソの海水をいくら飲んでも 乾きは癒されない 真実の真水こそ 人間には 必要なのだ しかし 時として人は フィクションの海原へ出航する はるか遠い陸地を目ざす 理想という船に乗って その時 人は 想像

          【中編詩】ウソという海水

          【中編詩】ベストを尽くして

          ベストを尽くして 天命を待つ できるだけのことは やった 「いつも全力で走るから たまには休みが必要だね」と 君が言うから 今日は仕事を休みにした 成功するかどうか フタを開けてみなければ 分からないのだけれど それでも 希望だけは残して ベストを尽くして 天命を待つ できるだけのことは やった 「いつも君がいるから どこにいても安心だね」と 僕が言ったら 君は嬉しそうに頷いた 成功するかどうか はじめてみなければ 分からないのだけれど それでも 選択肢だけ

          【中編詩】ベストを尽くして

          【中編詩】パソコンに頼ってしまう

          どんな漢字か忘れた時 パソコンに頼ってしまう Ai 隆盛の世の中だから その位は仕方ないのだろうか 一文字一文字を書いてゆくことや キレイな文字を書くことは 重要な仕事では 無いのだろうか 心を込めた手紙や ブルー・ブラックの万年筆 パソコンに頼ってもいい 心が伝わるのならば いくらAiが隆盛しても 最初の入力が大事となる 何を尋ねたいのかや どう描くのかは やはり人間が決める 人間の心が決める だからなのだろう いつの世も 人の心が大事なのだ パソコンに

          【中編詩】パソコンに頼ってしまう

          【中編詩】幸福主義

          ひとつひとつに 想いを込めてつくる 大量生産では できない風味 これからの未来も そうなのだろう 画一化された 未来予想図ではなく 個人個人の目的や 目標とするものを ひとつひとつ 想いを込めてつくる 未来は一様ではない 個人の幸福が集合した未来は なんと多様なのだろう なんと美しいのだろう 一人ひとりが大事なのだ 未来をつくるのは機械ではない 未来はインターネットからはじまる それを「幸福主義」と呼ぼう 多様なニーズが未来をつくる 一人ひとりが発信者とな

          【中編詩】幸福主義

          【中編詩】良書と恋

          もし君が 道に迷ったら 分かるところまで 引き返すと良い 自分の失敗を悔いて 悩んでいるのなら 素直に謝れば良い 少し 勇気が要るけれど もし君が 人生に迷ったら もう一度 選び直すと良い 何が好きで 何が嫌いか 悩んでいるのなら ウソをつくことをやめて 少し 努力が要るけれど 道案内をしてくれる人が どうしても見つからない時には 古典をあたると良い 昔 学校で習った本を 道案内をしてくれる人が どうしても見つからない時には 「君の心が動くこと」を信じれば良

          【中編詩】良書と恋