雨宮大智

詩人。2005年、ブログに詩を綴り始めたのが、僕の詩業のはじまりでした。それ以降、およ…

雨宮大智

詩人。2005年、ブログに詩を綴り始めたのが、僕の詩業のはじまりでした。それ以降、およそ19年の間に作った詩集は10冊。現在10冊目の詩集『詩集 世界を詠む』を、Amazonさんにて好評販売中。【統合サイト】https://mr-creator.com/

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記事一覧

【中編詩】ひとつの石

いま ここに生きることに 意味をさがす いま ここに生きることを 誇りに思う すべてのものには意味がある 無意味なものなど どこにもない たとえば この「ひとつの…

雨宮大智
3日前
8

【中編詩】歌の世界

君がうたう歌は どこまでも清く 岩清水のように 涼やかで 濁りなく ボクらを癒してくれる ボクらを包んでくれる 君がうたう歌は どこまでも透明で 大空のかけらのよう…

雨宮大智
10日前
10

【中編詩】宵闇のファンタジア

いつからか この世には ファンタジーの世界が存在し 剣と魔法の冒険譚 宵闇のファンタジア そんな世界へと僕たちは 剣と弓 持て馳せ参じ 今日も魔物たちと戦う ファン…

雨宮大智
2週間前
14

【中編詩】今日の占い

今日 占いをしてみた あなたの誕生日占い 射手座だから 元気なんだね、とか 知性にすぐれた 星回りなんだね、とか 占いの先生は言っていた あなたのことを褒めていた …

雨宮大智
3週間前
8

【中編詩】若人よ、夢を見よ!

多くの人が夢に見る 宇宙への壮大な旅を 多くの人が夢に見る 地球を外から眺めることを いつか僕たちの子孫が この太陽系を離れたら そんな夢物語でも いつか現実になる…

雨宮大智
1か月前
16

【中編詩】日常を離れて

日常を離れて 今日は旅に出よう 日々の暮らしを見直す 良い機会となるだろう 日々を重ねていくことが 生きることならば 今日は少しだけ いつもと違うことを それが出発…

雨宮大智
1か月前
15

【中編詩】あの店へ

この仕事が終わったら あのカフェへ行こう 僕の行きつけの店 あの街角のカフェへ この夜が終わったら あの店へ行こう 徹夜明けでもいい モーニングを食べに 僕らはいく…

雨宮大智
1か月前
9

【中編詩】ひとりきりの夜

誰からのメールもこない 誰からの電話もこない ひとりきりの夜 夜は長くて 誰のためでもない 誰のせいでもない ひとりだけの夢 ひとつだけの想い 自分で決めたことだか…

雨宮大智
1か月前
11

【中編詩】人生の歌

みんなのために いま 立ち上がろう 苦しくとも 愉しい人生を 自分が 自分らしくある人生を かち取るために いま 立ち上がろう 自分の足で立ち 自分の手で生きてゆく…

雨宮大智
2か月前
10

【中編詩】新しい道

新しい道を行く これまでとは違う 新たなる道を 新しい道を行く これまでと分かれた 新たなる道を 全てが新しく 目と心をうばう 全てに溢れる 気力とスタミナ 「新し…

雨宮大智
2か月前
5

【中編詩】大地と共に

この大地に生きる 土と暮らし 雨と泳ぐ この大空に生きる 風に吹かれ 太陽を浴びる 日々の暮らしが 大地と共にあり 日々の営みが 大空と共にある インターネットの架…

雨宮大智
2か月前
11

第10詩集『詩集 世界を詠む』予約発売

2024年7月14日(日)、拙著『詩集 世界を詠む』が、Amazonさんより発売になります。 この本は、わたくし雨宮大智が2023年5月から2024年6月までの約1カ年の間にXさん…

雨宮大智
2か月前
14

【中編詩】プロの矜持

前よりも 良くなくてはならない クオリティを下げてはならない 自分の眼が合格ライン それがプロの矜持 自分で決めるしかない ミスを決して見逃さない そうやって作る…

雨宮大智
2か月前
7

【中編詩】週末のメニューはカレー

今日は金曜日 夕食のメニューはカレー 「おばあちゃんの秘伝なんだ」 今日のシェフは僕 週末がやってくると カレーが食べたくなる 今日は日曜日 ブランチのメニューはロ…

雨宮大智
2か月前
11

【中編詩】ことばを集めて

ことばを集めて 詩を創る それは積み木に似ている 高く積めば積むほどに 崩れやすくなる だから ひとつひとつ気を遣い 細心の注意を払って詩を創る ことばを重ねて歌…

雨宮大智
3か月前
12

【中編詩】レインボー計画

雨の後の虹 あの空のように 濡れた街に 虹が架かる ケンカの後の握手 あの頃のように 荒れた心に 虹が架かる レインボー計画は 仲直りの作戦 雨後の虹のように 君と僕…

雨宮大智
3か月前
11
【中編詩】ひとつの石

【中編詩】ひとつの石

いま ここに生きることに
意味をさがす

いま ここに生きることを
誇りに思う

すべてのものには意味がある
無意味なものなど どこにもない

たとえば この「ひとつの石」に
君は何を見るだろうか

君はその時に気づく
「この石は落ちたがっている」と

「上に放ると石は落ちたがる」
君は路傍の石に

地球に遍く
万有引力の法則を見る

すべてのものには 意味がある
無意味なものなど どこにもない

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【中編詩】歌の世界

【中編詩】歌の世界

君がうたう歌は
どこまでも清く

岩清水のように
涼やかで 濁りなく

ボクらを癒してくれる
ボクらを包んでくれる

君がうたう歌は
どこまでも透明で

大空のかけらのように
さわやかで よどみなく

ボクらを愛してくれる
ボクらを支えてくれる

今、歌を唄おう!
大きく息をすいこんで

今、歌を唄おう!
力の限り大声で

どうやらボクたちは
辿り着いてしまった

歌がすべてを
形づくる世界に

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【中編詩】宵闇のファンタジア

【中編詩】宵闇のファンタジア

いつからか この世には
ファンタジーの世界が存在し

剣と魔法の冒険譚
宵闇のファンタジア

そんな世界へと僕たちは
剣と弓 持て馳せ参じ

今日も魔物たちと戦う
ファンタジーの世界で

「そんなもの 在りはしない」
「すべて 夢まぼろしだ」

大人たちは云う
「ネットに引きこもるからだ」

それでもい
一晩だけ英雄になろう

この夜が白むまで
今日の仲間と戦い

世界を救うのだ
虚無の魔物から

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【中編詩】今日の占い

【中編詩】今日の占い

今日 占いをしてみた
あなたの誕生日占い

射手座だから
元気なんだね、とか

知性にすぐれた
星回りなんだね、とか

占いの先生は言っていた
あなたのことを褒めていた

今日 占いをしてみた
駅前のタロット占い

ラバーズだから
恋しいんだね、とか

問題多発な
運気なんだね、とか

占いの先生は言っていた
私のことを褒めていた

問題が起きたら占ってもらう
それが私の趣味だから

問題を解決す

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【中編詩】若人よ、夢を見よ!

【中編詩】若人よ、夢を見よ!

多くの人が夢に見る
宇宙への壮大な旅を

多くの人が夢に見る
地球を外から眺めることを

いつか僕たちの子孫が
この太陽系を離れたら

そんな夢物語でも
いつか現実になるだろう

多くの人が夢に見る
この世から戦争がなくなることを

多くの人が夢に見る
人種を超えた平和な世界を

いつか僕たちの子孫が
この世界を刷新したら

そんな夢物語でも
いつか現実となるだろう

若人よ、夢を見よ!
大きな大

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【中編詩】日常を離れて

【中編詩】日常を離れて

日常を離れて
今日は旅に出よう

日々の暮らしを見直す
良い機会となるだろう

日々を重ねていくことが
生きることならば

今日は少しだけ
いつもと違うことを

それが出発点になる
新しい自分を探して

日常を離れて
今日は海へ行こう

日々の雑事を忘れて
今日だけはのんびりしよう

今日は少しだけ
自分にご褒美を

それがゴールになる
達成した目標を讃えよう

今日と昨日が違うのは
僕に記憶があ

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【中編詩】あの店へ

【中編詩】あの店へ

この仕事が終わったら
あのカフェへ行こう

僕の行きつけの店
あの街角のカフェへ

この夜が終わったら
あの店へ行こう

徹夜明けでもいい
モーニングを食べに

僕らはいくつかの店の
常連となり 日々を重ねる

そんな店をいくつ持てるかが
人生の成果だという

あの店へ行こう
あのカフェへ行こう

この仕事が終わったら
この夜が明けたなら

それは人生の宝であり
良き日々の語り手である

あの店へ

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【中編詩】ひとりきりの夜

【中編詩】ひとりきりの夜

誰からのメールもこない
誰からの電話もこない

ひとりきりの夜
夜は長くて

誰のためでもない
誰のせいでもない

ひとりだけの夢
ひとつだけの想い

自分で決めたことだから
最後まで続けて行きたい

「人に迷惑をかけてまで
 それを貫きたいのか」

誰からの手紙もこない
誰からの連絡もこない

ひとりだけの夜
空は白んで

誰のためでもない
誰のせいでもない

ことばだけの誓い
こころだけの想い

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【中編詩】人生の歌

【中編詩】人生の歌

みんなのために
いま 立ち上がろう

苦しくとも 愉しい人生を
自分が 自分らしくある人生を

かち取るために
いま 立ち上がろう

自分の足で立ち
自分の手で生きてゆく

そのためには
いま 気づくことが大事

誰かのための歌ではなく
自分のための歌をつくろう

それが みんなのためになる
「僕だけの歌」が「僕たちの歌」になる

自分らしい人生を
自分だけの人生を

それを生きる時
その人生は人

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【中編詩】新しい道

【中編詩】新しい道

新しい道を行く
これまでとは違う 新たなる道を

新しい道を行く
これまでと分かれた 新たなる道を

全てが新しく
目と心をうばう

全てに溢れる
気力とスタミナ

「新しい」ということは
形にとらわれないこと

「新鮮」ということは
みずみずしい感性だということ

何をするにも
前例がない

何をするにも
抵抗がない

失敗したっていい
勢いが重要だ

何にでもトライする
やる気だけが必要だ

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【中編詩】大地と共に

【中編詩】大地と共に

この大地に生きる
土と暮らし 雨と泳ぐ

この大空に生きる
風に吹かれ 太陽を浴びる

日々の暮らしが
大地と共にあり

日々の営みが
大空と共にある

インターネットの架空の中では
名前だけが点滅し

アスファルトの街の中には
熱波だけがこもる

いのちをつなぐ供物を食べる
食物連鎖の極にあるのに

ポテチを食べ
コークを飲み

ジャンクフードの迷路の中で
明日への出口を探す

この大地に還るま

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第10詩集『詩集 世界を詠む』予約発売

第10詩集『詩集 世界を詠む』予約発売

2024年7月14日(日)、拙著『詩集 世界を詠む』が、Amazonさんより発売になります。

この本は、わたくし雨宮大智が2023年5月から2024年6月までの約1カ年の間にXさん(旧Twitterさん)に綴ったポエムをまとめたものです。この詩集は僕の1カ年間の記録であり、一年の総決算でもあります。

140字前後からなるこの詩を、僕は「短編詩」と名づけており、このnote.comさんに掲載して

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【中編詩】プロの矜持

【中編詩】プロの矜持

前よりも 良くなくてはならない
クオリティを下げてはならない

自分の眼が合格ライン
それがプロの矜持

自分で決めるしかない
ミスを決して見逃さない

そうやって作るからこそ
良いものが出来る

「知らなければ良かった」ではなく
「知っているから分かった」

知ることを恐れずに
無知を恐れよ

幾つもの創作の山を越えてきた
幾つもの失敗の海を越えてきた

だからこそ 判るものがある
数をこなして

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【中編詩】週末のメニューはカレー

【中編詩】週末のメニューはカレー

今日は金曜日
夕食のメニューはカレー

「おばあちゃんの秘伝なんだ」
今日のシェフは僕

週末がやってくると
カレーが食べたくなる

今日は日曜日
ブランチのメニューはロールパン

「行きつけの店のとびきりなんだ」
今日の買い出しは僕

週末がやってくると
ロールパンが食べたくなる

もし 新しい家庭を持って
新しい家族が出来たなら

ずっと 続けて行けるだろうか
週末の定番メニュー

もし 君に

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【中編詩】ことばを集めて

【中編詩】ことばを集めて

ことばを集めて 詩を創る
それは積み木に似ている

高く積めば積むほどに
崩れやすくなる

だから ひとつひとつ気を遣い
細心の注意を払って詩を創る

ことばを重ねて歌にする
発せられた言葉は 音楽に似ている

ひとつふたつと 重ねるほどに
分かりにくくなる

だから 一音一音 気を遣い
心を澄ませて歌を創る

時として人は 正義を忘れてしまう
時として人は 道理を見失ってしまう

だから「ことば

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【中編詩】レインボー計画

【中編詩】レインボー計画

雨の後の虹
あの空のように

濡れた街に
虹が架かる

ケンカの後の握手
あの頃のように

荒れた心に
虹が架かる

レインボー計画は
仲直りの作戦

雨後の虹のように
君と僕を繋いで

レインボー計画は
みんなの想い

「雨が止んで、虹がかかりますように」
「君と僕が、うまく行きますように」

雨は必ず上がる
君はきっとほほえむ

だから 虹を見るために
てるてる坊主をぶら下げて

君との仲直り

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