K.Nishi

気の向くときに詩やエッセイを書いています お出かけの時はよく写真を撮っています

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あの頃にはもう戻れない【エッセイ】

初めて同窓会に行ってきた。 大学時代に所属していたサークルの同期たちとの会で、卒業以来6年ぶりの再会となる。出会ってからは実に10年になる。 場所は学生時代によく行っていたガード下の居酒屋。店内に入るとあの頃とほとんど変わっていなくて懐かしくなる。 6年ぶりの再会だけど、外見や中身は思ってたよりも変わっていなくて、学生時代を共に過ごしたあの頃が懐かしかった。 でも あの頃にはもう戻れない 場所は同じなのに、参加しているメンバーも同じなのに、会話は大学卒業後6年間の人生

    • 青い空と青い海【詩】

      都会の雑多に揉まれて汚れてしまった私のこころ それを綺麗にしてくれる青い空 社会の厳しさに打ちひしがれて灰色になった私のこころ それを晴らしてくれる青い海 いつも何かあると都会から離れて 青い空と青い海を見る 圧力を受けながら過ごさなければならない私の日常 たまには風に吹かれて身を任せてもいいよね 雑念を溜めながら過ごさなければならない私の日常 たまには波の音を聞いて壊してもいいよね 青い空と青い海は本当の私に戻してくれる 003

      • 改札【詩】

        ピッ ピッ ピッ ICカードかざしてホームに向かう通勤客 「今日も一日頑張ろう!」と明るい気持ちで通過する人がいれば 「今日もしんどいな~」と暗い気持ちで通過していく人もいる ピッ ピッ ピッ ICカードかざして駅を出る通学生 「今日も友だちに会えるな」とはしゃぐ気持ちで学校に行く人がいれば 「今日も怖い先生に怒られるのかな」と憂鬱な気持ちで学校に行く人もいる 改札は様々な人の様々な気持ちが交差する ピッ! 改札を過ぎた先に会いたい人がそこにいる ・・ピッ・・ 愛する

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          桜あれこれ【写真集】

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        あの頃にはもう戻れない【エッセイ】

          東京タワー【詩】

          新たな道へ進みに東京へやってくる人 新たな夢を掴みに東京へやってくる人 そんな人たちを東京タワーは 温かく迎えてくれる 夢に破れて失意の気持ちで東京を去る人 社会に疲れて癒やしを求めに東京を去る人 そんな人たちを東京タワーは 心配そうに送り出してくれる どんなときにどんな気持ちであっても 東京タワーは私たちに寄り添ってくれる 001 先週旅行で東京に行ったのですが、新幹線から見える東京タワーは自分が東京に来たことを認識させてくれます。帰りの新幹線から見える東京タワ

          東京タワー【詩】