君が与えてくれたもの

君から僕は多くのものをもらった

微笑みや温もりや愛、などなど

歯のうくワードが続くけど、真実だ

僕は君からそういうものをもらった

そんな君に僕は何かを与えることができただろうか

君からもらったものと同質な何かを

君に与えることはできただろうか

それはきっと成し遂げられていない

なぜなら僕は今、君が惜しくてたまらない

あれからたくさんの人と出会ったけれど

今でも僕は君が惜しくてたまらない

この持っていきどころのないやりきれなさを

僕はどうすることも出来ないままでいる

すべてはタイミングだった

あの頃の僕は君の優しさを受け入れられるほどの強さがなかった

僕は死ぬのに慣れていて、世界を欺く真っ最中で

今思えば、目も当てられないほどの不甲斐なさ

けれど当時の僕はあれが最善だと思っていた

ああああ!!

タイミングが違ったら

例えば、今、君と出合えたならば

僕は君からもらったものと同質のものを与えることができる

君が湛えた涙を拭うことだってできる

君のことを質問したり、僕のことを話したりできる

君の微笑のためなら何だってできる

僕は君に「ごめん」を100回くらい

「ありがとう」を200回くらい伝えたい

人が生きる意味

それは君が僕に与えてくれたこと

僕が君に与えたいと思っていること

そばにいてほしい人のそばへ行くこと

君が忘れ去られることは決してない