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ポジティブ思考からの卒業

ちいさな悩みをポジティブに変換して、なかったことにしちゃうの卒業しよう。

「でも、しあわせだし。」
「特に、問題あるわけじゃないし。」
「ほんとうは、大丈夫なんだけどね。」
「病んでるわけじゃないし」

...

ほんとうは、家族のこと、仕事のこと、パートナーのこと、ともだちのこと、キャリアのこと、「このままでいいのかな?」とか、違和感がすこしでもあるのに、見ないふりしちゃう。

前向きに生きることはたいせつだけど、違和感にふたして、ポジティブな部分だけみるのは、自分に誠実じゃない。

「全部持ってて、しあわせ」と言うときは、なにかに、ふたしてる可能性があるかも。

深い深い内側の旅をしたって、そういう強がり思考もっちゃうことあるくらいだから。

見ないふりしたものを見ることって、怖いと感じるかもしれないけど、近寄ってみると大したことなくて、みてあげることは、ほんとうにやさしいことなんだ。



見ないふりしたものは、かならず、どこかで現実の世界にあらわれる。

外側の世界は自分の内側の投影だから。

突然仕事でポジションから外されたり、からだに不調として現れたり、お別れがやってきたり。

なにかあったときに、はっとして気づくのも、そのひとにとって必要なプロセスだと思うけど、そろそろ、そのパターン卒業するときがきてるかもね。

同じパターンをやめるのは、思考だけ、意志だけのちからでできない部分もあるの。

これは、学生のときから、とにかく自分らしく生きたくて、自己啓発本や哲学、心理学の本を読んでは、自分の思考・行動パターンを自分の意思でなんとか変えようとしてきたけど、なにをしても根っこが変わらなかった経験から、はっきり言える。

やっぱり自分ではさわれない領域があって、ほんとうにその深いところから変える必要がある。



よりよく生きたかったら、ちゃんと向き合おう。
伴走者のちからも、借りよう。頼ることは、勇気だよ。

だれだって、家族と、子どもと、パートナーと、しあわせにいい関係築きたいと思うの。

関係という名のハコのために生きるのではなく、ありのままの自分を保ったまま、お互いが自立したきもちのいい関係のなかで生きていこう。

ひとは、変えられないけれど、自分はいつだって変われるから。

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