苦手なもの

生トマトが好きではないので避けて食べるのだけれど、サンドイッチに入っていると他の具材やパンにべっとりトマト液が染み付くので、店員さんに言って

抜いてもらうようにしている。

先日もタマゴサンドを頼んだときに、トマトの有無を確認したら、店員さんが「えっ!?」と目くりくりでこちらを見る。店によってタマゴが入ってるとこと入ってないとこがあるから聞いてるんだけれど、「そりゃ入ってますよ」なのか「そりゃ入ってませんよー」なのかわからないが、「なんでそんなことを聞くんだ?」という風情である。うーん、とりあえずもう一度はっきり分かりやすく聞いてみようと繰り返す。

「タマゴサンドにタマゴ入ってますか?」

はっ!
何言うてんねん、わたし。

正しく言い直して、「入ってないです」と回答もいただいた。「そりゃタマゴは入ってますよね」と言ってみたがお姉さんの反応は薄く、こういうときは「たんまり入ってますよー!」と笑顔でユーモアが出る店員さんのなろうと誓った日であった。 

その後、コンビニでコピーと出力を4種類も出した。いつも何かしでかすから、釣り銭OK、出力トレイOK、コピーするものを置くところOKと心の中で指差し確認して、近くのテーブルで出力したものの整理をしていた。落ち着けばできるんだなーと思いながら、書類をカバンに入れようとした時、おにいさんが「忘れてますよー」と私の健康保険証を差し出してくれた。

私の指差し確認は全くの節穴。そして私はトマトとコンビニのコピー機がとても苦手。


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