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#1 〖 暮らしの選択を自由に。。〗

IG-FARMのインタビュー企画、遂に始動 ! !
今回は、ご実家の農家に転身された『佐野 理恵』さんです。

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Q1.いま、どんなチャレンジしてる?


じゃがいも農家にチャレンジしています!

4月から実家(愛媛県)に戻ってきました。

この段々畑で海を見ながら

働くことがすごい好きなんです。

400年守られてきた景観なんですよ。

この環境で育つのがじゃがいもだったんですけど、

手を抜くとすぐ荒れてしまうんです。

だから、作り続けなきゃいけない。

大変ですけど、好きだからやっています。


Q2.どんな未来をつくるためのチャレンジ?


田舎に住みたい人は田舎、都会に住みたい人は都会って

自分がしたい暮らしが自由に選べる未来を

作れたなと思っています。

ここはとても高齢化が進んでいる地域なんです。

ここでは仕事がないから、と若い人はみんな

外に出て行っちゃう。

でも、「若い人もこういう田舎で、仕事もできて、

暮らしもできるようになったらいいなと思ってます。

若い人が稼げるようにしたい。」

ってことができないかなと思っています。

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(画像粗いのが、WEBツールの弱点かも)


Q3.20歳だとしたら、その未来に向けて何する?


いろんな免許を取ろうと思います。

例えば、海がすぐそこなので、船舶免許とか。

ここで魚も取れるので、調理師の免許とか。

だから、学生の時って時間がすごいあったので、

手に職をたくさんつけることができれば良かったな

って思います。トラクターとかユンボとかも。

大学には行きたいな。外に出たからこそ、

この場所に戻ってきたくなったんです。

そのきっかけは大学だったから。

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Q4.あなたの知っている素敵な人は?


大阪の商店街の○○屋さんです。

○○屋さんの他に、□□屋さんとか△△屋さんとか

いっぱい色んなことやっていて、

○○屋さんは100年企業なんです。

実家に帰ってくる前、

社会人大学院に行っていた頃の同期です。

『家訓』を研究していて、私も、

この地域を守りたいとか、畑をやりたいとか、

そんなのがあって。

義平さんも、企業を守るにはどうすればって

考えている人で、素敵な人ですね。


Q5.いまの仕事の感想は?


今まではやっている人を応援する側だったけど、

自分の暮らしをどうするのかっていうのを

まさにつくっている感じです。

将来、これが田舎暮らしのロールモデルになったら、

また若い人の応援に回ることができるかも知れない。

今はみんなに応援してってお願いする方です。

あと、とにかく暑い、体力勝負なので、

体が資本だなと本当に思います。

だから大事にしなきゃなと思います。

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Q6.誰かからの支援を受けていますか?


公的機関の支援は受けてないです。

でも、関西にいたときに、一緒に仕事していた人が

結構みんなじゃがいもを買って

お客さんになってくれています。

関西の時の人脈ってすごく有難いし、

助けてもらっているなと思います。


Q7.田舎の暮らしで大切にしていることは?


自然に逆らわない。

「有難い、嬉しい、幸せだな」と思うことが、

すごく単純なことにでもそう思うようになりました。

魚がきたら捕って食べて、種を植えて野菜を育て食べて

実家に戻ってきてから、雨がしばらく降らなくて、

雨乞いをしたくなるくらい、雨が待ち遠しかったです。

こんな気持ち初めてって感じです。

自然と対話する感じ、そういうのを大事にしています。

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ありがとうございました!

IG-FARMから素敵な輪が繋がり始めました。


ここからは個人的な感想です。

田舎で若い人が稼げるようになったら、

どのくらいの人が田舎に残るんでしょうね、、

田舎で育つと都会のキラキラ感というか、

やっぱりどうしても憧れを持つ人多いと思うんですよ。

でも田舎が好きで、

ずっと田舎で暮らしたいと思っている人も

絶対いるはずで、私は断然田舎派なので。

だからこの方の取り組みが、未来の若者たちにとって

光になってくれるだろうなと感じました。


自然と共生するっていいですよね。

生活の中でやっぱり切れないものだから。


いつか私も愛媛に足を運びたいですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました!


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佐野理恵さん(2020/6/17)


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