人生の決断はそんなもん
4月4日月曜日。ようやく病院に行ける!!
フットサルで怪我をして、2日が経過していました。足がズキズキして、まともに歩けない状態。夜は痛みで眠れず、消耗する毎日を送っていました。
運が良かったことに家の近くに小さな整形外科があり、片足立ちでけんけんしながら、病院に向かった。やはり、ひとり暮らしで怪我をしてしまうと頼れる人が近くにいないから困ってしまう。自分は人より体が丈夫な方だと思って生活していたから、怪我をした時のことを考えたことはなかった。反省、反省。
いつもなら徒歩1分ほどで行ける整形外科だが、片足だと遠く感じる。整形外科に到着した時には、大冒険をした後の気持ちがした。すぐに整形外科で松葉杖を貸してもらい、ようやく安心することができた。あたりまえに歩けることの素晴らしさをその時感じた。
朝すぐに行ったのですぐに診察してもらえた。怪我をした経緯を伝えて、触診とエコーをしてもらうと「ああー、アキレス腱断裂だね」「やっちゃたね!」と言われた。自分も覚悟はしていたので、なぜか落ち着いてはいた。アキレス腱断裂は、スポーツ選手がよくなる怪我でリハビリ期間が長い印象。まさか、自分がなるとは思ってもいなかった。診察してもらった整形外科は小さかったので、診てもらった先生に紹介状を書いてもらい大きい病院に行くことになった。
湿布や包帯で足を固定してもらったので、足がだいぶ楽になった。その整形外科では、松葉杖の歩き方のレクチャーやタクシーを呼んでもらったりしたので、本当に助かった。松葉杖を返しに来るときにお礼を言おう。
タクシーが5分ほどで到着し、最寄り駅近くにある総合病院に着いた。
月曜日だけど、割と空いていたため、すぐに診察してもらえたが、そこでも「アキレス腱断裂」と診断された。
「手術療法か保存療法があるけど、どちらが良い???」
アキレス腱断裂は確実な治療法が定まってないらしい。両方のメリット、デメリットを説明してもらった。手術療法の方がアキレス腱の再断裂が起こりにくいらしいことから、手術をすることに決めた!
「もし、今日手術室空いてたら手術しちゃおっか」
なるべく早く治療したほうがアキレス腱にも良いらしい。
「手術をする決断はしたけど、心の準備がまだできてないです。今11:00。手術は15:00。あと4時間しかないやん。」
心の中ではそう叫んでいた。
そんなこんなで、スピード手術が決まった。
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