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滋賀県守山市の最高イベントでダイジェストムービーを 作った話・その二


出張撮影は事前準備が全ての鍵になってくる

ビデオに限らずカメラマンは大抵そうですが、出張時の持ち物の厳選と減量にはとても気を回します。マストのものを中心に。無くしてもいい程度の曖昧なものは逆に迷惑のため持ち歩かない。とにかくフットワークを軽くするためにも最低限とちょっとの予備を、と考えています。今回もメンバーを厳選しました。

厳選した持ち物さんたち

  • ビデオカメラ2台(定点用と手持ち用)

  • 三脚(ビデオ雲台がついてるビデオ三脚がいい)

  • 編集用のノートPC(VAIO)

  • SDカードなど必須周辺アイテム

  • 自分自身の名刺入れなども忘れずに

  • 今回はフルハイビジョンで撮るお約束をしていたので、それに対応する手持ちカメラと記録カメラに必要なSDカードを選定(書き込み速度やクラスも重視)、使う順番を書いておいたマスキングテープを貼るなどして管理しやすい状態を作っておきます。

  • 服装はバッテリー充電の取り回しなど、先々の行動を考えたものがオススメです。この日はTシャツが支給いただけるのがわかっていたので、それに合わせてシンプルなトップスにジーンズ、ウェストポーチ。ウェストポーチは予備バッテリーや予備SDカードを収納できるのでかなりお役立ちです。

  • そして、万一に備えiPhoneなどスマートフォンは必携。最悪カメラが使用不能という状況になった時、救世主になってくれます。画質設定も最適なものにしておきます。

  • 細かなものなどもよくなくしそうなので私の場合、持ち物全てをiPhoneの純正アプリでリマインダーというものにリストアップしました。例えばこんなものも入っています。
    ・SDカードリーダー
    ・レンズキャップ
    ・バッテリー( 個数はもちろん手持ち用・定点予備など使い分けも確認)
    ・養生テープ(長いコードを押さえるため)
    ・お財布などの貴重品(なるべく少なくすると管理しやすいです)
    この準備ができたら撮って出しダイジェストムービー用の下地などの作業です。

選曲が(割と)命

どんな素晴らしいVTRも、テーマとちぐはぐな音楽と混ざっていては感動半減です。今回は「起業家の熱量」を捉えたいので、それを前提に商用OKの音源の販売プラットフォーム「Artlist」から候補をご提案し、パワフルでアップテンポなロックテイストの曲に決まりました。

Adobe Premiere Proでのベース作り

今回はAdobe Premiere Proを使用しました。もしGlassValley EDIUSなどの即編集に向いた編集ソフトや使い慣れたソフトがあればそちらを優先しますが。当日までに何回か過去に録画した映像を元に、どのくらいの尺が必要かなどシミュレーションも行いました。
また「このプログラムはこのくらいの尺で」「ここはモノクロ加工に」などの目安もつけておくと安心度が100倍くらい上がります。もちろんダイジェストムービーは生もの、ドキュメンタリーですのであくまで目安として考えておきます。

進行表を自分で作り直して理解を深めておく

大抵のイベントではタイムテーブルがあると思います。その資料をできる限り貰っておきます。自分が動ける時間や変動しそうなところ、逆に変動できないところを見つけておくことで当日の立ち回りに大きなプラスになります。トイレに行けるタイミングや水分補給できるタイミングも確認しておきます。
また、SDカードの収録可能時間を確認しておいて差し替えるタイミングも調べておきました。

迎えた当日

来ちゃった…!

当日は笑顔と挨拶、何より自分が楽しむに限ります!スタッフもみんなも巻き込んで仲良くなれると嬉しいですし、力を貸していただくこともあります。また、進行の変更はリハや集団での会話に気をはらって敏感に察知します。わからないことは聞く勇気も必要です。私はドキドキのあまり胃がひっくり返りそうになりましたが…。(笑)できればドキドキしてきたら武者震いって言葉に置き換えちゃいましょう!
そして本番が始まります。(続く・2/3)


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