やりたくないけど、やらなきゃいけないこと、身内の遺言書作成。
身内っていうのは、
私の祖母で、
約1年がかりで
祖母の遺言書作成もしている。
とっても面倒で、
私には正直関係ないことで、
だけど
身内っていうことで
やらざるを得ない感じ、
なのが腹立たしいのだけど。
そんでもって、
そこまで労力をかけてても、
身内のことだから
給与0円ってのが、
また腹立たしいから、
そこまで苦労したことを
せめて記録に残しておこうと思った。
私自身のために。
公正証書遺言書について
結論からいうと、
自分自身で作成した遺言書を
公正証書センターっていうところへ持っていって、
そこの認証を得れれば、
誰でも作成できる。
この「公正証書センターに認めてもたったよ」
っていう証明されたやつが
公正証書遺言書になる。
遺書とか、そういう認証されないままの遺言書だと
法的な効力は持たないらしい。
あとは、50代とかで作成しても
90代まで生きてたりしたら、
内容を更新したりする必要性も出てくる場合も
ありそうだから、
ご自身で早めに作成をしようとする方は
事前に確認してた方がいい!
きっかけについて
3年ほど前に、
祖父が亡くなったとき、
アメリカに住んでいるおばへの伝達で苦労した。
おばは、戦後、アメリカに養女として渡米。
5歳ごろからアメリカに育っているため、
見た目は日本人で、
私の母にそっくりだけど、
中身は考え方も、アメリカ。
言葉が通じないので、
国際弁護士を通して
訃報と遺産分与についてやりとりをした経緯がある。
もちろん、
そのときも私が知り合いの弁護士を通して、
国際弁護士を探していただいた。
なかなか見つからず、
時間がかかったけれど、
国際弁護士を通して、
何十年か振りにアメリカのおばと
メールでやりとりできた。
そのときの経験から、
現在、祖母が元気なうちに
アメリカにいるおばにも迷惑がかからないように
遺言書を作成しておこうってことになった。
弁護士を仲介することについて
自分で作成する方向で、
書き方とかを調べてみたり
無料で相続相談できるとこも行ったけど、
結局、よくわからなかったから、
お金はだいぶかかるけど、
前回もお世話になった国際弁護士さんに
依頼することに行き着いた。
まずは、弁護士を通して
アメリカにいるおばに
祖母の遺言書作成をしようとしていることや
生前贈与の話を持ちかけた。
で、
おばの意思を確認した上で、
遺言書の作成に移る。
弁護士側の作成した下書きに
推敲を重ねた。
そして、公証センターへ下書きを送ってもらった。
公証センターと弁護士さんと
日程調整をして、
今月末に
公証センターにて
2名の弁護士立会いのもと、
遺言書作成の本人である祖母が
遺言書を実際に読み上げて、
不備なければ
正式に、公正証書遺言書として認められる。
予定。
てか、祖母本人は作成してないけどね。
いや、90歳超えてる人に
こういう遺言書の作成とかは
厳しいよ。
法律と現実が追いついていないと思った。
私の本音
とても面倒くさい。
私の場合は、
弁護士側と家族の間に
私が入って、メールでのやりとりを仲介しているから
まじ、ただの伝書バト。
本来なら、
孫にあたる私とかでなく
直接の娘、息子がやるべきだと思う。
しかし、
こういう身内のことで苦労している人は
絶対いっぱいいて、
介護とか子育てもそうだけど、
自分の家族のことだけど、
時間も労力も使っているのに
給与でないのが
当たり前っていう常識が
おかしいと思う。
のは、私だけじゃないはず。
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