趣味の手帳を資格試験に生かす
ITパスポートを受験することを決めて、人気の参考書を読み始め、早々とご褒美の手帳まで買ってしまった私でしたが、いざ始めてみると、ITパスポートの試験範囲の広さに、頭を抱えました。
ITパスポートってのは、ITについての初歩的な内容が出題され、合格すれば社会人的教養を示す程度のものだと思われているのでは? しかし、やってみたらそう簡単なものではなかったです。
IT関係者、または英語と数学、どちらかが得意な人なら、難なく合格できそうですが、わたしは40代でド文系で計算問題全くできなくて、時事についても疎い。ITにも興味なし。
IT全体像が見えないまま、参考書を読み進めるもよく分からず。
そのよく分からないままで、焦ったのは試験日約1か月前あたり。
猛烈に頑張ってやったことは、
一つの参考書をしっかり最後まで読むこと
※読んだ参考書は、前回紹介した「いちばんやさしいITパスポート」空いている時間(移動時間、食事中など)に関連するYouTube動画を理解するまで見ること
IT関係の友人たちと会話して刺激を受けること
過去問道場を毎日50問程度やること
分からない単語・用語を紙に書きだして調べる
勉強したことや、計算した問題、落書き覚書を手帳に綴じていく
そして、自分にとって大事だったのは、大好きな手帳を使うことでした。
どう使えるか?
自分の趣味をどう資格試験に融合するかを考えたのですが、結局これだ!という手法はなく、きれに手帳にまとめるなんてこともしませんでした。
日々覚えたことを殴り書きして、バブルサイズの手帳に綴じる
それだけでした。
それでも、どんどん自分の勉強の痕跡(リフィル)が手帳に溜まっていくのは満足で、もっとやろうと思えました。
試験当日は、参考書ではなく、ITパスポート用語の覚書等でいっぱいの手帳(ロロマクラシックの24mmリング)を持っていきました。試験直前も手帳をぱらぱらとめくって、頑張ったなあと思いながら復習しました。
試験は無事、合格しました。
一発合格できて、本当に良かったです。
勉強から解放されて、本当にうれしいです!
わたしにはIT系の友人が数人いたのと、資格試験の講師をやっている友人がいたのとで、質問する相手がたくさんいたのがラッキーでした。彼らとIT用語を使って会話しているのに気づくと、「おお、自分もわかってきたのか!?」と楽しくなってきましたし、職場でも勉強したことを生かす機会があり、勉強してよかったなと思うことは何度もありました。
独学はしんどいけれど、せっかく勉強の習慣がついたので、今は英語の勉強をしています。