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QUEEN名古屋ライブ

QUEEN &アダムランバートのライブに行ってきた。

家族の事情から、一時はどうなるかと思ったが、奇跡のような時間を友達ふたり楽しんだ。

ライブまでの経緯はこちら


若いころからQUEENのファンだけだったわけではない。
それが、今の職場で働き始めたころ1枚のCDをプレゼントされたことから好きになった。
さらに、なぜか息子がファンになり、極め付けが映画『ボヘミアンラプソディ』だった。

ライブに行ったことがなくても、私の思うQUEENのボーカルはフレディ・マーキュリーだ。

会場でも、フレディリスペクトのそっくりさんを4、5人見かけた。
ヒゲを描いている素敵なマダムもいた。

今回行くと決まったとき、果たして自分はそれを見てどう感じるのかが、わからなかった。

フレディのいないQUEEN、暮れの紅白は見たけれど、アダム・ランバートを見ながらフレディ・マーキュリーの幻想を求めてしまうんだろうなと思っていた。

それが、煌めくステージと、身体中が震えるようなアダム・ランバートの声を聞いたら、一瞬で心を掴まれた。

たぶん、キャーとかフォーとか叫んでいたな…。

バンテリンドームでのライブは初めてだったけれど、ガイシを遥かに上回る壮大なスケールだった。

目の前のことは現実なの?と思うほど、音も映像も煌めいて美しかった。

ブライアン・メイが弾くギターが大きく映し出される。
遠くに見えるあの立ち姿に胸がキューン。
ギターのキューンにも、ああ〜んだった。

ドラムスのセット(ほんと詳しくなくてゴメンなんだけど)、なんだかたくさんで豪華で。
ロジャー・テイラーも年齢を感じさせないパフォーマンスでカッコよかった。

まだこれから大阪、札幌、東京と続くので、ネタバレは避けないといけないのだけれど、ちょっとだけ(以下ご注意ください)。

ひとりアコースティックギターを弾くブライアンメイに、スポットがあたりある曲が始まる。

遠くてよく見えない。

そして大きなスクリーンに映ったのは、ブライアンメイと後ろから語りかけるように歌う、あの人の姿だった。
曲が続くなか、手を上げて去っていく彼。

隣の女性も泣いていた。

そんな憎い演出もあって、すごいものを見てきたというのが感想だ。

しばらくはまた、通勤の車でQUEENを聞くことになりそうだ。

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