おちょぼさんへ朔日まいり
岐阜、名古屋周辺の人なら大抵知っているお千代保稲荷。
「おちょぼさん」と呼ばれ親しまれている。
月初の昨日、近くに用事があったので朔日参りに行ってきた。
お賽銭は五〇円玉と五円玉ふたつにする。
手前に油揚を供える台があり、賽銭箱はその奥。
二つをポンと投げると、五円玉だけが拝殿の扉の桟に乗っかって、なんだか縁起いいかも😆
(後で法被のおじさんが、棒を使ってお賽銭箱に入れてました)
今回は初めて自分の名刺をはさんできた。
ご利益あったら、どうしよう💦
おちょぼさんの門前の、あの雰囲気はどう説明したらいいのか。
最近は新しいお店も増えてきたけれど(けれど何?)😆
あの商店街のラインナップは、昭和?戦後?ピッタリな言葉が見つからないけれど、田んぼの中の繁華街は面白い。
ダサいと言っていたくせに、お店がどんどん新しくなっていくのは寂しい気もして。
そんななか、乾物屋さんと漬物屋さんは好き。
どちらも商うお店はたくさんあるなかで、大鳥居のそばに古くからある商店と、真ん中あたりの漬物屋さんは必ず見たい。
そして絶対外せないのは串カツ屋さん。
最近は何軒もあるから、息子たちはハシゴすると言っていた。
それでも元祖串カツ屋といえば、やっぱり「玉家」。
近所のスーパーでは「玉家の串カツ」←ソースじゃなく味噌味で売られていて、たまに買う。
ローカル番組でよく見かけた金ピカのおじいちゃんは、まだお元気だろうか。
店内で座って食べる定食と、外で立食いのスタイルがある。
パワースポットもいろいろあるけれど、おちょぼさんも独特のパワースポットだろう。
伊勢のおはらい町と同じく、老若男女が参るまいるお千代保稲荷。
ちょっとリミッターを外せば楽しい門前町だ。
意外だったのは、御朱印と御守りがないこと。
「古伝により、当社ではお札や御守の授与、また朱印帳の記帳をしておりません」だそうだ。
あれだけ人が来たら、御朱印300円としても…などと考えてしまう。
そこは参る者の安全や繁盛を一番にということなのだろうか。
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