世界に1着しかない洋服

洋服のお直し。そんなことをすると量産されてる服が一気に世界に1着だけの洋服に変わる。

皆さんは世界に1着しかない服をお持ちだろうか？

量産されてる服を、店員さんに言われるがまま買っただけでは勿体ない。

なぜこの1着を持っているのか？

ここがポイントである。
持っている服に、オシャレだからとかかわいいから。だけの理由では非常に勿体ないと僕は思っている。

例えばUNIQLOに置いてある、ノンアイロンシャツ。

アイロン不要だから。きっとそれだけじゃないはずだ。例えば、
・時間が短縮できて朝ご飯をゆっくり食べれる
・時間が短縮できて家族と過ごす時間が増える
・早く出社できて、タスクの整理ができる

ノンアイロンシャツというだけで、皆平等に与えられている24時間という時間の使い方に変化が訪れ、自分のライフスタイルが変わる訳だ。

たったのワイシャツ1枚でも時間の価値をも動かせてしまう。

究極の1着だ。

さて。僕がしているリメイクというジャンルはどうだろうか？

「要らない」が「似合う」に変わる体験がリメイクの本質だと思っている。

あなたの要らないという価値感が、実はいらない服同士組み合わせたり、1着にテコ入れするだけで似合う服に生まれ変わる。

そして更に世界に1着しかない服になる。

僕の友人Aさんが、断捨離をしている時に
僕に依頼をしてきた。
いらない服をリメイクして欲しいと沢山の服が送られてきた。
その中から僕はデニムのジャケットとウールのチェックパンツを選んだ。

何故か？友人Aさんは11月カナダに美容師として勉強しに行く事になっている。

ヒアリングした結果
①カナダの気候に適した服。向こうは寒いので。
②カナダに武者修行する彼のパッションを表す為に、パンクロックなテイストにし、日本への反骨精神、カナダへの挑戦人を洋服で表す。

することにした。

背中はウールの温かさで守られている。
機能面的な温かい。も大切だが1番は
背中を押してあげる暖かさ
きっとこれが1番、温かいと感じる理由になるはずだ。

僕は1番に彼を応援している。彼のファンだからこそそんな思いを込めて作り、渡す。

いらなかった洋服が、意味のある世界に1着の服に変わる。
価値のないものに価値を与える。

リメイクはきっとこれからの時代必ず必要になってくる。
働き方も変わり、個が必須になってくるこの時代。洋服への価値感を少しでいいから考えてみて欲しい。

最後に。
おかげさまで、ようやくYouTubeも更新することができました。
下記URL、トップページURLからご覧になってみて下さい！

https://www.youtube.com/channel/UCLA1_-bCqlyPrpD4-WhP4ow

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