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讃岐國・オコゼ刺身とアンパンマン列車(旅で★深読み)

津山の後、丸亀・琴平・栗林公園と歩き回りました。地酒を呑み、うどんを食べ、工学部研究室時代の同窓会へ。

途中、お店のシャッターに丸亀のゆるキャラ「とり奉行・骨付じゅうじゅう」がシュールな背景と共に描かれていました。
シャッター絵画っていいですね。特にこういった地元キャラとのコラボ?は地域起こしにもなりそうです。

旅に出た骨付きじゅうじゅうに、山(象頭山?)の向こうから何やら黒い巨人が手を振っています。怪しいヤツなんだろうか?
駅前で自転車を押している「骨付じゅうじゅう」も再度見てみましょう!

さて、夜の同窓会は、丸亀在住の先輩が予約した海鮮系の居酒屋「ナスの花」:

カワハギとオコゼの姿造りを含めた盛り合わせを頼みましたが、オコゼの刺身は初めて食しました。
顔はどうみても凶悪犯ですが、プルプル筋肉質の白身が素晴らしい!

左側のオコゼ刺身は初体験!

オコゼ(鬼虎魚オニオコゼ)は背びれに毒があり、刺されるとアナフィラキシー症状を起こすこともあるので、釣り人は要注意の魚なんだって。
オコゼは今や高級魚で、讃岐では養殖もおこなわれているそうです。

オコゼ君のグロテスクな面構え

この店ではアナゴの刺身に巡り合えることもある、とのことでしたが、この日は残念ながら……。

先輩おススメの日本酒「ナスの花」店の名前と同じ。

同じ時代に研究室で過ごした人たちが顔を合わせるのはウン十年ぶりで、たいへんな盛り上がりで例によって飲みすぎましたが、それはそれとして。

翌朝、楽しかった津山・丸亀のひとり旅も帰路となります。
土讃線高知発岡山行の特急南風号に乗ったら、それが偶然「アンパンマン列車」でした。うれしいな。

やはり、アンパンマンと並ぶスターはバイキンマン!

ご存じ、原作のやなせたかしさんが高知出身であることから高知ー岡山間で走り始め、今では他のJR四国路線でも走っているそうです。
不採算路線が多く、苦しいJR四国ですが、四国中のローカルゆるキャラも巻き込み、オール四国で島全体をアミューズメントパーク化する、という大胆な策に打って出てはどうでしょうか?
四国内で、例えばミッキーマウス絵柄のグッズを売っている店があればもちろん、くまもんTシャツを着て瀬戸大橋を渡って来た観光客も当然、「非・四国民」として逮捕されちゃいます(冗談です)。

賑やかでいいね!

岡山駅の新幹線ホームには、「倉敷ぶっかけうどん」の立ち食い屋があり、車内持ち込みもできますよ、ときれいなお姉さんが言うので買ってみました。

卵の黄身が載ってる写真を見て食券を買ったんだけど、ウズラでしたか!

このぶっかけうどんが旅の最後の食事になりました。
讃岐うどんと倉敷うどんの違いは……海苔の有無かな……すみません、よくわからなかった!

でも、《オール四国アミューズメントパーク化作戦》はいけると思いますよ。
アンパンマン列車の中には当然、アンパンマンに扮した車掌が検札しながら餡パンを売りに来て、ツーショット写真にも応じる ── 子供にもジジイにも人気出るはず。
ただ、感染病対策にうるさい昨今、バイキンマンの立ち位置が難しいか!


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