Huobiから出金できない!サービス終了までに通貨を逃がすには
シンガポールに本社を構える、世界最大規模の仮想通貨取引所であるHuobi(フオビー)は、2018年12月31日付で、日本で利用できなくなっています。
Huobiは、利用者に向けてメールでこのようにサービス終了の案内を出しています。
『外国において仮想通貨交換業を営む者による日本居住者向け仮想通貨取引サービスの提供に係る資金決済法上の規制に鑑み、2018年12月31日をもちまして、現在ご利用いただいている「Huobi Global」における日本居住者であるお客様向けの仮想通貨交換取引サービスを終了させて頂くこととなりました。』
日本の法律に従い、日本ではやらないですよ。という悲しいお知らせです。
メールには、2018年12月31日までに出金してくださいね。とありますので、早めに出金するのがおすすめ。
一応、2018年12月31日以降も出金操作のみできます。と書いてありますが、先延ばししてもリスクが伴いますので、まだHuobiに通貨を置きっぱなしの方は早めに出金した方がよいです。
ぼくは、SRNをLiquiからHuobiに出金していたため、急ぎSRNをHuobiからマイイーサウォレットへ逃がすことに。
結果的にLiquiよりは出金が楽でしたが、サクッと出金とはいかなかったため、お困りな方向けにこの記事を書きました。
また、Huobi Japanと呼ばれる取引所と混同して、出金を忘れてしまうと後々怖いので、間違えないようにHuobiからはきちんと出金しましょう。
それでは見ていきましょう。
Huobiから出金できない!原因はメール認証
ほかの取引所と同様、Huobiでも通貨一覧の「Balances」から出金を行います。
出金の流れは以下です。
①「Balances」から通貨を選択(ぼくの場合、SRNを選択)
②「Withdraw」をクリックして出金先のアドレスと金額を入力
③登録しているメールアドレスが表示され、2つの入力項目があるので入力する
④しばらくすると、登録しているメールアドレスに出金完了メールが届く
この③で2つの入力項目のうち、そもそも何を入力すればいいのかわからずに、迷いました。。
2つの入力項目のうち、下の「GA code」とは、Googleの2段階認証の6桁の数字だとすぐにわかったのですが、上の入力項目がログインパスワードでもなければ、ユーザーIDでもなく、ネットにも載っていなかったため手こずりました。
Huobiからサクッと出金するには
結果的にはHuobiから出金できたのですが、サクッと出金を済ませるには、「登録しているメールアドレスが表示され、2つの入力項目があるので入力する」の2つの入力項目を速やかに入力することです。
上記2つの入力項目のうち、1つ目の入力項目は、ワンタイムパスワードのような、毎回番号が発行されるものを入力することになります。
上の入力項目の右の方にクリックするところがあるので、押してみると登録されているメールアドレスに「Security Verification」という題名でメールが届きます。
そこに「Withdraw Code」:○○○○○○
と6桁の数字が記載されているので、すぐに先ほどの上の入力項目のところに入力しましょう。
その後、下の入力項目のところにGoogleの2段階認証を確認して、6桁の数字を入力すればOKです。
これが済めば、あとはHuobiからメールが届けば出金完了です。
5~10分も待てば完了します。
Huobi Japanは全くの別サービスなので、間違わないように
紛らわしいことに、2018年12月19日に、Huobiから「日本上陸!」というメールが届きました。
Huobiが日本のビットトレードを傘下に入れたため、日本でもサービスができるようになったのです。
これは「Huobi Japan」とも言えるもので、名前はHuobiですが、実態はビットトレードのため、多くのアルトコインを扱えない取引所です。
アルトコイン・・・ビットコイン以外の仮想通貨全般を指す呼び方です。
・多くの仮想通貨を取りあつかっているHuobi本体である、「Huobi Global」は、法で規制されているため日本では使えない
・Huobi Japanは、あくまでビットトレードのため、今までHuobiに仮想通貨を預けていた人は出金が必須
メールのタイミングが被っているため、紛らわしいことこの上ないのですが、Huobiに仮想通貨を置いていた方は変に安心せずに、きちんとウォレットに出金しましょう。
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