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楽天ポイントで投資する時にデメリットはあるのかを徹底解説!他の運用と掛け合わせて回避しよう

ポイントで手軽に投資できるって聞いたから、楽天ポイントで投資をしたいんだけど、デメリットはあるのかなぁ?

というお悩みにお答えします。


毎月、コツコツと貯めた楽天ポイントを使って投資をしているポチのすけです。

通常は現金を使って株や投資信託などを買うところ、ポイントを使っているため実質0円で投資ができています。


日本では投資(資産運用)についての教育を行っていないこともあり、大人になってから将来のために投資をした方がいいと言われても、知らないことだらけなので怖くなるのは当然。

なので、初めのうちはポイント投資など、リスクを抑えた投資をやりたいですよね。

ただ、ポイントを使うとは言え、投資をする時はデメリットを把握しておきたいもの。


本記事では、

楽天ポイント投資のデメリットについてお伝えします。


結論から言うと、ポイントでやる以上、少額の投資になるのでそこまで利益が出ないこと。

ただ、楽天ポイント投資はリスクゼロで投資ができるため、他の投資と掛け合わせることで投資の利回りを上げることが可能。

楽天ポイント投資自体はメリットが大きいため、メリットとおすすめの投資先についても合わせて紹介していきます。

それでは、ご覧ください。


楽天ポイント投資とは

楽天ポイント投資

楽天ポイント投資のデメリットについて解説する前に、楽天ポイント投資について、ご紹介します。


楽天ポイント投資とは?

・楽天証券で投資信託や国内株を買う時に楽天ポイント(通常ポイント)で買える
・100ポイント=100円から投資できる
・一回ごとに購入するだけでなく、積立投資にも対応している
・NISA、つみたてNISAの対象
・1ポイント以上使って、月500円以上投資することで、楽天SPUの対象となる


要は、楽天証券でポイントを使って投資信託を買えるサービスです!


投資信託とは

超簡単に言うと、業者が運用しているパック商品。

パックの中身は色んな株などで構成されており、売買は業者がやってくれるので、投資を信じて託す(=投資信託)と覚えておきましょう。

ぼくらは、そのパック商品を選んで保有する形になります。


通常は現金を使って投資信託や国内株を買うところ、ポイントで買うことができるのが画期的!

ポイントだと気軽に始めやすいため、初めて投資をする方も安心です。


楽天ポイントで投資する時のデメリット

楽天ポイント投資のデメリットを紹介します。

①そこまで利益が出ない
②元本割れする可能性がある
③SPUになるのは投資信託のみ
④利用できるのは通常ポイントのみ

厳密には①と②がデメリットで、③と④が注意するべき点になりますが、合わせて紹介していきます。


デメリット①そこまで利益が出ない

楽天ポイント投資のデメリット1つ目は、ポイントでやる以上、少額の投資になるのでそこまで利益が出ないこと。

投資はパーセンテージの利回りで増えていくため、元本が多い方が利益は大きくなります。


利回りが5%の場合

・元本が1,000円だと50円の利益

・元本が100万円だと5万円の利益


比較的貯まりやすい楽天ポイントでも、100万ポイントなどの大量のポイントを貯めるのは難しく、必然的に少額の投資になります。

多くの方にとって楽天ポイントで投資できるポイントは、毎月500ポイント~5,000ポイントぐらいではないでしょうか。

そのぐらいの少額の投資になると、利回りが良くてもそこまで利益が出ないです。

なので、楽天ポイント投資でお金をどんどん増やしていくのは難しいと、考えを変えるのがおすすめ。


デメリット②元本割れする可能性がある

楽天ポイント投資のデメリット2つ目は、ポイントとはいえ元本割れする可能性があることです。


価格の上下は投資にはつきものですが、タイミングによっては買った時よりも値段が下がってしまい、元本割れすることもあります。

買ってからずっと右肩上がりの商品はありえないので、長期的に見て伸びていく可能性が高いものを選びましょう。

詳しくは後述します。


デメリット③SPUになるのは投資信託のみ

ここからはデメリットというより注意点になりますが、楽天ポイント投資でSPUの対象になるのは投資信託のみです。

楽天ポイント投資では、投資信託も国内株も買えますが、SPUの対象となるのは投資信託のみ。

ポイント投資をSPUの対象としたい場合は、投資信託を購入しましょう。


投資信託は2,000種類ほどあるため、選ぶのに困ることありません。

どの投資信託を買えばいいのかは、以下の記事で詳しく解説しています。


楽天SPUについての解説と、攻略方法については、以下の記事で解説しています。


デメリット④利用できるのは通常ポイントのみ

こちらもデメリットというより注意点になりますが、楽天ポイント投資で利用できるのは通常ポイントのみです。

楽天ポイント投資では、期間限定ポイントは利用できず、1年間の有効期限がある通常ポイントのみ利用可能。

普段の生活で楽天カード払いをした時にもらえる1%分のポイントや、楽天のサービス利用時にもらえる1%分のポイントなら、利用できるということです。


楽天のサービスは、利用することで期間限定ポイントをたくさんもらえますが、残念ながらポイント投資では利用できないので、注意しましょう。

ただ、期間限定ポイント自体は使い道が多いので、以下の記事を参考にうまく利用しましょう。

楽天の期間限定ポイントのおすすめの使い道の詳細記事はこちら


楽天ポイントで投資する時のメリット

さて、楽天ポイント投資のデメリットについてご紹介してきましたが、ここからは楽天ポイント投資のメリットについてご紹介します。

先に結論から言うと、楽天ポイント投資はデメリットをはるかに上回るメリットがあります。

そのため、初めて投資をする人だけでなく、以下のような人にもおすすめできる優れたサービス。

・特に楽天ポイントの使い道がない人
・投資に興味はあるが元手がない人
・投資に興味はあるが、お金が減るのが怖いので、リスクゼロでやりたい人


楽天ポイント投資のメリットは以下の6つ。

①リスクゼロで気軽に始めやすい
②他の投資と掛け合わせることで投資全体の利回りを上げられる
③100ポイント=100円から投資できる
④積立投資にも対応
⑤NISA・つみたてNISAの対象
⑥楽天SPUの対象


楽天証券の口座開設は無料で行えて、維持費用もかかりません。

以下の記事の始め方を見ながら申し込みをしておきましょう。

楽天ポイント投資の始め方の詳細記事はこちら


メリット①リスクゼロで気軽に始めやすい

楽天ポイント投資のメリット1つ目は、楽天ポイント自体が貯まりやすく、リスクゼロで気軽に始めやすいこと。


楽天ポイントは、楽天カード・楽天ペイ・楽天Edyの支払いでポイントが貯まりますし、楽天カードなら100円で1ポイント貯まります。

さらに、楽天の色んなサービスを使うことでポイントを貯めることができ、0円でポイントを貯められる裏技もあるぐらい簡単にポイントゲット可能。

そのため、気軽にポイントを使って投資ができるんですね。


また、ポイントという元々は無かったものを使って投資をするため、リスクゼロ。

現金に手をつける必要がなく、実質0円で始められます。

仮に損したとしてもポイントが減るだけなので、心理的なハードルをかなり下げて投資ができるのは大きいですね。


メリット②他の投資と掛け合わせることで投資全体の利回りを上げられる


楽天ポイント投資のメリット2つ目は、他の投資と掛け合わせることで投資全体の利回りを上げられるところ。

楽天ポイント投資だけでは、小額投資なのでそこまで利益が出ないですが、他の投資とかけ合わせることで、楽天ポイント投資運用分の利回りを上乗せできます。


例えば、

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAなど他の投資と一緒にやっていれば、楽天ポイント投資の利益が少なくても、元々ゼロ円から生み出したポイント分が上乗せされるイメージ。

そのため、他の投資と掛け合わせることで投資全体の利回りを上げられます。


メリット③100ポイント=100円から投資できる

楽天ポイント投資のメリット3つ目は、100ポイント(100円分)から投資ができること。

最低投資額が月1,000円からとかだと始める時のハードルが上がってしまいますが、楽天ポイント投資は100ポイント(100円分)から投資ができるので、お手軽です。

100ポイントは、月1万円分の利用で貯まるので簡単に始められます。

ちなみに、投資信託は100ポイントから買えますが、国内株については各銘柄の最小買付単位によって変わります。

つまり、買いたい株の最少買付単位が10,000円の場合、10,000ポイント必要ということ。


メリット④積立投資にも対応

楽天ポイント投資のメリット4つ目は、積立投資にも対応しているところ。

楽天ポイント投資は積立にも対応しているため、都度都度買うのが面倒だという人は、何ポイント使うか設定しておけば、自動で積立してくれます。


手順は以下の通り。

①積立設定とポイント利用上限を決める
②ポイント利用上限を超えないようにポイントから投資される
③ポイント上限に満たなかった場合、現金で補填

参考までに、積立設定の具体例を記載します。

楽天証券 ポイント投資 積立設定具体例

引用:楽天証券


積立設定の注意点もお伝えします。

積み立て設定では、ポイント上限に満たない場合は現金から補填して積み立てる仕組みになっています。

そのため、現金は1円も使いたくないという場合は、積立設定はしないのがおすすめ。

買いたい時に都度ポイントを使って投資信託を買うか、毎月決まった時(月初とか月末とか)に、ある分だけポイント使って投資信託を買うようにした方がいいです。

ちなみにぼくは、積立設定はしておりません。

ポイントのみで投資している商品があるため、月初にその都度ポイントで買うようにしています。

なので、あなたがどちらのスタイルが良いかで決めてみてください。


メリット⑤NISA・つみたてNISAの対象

楽天ポイント投資のメリット5つ目は、NISAやつみたてNISAの対象となっているところ。

現金ではなくポイントを使っても、NISA・つみたてNISAの対象というのはお得そのもの。

非課税枠が余っている場合、是非利用しましょう。


NISA、つみたてNISAとは

株や投資信託から得た利益には約20%の税金がかかるところ、年間一定金額までの投資金額に対しては税金がかからない制度。

投資目的や商品によって、NISAか、つみたてNISAのどちらかを選べます。

つみたてNISAについては、下記記事で詳しく紹介しています。


メリット⑥楽天SPUの対象

楽天ポイント投資のメリット6つ目は、楽天SPUの対象となっているところ。

楽天証券で月に1ポイント以上使用したうえで、投資信託に500円分以上投資することで、楽天SPUの対象に。

楽天SPUの対象となると、楽天市場で買い物をした時にもらえるポイントが1%アップするのでお得です。

ただ、他の楽天SPUと違い、事前設定が必要なので、こちらの記事を見ながら設定しましょう。


なお、月500ポイントというのは、50,000円分を利用すればたまります。

家賃・水道光熱費・食費・日用品の支払いを楽天カードで支払うことで、月50,000円の利用はクリアできるでしょう。

どうしても500ポイントを貯めるのが難しい場合、裏技を紹介しますので、下記の方法を試してみて下さい。


また、楽天SPUの内容や攻略方法については、以下の記事で紹介しています。


楽天ポイントで投資する時のおすすめ商品

では、楽天ポイントで何に投資すればいいか、おすすめ商品をご紹介します。

ポイントは以下の通り。

・買いたい投資信託や好きな国内株があれば、それを買うのが後悔しないのでベスト
・アメリカ株に分散投資できる『楽天VTI』や、『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』に投資するのが基本路線
・アメリカ以外にも投資したい場合、『e-MAXIS slim先進国株式』や『楽天VT』などがおすすめ


大前提として、あなたが買いたい投資信託や好きな国内株があれば、それを買うのが一番納得できるため、買いたいものを買うのが一番。

特に買いたいものがない、見つからないという場合は、ぼくがやっているようにアメリカ株に分散投資できるもの買うのをおすすめします。

『楽天VTI』か、S&P500連動商品である『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』が良いでしょう。

ぼくの場合、

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAで『楽天VTI』に投資しているため、

ポイント投資ではS&P500連動商品である『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』に全てのポイントを投資しています。


色々な投資信託に投資するのも良いですが、ポイント(投資金額)がバラけるため、多くても2~3個にとどめておきましょう。

そもそも、投資信託自体が色んな株などの集合体なので、既に分散投資できています。

そのため、『楽天VTI』や『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』一つだけでも十分。


ある程度の値動きがわかったら、『楽天VTI』か『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』の両方、もしくはどちらかに固めるのがベスト。

アメリカ株への投資がおすすめである理由は、以下の記事で紹介しています。

アメリカ株がおすすめの理由についての詳細記事はこちら


アメリカ株以外にも投資したいという場合は、『e-MAXIS slim先進国株式』や『楽天VT』など、先進国や全世界に投資できる商品がおすすめ。

楽天証券でおすすめの投資信託については、以下の記事で紹介していますので、何を買うか迷ったら、こちらをご覧ください!


楽天ポイントで投資した実績

ぼくは楽天ポイント投資では、『e-MAXIS slim米国株式(S&P500)』に毎月月初に残っている全てのポイントを投資しています。

毎月更新していますので、今までの実績含め、のぞいてみて下さい。

楽天ポイント投資の最新実績はこちら



まとめ:楽天ポイントで投資する時はデメリットよりもメリットが大きい!


お話ししてきたことをまとめます。

楽天ポイント投資は、楽天証券でポイントを使って投資信託を買えるサービス。

楽天ポイント投資のデメリット・注意するべき点は以下の4つです。

①そこまで利益が出ない
②元本割れする可能性がある
③SPUになるのは投資信託のみ
④利用できるのは通常ポイントのみ


楽天ポイント投資はデメリットをはるかに上回るメリットがあるため、初めて投資をする人含めて多くの人におすすめできる優れたサービス。

楽天ポイント投資のメリットは以下の6つ。

①リスクゼロで気軽に始めやすい
②他の投資と掛け合わせることで投資全体の利回りを上げられる
③100ポイント=100円から投資できる
④積立投資にも対応
⑤NISA・つみたてNISAの対象
⑥楽天SPUの対象


楽天ポイント投資で買うべきおすすめ投資信託は、以下の通り。

・楽天VTI
・e-MAXIS slim米国株式(S&P500)


楽天ポイントを使って投資をすることで、何もなかったところからお金がふえていけば嬉しいですよね。

また、投資は強い企業を選んで投資するだけで、自分の実力に関係なくお金を増やせるのが醍醐味。

ポイントで投資できれば、リスクはゼロなので、投資を始めたい人・楽天ポイントの使い道に困ってる人はすぐにでも始めましょう!

どうも、ポチのすけでした~


楽天ポイント投資の始め方の詳細記事はこちら


楽天ポイント投資の運用実績の詳細記事はこちら


楽天証券のおすすめ投資信託の詳細記事はこちら


楽天証券で楽天SPUの対象になるやり方の詳細記事はこちら


楽天ポイントを貯める裏技の詳細記事はこちら


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