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積立(つみたて)NISAは銀行員の勧めで口座開設しない方が良い4つの理由を運用中の僕が解説します


・普段使っている銀行の人から、つみたてNISAの口座開設を勧められたんだけど、銀行で口座開設して大丈夫なの?スルガ銀行やかんぽみたいに、ノルマがあるから勧めてくるのかな??

というお悩みにお答えします。


早い段階からつみたてNISAをやっているポチのすけです。

SBI証券で口座開設してから1年以上、無理のない範囲で積み立てており、少しずつお金を増やすことができています。


つみたてNISAは、投資に対する利益が非課税になるお得な制度。

色んな金融機関で口座開設することができ、銀行や証券会社ごとに、取り扱い商品や最低投資金額などで違いがあります。


ただ、普段使っている銀行から口座開設を勧められると、そのまま口座開設をしていいのか、迷ってしまうもの。

また、異常なノルマを課せられていたスルガ銀行やかんぽの件があるので、急に口座開設を勧められると怖いですよね。


本記事では、

・銀行員から、つみたてNISAの口座開設を勧められたら、どうしたらいいのか?についてご紹介します。


結論から言うと、銀行員からの勧めで口座開設をしない方がよく、自分にとって一番有利な証券会社で口座開設をするのがおすすめ。

ちなみにぼく自身は、良い商品がたくさんあり、口座維持費などもかからないSBI証券でつみたてNISAの口座開設をして運用しています。


SBI証券は、口座開設費無料・維持費無料のため、ノーリスク。

さらに、申し込みはネットで完結できて、最短5分で完了します。

詳しくは、以下の記事で解説しています。


積立(つみたて)NISAは銀行員の勧めで口座開設しない方が良い4つの理由


つみたてNISAで最終的にお金をふやすためには、低コスト・低リスクで大きなリターンを得ることが必要です。

そのためには、自分に有利な条件の口座を開設するべき。

間違っても銀行員からの勧めで口座開設をしない方がいいです。

理由は以下の4つ。

①取扱商品の数と質の低さ
②最低投資金額が高い
③つみたて頻度が柔軟ではない
④プラスアルファがない


超低金利の時代のため、銀行員も融資だけではなくて投資もラインナップに加えておすすめしてきますが、損しないためにも自分に一番有利なものを選びましょう。


理由①取扱商品の数と質の低さ

つみたてNISAを銀行員の勧めで口座開設しない方が良い理由1つ目は、取扱商品の数と質の低さです。

3メガバンクの取扱商品を見てみましょう。

三菱UFJ銀行・・・12本
みずほ銀行・・・3本
三井住友銀行・・・3本

これが多いか少ないかというと、圧倒的に少ないです。


なぜなら、つみたてNISAは、2020年2月11日時点で投資できる投資信託・ETFが173本あるからです。

ただ、上記で示したように、どの銀行・証券会社でも同じ商品を買えるわけではありません。

「でも、商品本数が少なくても、良い商品が入っていればいいんじゃないの?」

という声もありますが、残念ながら本当に良い商品は一つも入っていません。


例えば、先進国株式に投資しようとしたら

三菱UFJ銀行では、「つみたて先進国株式」

みずほ銀行では、「のむら積立外国株投信」

三井住友銀行では、先進国株式自体がなく、全世界株式の「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」

だけが選択肢としてあります。


どれも、悪くはないものの、コストが0.2%はかかります。

ちなみに、同じ値動きをする「eMAXIS slim先進国株式」は、コストが0.10989%で0.1%ほど低いため、長期で運用すればするほど、コストの差でお金の増え方に大きく差が出てきます。


また、アメリカ株に分散投資したい場合は、三菱UFJ銀行の「iFree S&P500インデックス」しかありません。

こちらのコストは、0.2475%。

ちなみに、同じ値動きをする「eMAXIS Slim S&P500」は、コストが0.0968%で0.1%を切っているぐらい低いため、長期で運用すればするほど、コストの差でお金の増え方に大きく差が出てきます。

eMAXIS Slimシリーズは、三菱系の三菱UFJ国際投信が出しているので、三菱UFJ銀行なら出せそうなんですけどね。。


つみたてNISAで口座を作るときの最重要ポイントは、投資したい商品を取り扱っているかどうかです。

そのため、口座開設をしたものの、投資したい商品がない。。となってしまったら本末転倒。


コンビニの商品に例えると、せっかくコンビニまで来たのに、買おうと思った商品がそもそも取り扱っていなかったら、ショックですよね。。

それと同様に、

「つみたてNISA口座を作ったけど、買おうとしていた商品がない・・・」

なんてことにならないように、あらかじめ本当に良い商品が買えるのかどうかを確認しておくのが必須。


ちなみに、

SBI証券で買える投資信託・ETFは153本

楽天証券で買える買える投資信託・ETFは152本

です。

他にも、マネックス証券や松井証券といったネット証券であれば、150本前後の商品を取り揃えています。

もちろん、手数料が安いeMAXIS Slimシリーズもあります。



「どの商品に投資したらいいのかわからない・・・」という方は、SBI証券を例にして、おすすめ商品について以下の記事にまとめてますので、参考にしてみて下さい。


理由②最低投資金額が高い

つみたてNISAを銀行員の勧めで口座開設しない方が良い理由2つ目は、最低投資金額が高いことです。

3メガバンクの最低投資金額を見てみましょう。

三菱UFJ銀行・・・1,000円
みずほ銀行・・・1,000円
三井住友銀行・・・1,000円


ちなみに、SBI証券や楽天証券などのネット証券なら、100円から始められます。

とりあえずお試しで始めたい方や、あまり余裕がないという方は、100円から始められるネット証券の方が選択肢が広がります。

なお、最低10,000円からという金融機関もあるため、必ず確認しておきましょう。


理由③つみたて頻度が柔軟ではない

つみたてNISAを銀行員の勧めで口座開設しない方が良い理由3つ目は、つみたて頻度が柔軟ではないことです。

「つみたてというからには、毎月つみたてるのかなあ」とイメージされる方は多いと思います。

つみたて頻度についても、実は銀行・証券会社ごとに違ってきます。

3メガバンクのつみたて頻度を見てみましょう。

三菱UFJ銀行・・・毎月積み立てのみ
みずほ銀行・・・毎月積み立てのみ
三井住友銀行・・・毎月積み立てのみ


ちなみに、楽天証券は、毎月積み立てだけでなく、毎日積み立てにも対応しています。

SBI証券に至っては、毎週積み立てにも、毎日積み立てにも対応しています。

つみたて頻度を細かくすると、値下がりした時のリスクを多少減らすことが可能。

つみたて頻度についても、自分に合うやり方ができるところを選ぶのがおすすめです。


理由④プラスアルファがない

つみたてNISAを銀行員の勧めで口座開設しない方が良い理由4つ目は、プラスアルファがないことです。

こちらは、あくまでプラスアルファの要素になりますが、金融機関の中には、キャンペーンをやっていたり、特典がつくものがあります。

例えば、SBI証券は、スマホアプリ「かんたん積立アプリ」で投資信託をスマホで管理でき、おすすめのファンドや金額配分の提案もしてくれます。

楽天証券は、楽天カードで決済してポイントを貯めることも可能で、貯めたポイントで購入に回すことも可能。

いくつか良い証券会社があって迷ったら、プラスアルファの要素も含めて決めてもいいですね。


積立(つみたて)NISAでおすすめのネット証券

上記でご紹介してきたように、つみたてNISAで最終的にお金をふやすためには、銀行員からの勧めで口座開設をせずに、自分にとって一番有利な証券会社で口座開設をするのがおすすめ。

そうすることで、低コスト・低リスクで大きなリターンを得ることが可能です。

つみたてNISAおすすめは以下のようなネット証券。

・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・松井証券


どれも買える投資信託・ETFが150本前後あり、月100円から投資可能です。

上記の中でも、特にSBI証券と楽天証券は、特筆すべきものがあるのでおすすめ。


SBI証券

つみたてNISAの取扱商品は153本と最多で、毎月積み立てだけでなく毎日積み立てや毎週積み立てにも対応しています。

また、国内最安値の信託報酬(コスト)を誇るSBIバンガードS&P500を唯一取り扱える証券会社。

他にも、スマホアプリ「かんたん積立アプリ」で投資信託をスマホで管理でき、おすすめのファンドや金額配分の提案もしてくれます。

SBI証券はこれだけお得な証券会社な上、口座は無料で開設でき、年会費もかかりません。

ネットから簡単に申し込みでき、最短5分で登録が完了します。

詳しくは、以下の記事で解説しています。


楽天証券

つみたてNISAの取扱商品はSBI証券に次ぐ152本で、毎月積み立てだけでなく毎日積み立てにも対応。

また、楽天ポイント(通常ポイントのみ)でも積み立てができるのと、支払いを楽天カード決済にすることで、楽天ポイントがもらえます。

もちろん、貯めた楽天ポイントは期間限定ポイントではないので、使い道が限定されることなく色んなシーンで利用可能。

楽天証券は、つみたてNISAで投資するだけで楽天ポイントがたまっていくお得な証券会社な上、口座は無料で開設でき、年会費もかかりません。

ネットから簡単に申し込みでき、最短5分で登録が完了します。

機会損失を避けるためにも、この機会に口座開設をしておきましょう。

以下の記事で、iDeCo(イデコ)での始め方を例に、楽天証券の始め方を解説しています。


マネックス証券

つみたてNISAの取扱商品は149本と抱負で、資産アドバイスツール<MONEX VISION β>というオリジナル機能もあります。

資産の配分をアドバイスしてほしい人にとって、頼りになる存在です。

マネックス証券の口座は無料で開設でき、年会費もかかりません。


松井証券

つみたてNISAの取扱商品は148本と抱負で、無料で利用できる「投信工房」という投資信託の配分提案や運用サポートをしてくれるツールもあります。

資産の配分をアドバイスしてほしい人にとって、頼りになる存在です。

松井証券の口座は無料で開設でき、年会費もかかりません。


まとめ:積立(つみたて)NISAは銀行員の勧めで口座開設しない方が良い!


お話してきたことをまとめます。


つみたてNISAは、低コスト・低リスクで大きなリターンを得るためにも、自分に有利な条件の口座を開設するべき。

間違っても銀行員からの勧めで口座開設をしない方がいいです。

理由は以下の4つ。

①取扱商品の数と質の低さ
②最低投資金額が高い
③つみたて頻度が柔軟ではない
④プラスアルファがない


そのため、つみたてNISAの口座開設でおすすめなのは、以下のようなネット証券です。

・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・松井証券

特に、SBI証券と楽天証券は、特筆すべきものがあるのでおすすめです。

超低金利の時代のため、銀行員も融資だけではなくて投資もラインナップに加えておすすめしてきますが、損しないためにもネット証券の中から、自分に一番有利なものを選びましょう。

どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~


つみたてNISAをSBI証券でやる時のおすすめ商品の詳細記事はこちら


SBI証券のつみたてNISAの始め方の詳細記事はこちら


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