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【画像付きで解説】楽天証券のiDeCo(イデコ)加入中に転職した場合の手続き方法について

「楽天証券でiDeCo(イデコ)やってるんだけど、転職することになったら手続きする必要があるんだよね?書類とか、なにをしたらいいのか知りたい!」

という疑問にお答えします。


iDeCo(イデコ)加入中に転職した経験があるポチのすけです。

楽天証券を使ってiDeCo(イデコ)をやっていたので、書類提出などの手続きを行いました。


iDeCo(イデコ)は自分で積み立てる年金なので、転職などで職場が変わったら書類手続きの必要があります。


本記事では、

楽天証券でiDeCo(イデコ)をやっている時、転職で勤務先が変わった場合の手続き方法について画像付きで解説しています。

結論から言うと、やることはシンプルで以下の2つ。

①書類を楽天証券から取り寄せる
②記入して郵送

※転職先の会社でも、iDeCo(イデコ)ができることを前提として解説していますので、まずは転職先の会社がiDeCo(イデコ)を使えるのか、確認が必要です。


本記事では、楽天証券について書いていますが、おそらく他の証券会社でもやることはほとんど変わらないと思います。

また、細かい部分で注意点があり、そこについても書いていますので、是非最後までご覧ください。


転職した場合のiDeCo(イデコ)の手続き:全体の流れ


楽天証券でiDeCo(イデコ)をやっている時、転職で勤務先が変わった場合の全体の流れはつぎのようになります。


①楽天証券に書類を依頼
②身分証コピーを用意
③楽天証券から書類が届く
④書類に自分で書くところを書いて、入社後に総務さんに書いてもらってから郵送

では、順番に見ていきましょう。


転職決定~入社までの間:楽天証券に書類を依頼


まずは、楽天証券に書類を頼みましょう。

楽天証券のページにも書いてありますが、電話で受付しかしていないそうです。

引用:楽天証券


なので、ぼくは楽天証券に電話をして、転職するので書類を送ってほしいことを伝えました。

土曜日は混むだろうと思い、平日に電話したら意外とすんなりつながりました。

電話番号・営業時間は以下になります。


楽天証券連絡先

固定電話:0120-545-401

携帯電話:0570-000-401/03-6739-1363


営業時間

<平日>

午前10時~午後7時(月~金、但し祝日を除く)

<土曜日>

午前9時~午後5時

※楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)ダイヤルになります。



書類が届くのに1週間くらいかかることもあるそうで、ぼくもだいたい1週間くらいかかりましたので、入社前に頼んでおくべきです。


身分証コピーを取っておく

iDeCo(イデコ)をやっている時、転職で勤務先が変わった場合、

自分で準備しておく必要があるものは、身分証(本人確認書類)のコピーです。

準備するのは入社後でもいいのですが、身分証コピーは準備しておきましょう。


身分証(本人確認書類)で使えるものは以下の通り。

・運転免許証(表裏両面のコピーが必要)
・健康保険証(表裏両面のコピーが必要)
・特別永住者証明書(表裏両面のコピーが必要)
・在留カード(表裏両面のコピーが必要)
・住民基本台帳カード(表裏両面のコピーが必要)
・住民票の写し
・印環登録証明書
・パスポート
・個人番号カード(顔写真がある面のみ)

※マイナンバー通知カードは本人確認書類にならないので注意しましょう。


簡単なのは、運転免許証か保険証ですね。

簡単なものでいいので、1点コピーを取っておきましょう。


転職後:総務さんに書類を書いてもらって、郵送

楽天証券から書類が届いたら、

書類に自分で書くところを書いて、入社後に総務さんに書いてもらってから、楽天証券に郵送します。

基本的に必要は書類は2つ

書類は本当にたくさん届きますが、基本的に必要なのはつぎの2つ。

①加入者登録事業所変更届
②事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書


加入者登録事業所変更届はこんな感じの用紙です。

iDeCoをやっている時に転職した場合の書類③


加入者登録事業所変更届には金額を書く欄がありますので、積み立て金額を変更したい場合などは、この紙に書くようにします。

「ぼくは、転職先の会社が企業年金基金をやっていないおかげで、掛金上限額が12,000円 ⇒ 23,000円になりました。なので、この機会に毎月23,000円を積み立てることにしました♪」


「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」はこんな感じの用紙です。

iDeCoをやっている時に転職した場合の書類②

2枚とも、自分で書くところと、総務さんに書いてもらうところがあります。


「加入者登録事業所変更届」の『登録事業所情報』は、

「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を総務さんに書いてもらったものを見ながら、自分で書く形でもOK。


本社勤務の方は、

総務さんに「加入者登録事業所変更届」と「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を渡して、書いてもらうところを伝えましょう。


支店勤務の方は、

支店の総務さんが処理できるか相談しましょう。

おそらく多くの場合、本社で処理することになりますので、本社の総務さんに連絡して、「加入者登録事業所変更届」と「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を渡して、書いてもらうところを伝えましょう。


「ぼくは、毎月の掛金を23,000円にするので、左上の『毎月の掛金額』に23,000円と書きました。金額は2枚とも忘れずに書きましょう!」


書類を書く時に困りそうなところ:自分で書く部分


書類を書く時、自分で書くところで困りそうな部分は次の部分。

「加入者登録事業所変更届」の、

変更前の勤務先の登録事業所情報

です。


これは、前の職場の登録事業者情報を書く必要があり、知る方法は、

・前の職場の総務さんに連絡して聞く
・国民年金基金連合会から来ていた封筒の中身を確認する

のどちらかになります。


ぼくは、前の職場の総務さんに聞くのが面倒だったので、国民年金基金連合会から来ていた封筒の中身を確認することで、書くことができました。

以前、こんな封筒が届いていませんでしたか?

国民年金基金連合会 封筒

この封筒の中に、以下のような黄緑色の紙が入っています。

国民年金基金連合会 個人型年金加入確認通知書

この黄緑色の紙に、前の職場の登録事業者情報が書いていますので、これを見ながら書きましょう。


書類を書く時に困りそうなところ:総務さんに書いてもらう部分


書類を書く時、総務さんが書くところで困りそうな部分は次の部分。

「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」の、

・連合会への「事業所登録」の有無等
・掛金の納付方法


事業所登録に関して、会社の総務さんでも自分の会社が事業所登録されているのかどうかわからない場合がありますが、もしわからない場合は、「わからない」で記入してもらいましょう。

もしわからない場合でも、「わからない」と書いて提出すれば、国民年金基金連合会が厚生年金への登録状況などをもとに確認してくれます。

わからない場合、「いずれも登録がない」か「わからない」にチェックがついていないと、書類不備で返送される場合があります。

そのため、総務さんがわからない場合は「わからない」にチェックしてもらいましょう。


掛金の納付方法は、「事業主払込」ではなく、「個人払込」のチェックをした方が手続きがスムーズにいきます。

総務さんがよくわかっていなかった場合、個人払込にしてもらいましょう。

ぼくは、前の職場でも個人払込にしていたので、引き続き個人払込にしました。


個人払込にした時は、自分自身の指定する銀行口座から掛金が引き落されます。

確定申告の時は、あなた自身で「小規模企業決済等掛金控除」を提出する形になります。


ちなみに確定申告は、書類さえそろっていればそこまで難しくないので、安心してください。

iDeCo(イデコ)をやっている時、確定申告で準備するものと、方法については以下の記事で解説しています。

ブックマークしておき、確定申告シーズンに記事を見ながら進めてみて下さい。

iDeCo(イデコ)の確定申告の詳細記事はこちら


サラリーマンの確定申告の詳細記事はこちら



書類を揃えたら、身分証コピーを入れて郵送


書類を揃えたら、身分証(本人確認書類)コピーを入れて、同封されている楽天証券宛の封筒に入れて郵送します。

基本的には次の3点は必須になりますので、入れ忘れがないか、最終チェックしましょう。


①加入者登録事業所変更届
②事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書
③身分証(本人確認書類)コピー


注意すること

iDeCo(イデコ)をやっている時に転職した場合、注意することはつぎの3点です。


①転職後は、3週間くらいのうちに書類を書いて提出する
②勤務先変更完了の連絡などはない
③書類が届くと、大量の書類が入っているので、間違えて捨てないこと


まず、転職後は早めに変更をしましょう。

事業者登録変更が遅くなったからといって、どのくらい良くないのかはわかりませんが、早く処理するのに越したことはありません。

ぼくは、転職先の会社が企業年金基金に入ってないことにより、iDeCo(イデコ)の掛金を12,000円 ⇒ 23,000円にできるので、遅れないように急ぎました(笑)

例えば、4月であれば第3週目くらいに送付して不備なく処理されれば、5月26日に引き落とされます。(楽天証券に電話して確認済み)


最も気を付けなければならないのが、変更手続きをしても、勤務先変更完了の連絡などはないこと。

こちらも楽天証券に電話した時に確認したのですが、メールなども届かないので、もしお金が引き落とされていない、などがあったらすぐに楽天証券に言うしかなさそうです。。

勤務先変更で書類を書かせているのだから、何かしらか完了連絡があっても良さそうですが。


あとは、楽天証券に書類を依頼したら、大封筒には大量に書類が入っているので、自分に必要な書類を間違って捨ててしまわないよう、処理が完了するまでは捨てないようにするのがおすすめです。


楽天証券のiDeCo(イデコ)加入中に転職した場合の手続き方法まとめ


お話してきたことをまとめます。

楽天証券でiDeCo(イデコ)をやっている時、転職で勤務先が変わった場合、やることは次の流れになります。

①楽天証券に書類を依頼
②身分証コピーを用意
③楽天証券から書類が届く
④書類に自分で書くところを書いて、入社後に総務さんに書いてもらってから郵送


基本的に必要なのはつぎの2つです。

①加入者登録事業所変更届
②事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書


iDeCo(イデコ)をやっている時に転職した場合、注意することはつぎの3点です。

①転職後は、3週間くらいのうちに書類を書いて提出する
②勤務先変更完了の連絡などはない
③書類が届くと、大量の書類が入っているので、間違えて捨てないこと


やることはシンプルですので、細かい部分については本記事を参考に進めてみてください。

どうも、ポチのすけでした~


楽天証券のiDeCo(イデコ)おすすめ商品の詳細記事はこちら



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