見出し画像

入社2日目にして、退職の文字が頭を過った私はあの時点で辞めるべきだったのだ…

今から約1年前…前の会社の経営状態が思わしくなく転職を決意し、就活を始めた私は、ある意味運命的な出会いを果たした。それが、現在も勤めている関西本社の物流会社の東京支店である。
今にして思えば面接から入社に至るまでにおかしなことは山ほどあったのだが、泥船に乗ったまま沈没したくはなかった私は、一抹の不安を覚えたものの、気づかないふりをしてその会社に入社したのである。
そして迎えた初出勤日。入室した私を見た社員の皆さんが不思議そうな顔をしていることに気づく。後から知ったのだが、今日から私が来ることを採用担当だった係長が知らせていなかったそうだ。
当然ながら制服等の準備もされておらず、しばらくは私服で仕事をする羽目になった。
この時点でも、かなりおかしな会社である。
しかし、せっかく正社員として入社できたのである。この程度は我慢できる。まあ、問題ない。
そう楽観視していた私は、自分の考えが甘かったことを痛感する。
そして、その事件は入社2日目に起きたのだった。


私語もなく皆、黙々と仕事をしている。まあ、ごく普通の職場の仕事風景である。
だが、事件はその日の午後に起きた。
午後の休憩時間の少し前だっただろうか。いきなり背後から罵声と何かを叩きつけたような音が響き、ビックリして振り返った私は、一人の男性社員が部下の男性に対し怒鳴り付け物を投げつけている場面を目撃したのである。

「てめえ!ふざけんなよ。この野郎!!」

はいいいい???ナニコレ…
ここ会社だよね?私の耳はナニを受信してんの? つーか、この人ナニ言ってんの?ヤバくね?

正直驚きました。令和のこの時代にこんなTHE☆パワハラ!な上司いる?いないよね?
だが、もっと驚いたのは、職場の中で振り返りその様子を見ているのは私ひとりだったことだ。
他の社員は皆、そちらを見ることなく自分の仕事をし続けている。ガン無視だ。
部下を怒鳴り続ける上司。鳴り止まぬ取引先からの電話。多分、電話の向こうにも怒鳴り声聞こえてるよ?ようするにめっちゃカオスなのである。
30分ほどでその日のパフォーマンス…この昭和の時代に生きている上司にとって、部下を怒鳴りつけるのは日課的パフォーマンスなのである…は終了したが、それからも毎日のようにそのパワハラ行為は続き、そして、今現在も続いている…

そんなわけで、溜まりまくったネタじゃねえ…鬱憤を晴らすべく、この生きた昭和の化石みたいなパワハラ上司の不愉快通り越して面白くなってきてしまった観察記録?の連載をして行こうと思います。
ご興味ある方はお付き合い下さいませ。


次回は…

昭和の生きた化石パワハラ上司が社内不倫でゲスの極み上司にクラスチェンジしました!

を、お届け致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?