ドイツの銀行口座開設/携帯電話契約/住民登録などなど

先々週、無事に日本を出国しドイツ(ベルリン)に到着しました。

入国時のイミグレでも仕事のことに関して聞かれます。
私は日本で貯金したお金があることを大使館に証明してビザを取得したと答えました。そしたらあっさりとおしてくれました。

ここでもあまりガッツリこれから仕事します!稼ぎます!永住したいです!
みたいなことを言ってしまうとリスクは高まると思うのでもし働くことを伝えるとしてもせめてアルバイトを少しやるかも、くらいにしておきましょう。。。

では本題へ


ドイツ長期滞在においてドイツの電話番号取得、銀行口座開設、また2ヶ月以上滞在の場合必ず住民登録という手続きを行わなければなりません。

①ドイツの電話番号取得

ドイツに長期滞在するうえで様々な手続きの登録や、仕事をしていくうえでドイツの電話番号を持つことは必須条件となるかと思います。
電話番号を取得するうえで、1点ほど注意点。

※ドイツの携帯会社と契約する場合はドイツの銀行口座が必要になってします。
しかしながら銀行口座開設にあたってはドイツの電話番号が必須・・・
ちょっとややこしいですよね。

そこでまずはプリペイドSIM!
をドイツの携帯会社(Vodafone, O2など)で購入するか、あるいはALDI TALKというALDIというドイツのスーパーマーケットで販売されているプリペイドSIMを購入されている方もいるようです。
私は最終的に携帯会社と契約をしたかったので、O2という携帯会社で1ヶ月分のプリペイドカードを購入しました。
※携帯会社で購入する際は身分証明が必要となるので必ずパスポートを持参
あとは携帯会社の従業員さんが手続きをパパッとやってくれるのであっという間にドイツのSIMに入れ替えて番号を取得することができました。
他にも色々やり方はあるようですがめんどくさい手続きが苦手な人は携帯会社で全部やってもらっちゃうのが1番楽かもしれません・・・笑

また購入したプリペイドSIMで使っている番号は後ほど契約に切り替えた場合でも同じ電話番号を継続して使用することが可能となります。

②ドイツの口座開設

ドイツでアルバイトや就職をする場合、どうしてもドイツの口座が必要になってくると思います。
結論から言うと私はN26というオンラインバンクで口座開設しました。
N26の魅力はパスポートだけで口座開設ができる・・・といったようなところでしょうか。
厳密に言うとドイツの住所と電話番号も登録に必要となってきます。
ここ最近噂でN26でも口座開設ができなくなった・・みたいな話が出ていたようですが私は普通にできてしまいました。
ルームメイトの韓国人曰く、今では韓国人のパスポートは全員却下されるとのこと。真相はわかりませんが日本の記事でも開設できなかったという話をちらほら聞いたのであながち間違いではないのかな・・と思いつつダメ元で挑戦しました。

開設の流れとしては、Appのダウンロード→必要情報の記入(名前、生年月日、住所、電話番号、国籍など)手順に従って進めていき最後に身分証明書の確認となります。(身分証確認はオペレーターとリアルタイムでビデオ通話をし確認します)

ここがやや難関ですが、ビデオ通話のサポーターの指示にきちんと従っていけば問題ないです。
私は1,2人目の英語のアクセントがクセ強すぎて一部聞き取れず電話を切られてしまいましたが、3人目の女性の方が比較的聞き取りやすかったので無事審査を通過し開設することができました。

※少しでも指示通りに動けなかった場合は即却下となるので注意しておきましょう。しかし通話をリトライするのは可能なので反省点を活かして次に繋げましょう!
最初の質問では自分の意思で開設することや第三者の指示でないことを確認されるのでその辺はしっかり応答できるようにしておきましょう(Yes/Noで聞かれます)
パスポートを動かす作業が若干大変でしたが本物であればやましいことはないのできちんと指示通り丁寧にゆっくり動かして見せてみてください。
結構頻繁にルールが変わるようなのであくまでもこれは2024年7月時点での情報と留めておいてください。
口座が開設すると2週間前後でキャッシュ兼デビットカードが届きます。

※すぐにでもN26のデビットカードが使いたい、という場合は日本から持参したクレジットカード(Visa/Masterのみ)からN26の口座へお金をチャージできます。
またAppの「Cards」というセクションから・・・確かカードをActivate にするでApple Payにすぐに追加し支払いをすることが可能です。
やり方をその場でルームメイトに教えてもらったのでイマイチ鮮明に覚えてませんが確かそんな感じ。
Apple Payなら基本的にドイツはどこでも対応しているのでスマホ一つで決済可能です!下手に財布を持っていって盗まれてしまうリスクも減るのでおすすめです。
また口座の残高は随時N26のAppからチェックできるので使いすぎ防止にもなります。

③ドイツの住民登録

これもまあ大使館の予約並みに大変・・・ってほどでもなく、あっさり予約が取れました。
色々なブログの情報だと少し前までは朝7〜8時に予約の空き時間が更新されるとのことだったのですが、確かに2ヶ月先の予約枠はどっぷり空いてました。

私のやり方の場合は当日のドタキャン狙いだったのであまり参考にならないかもしれませんが当日ドタキャンは結構出てきます。
1回目の平日に見た時は午前10:30ごろ、1つの役所から予約枠が5〜6件はありました。その時は大家のサインをもらうの忘れちゃって泣く泣く諦めてキャンセルしたんですが、また後日午前10:00前後で見たらちょうど近所の役所がまだ空いてたので予約に成功!今回は必要書類もしっかり用意して余裕を持って予約を取ることができました。

何度も更新すると認証用の文字入力が求められますが落ち着いてやってください、それでも枠は必ず空くので・・・2回もそうだったので多少自信をもって言えます。
Anmeldung(住所登録)のルールや書類の書き方に関しては他のサイトでも載ってるので一応予約のURLだけここに貼っておきます。(※ベルリンになります)
▪️URL : https://service.berlin.de/dienstleistung/120686/

実際の登録手続きの流れ
持ち物は以下3点のみ
・身分証明書(パスポート)
・登録用紙(Anmeldeformular)
・大家の同意書(Einzugsbestätigung des Wohnungsgebers/Vermieter)

登録用紙に関しては上記のリンク先ページに「Anmeldeformular」という項目があるのでそちらからアクセスしてPDFをダウンロードします。
オーナーの同意書も「Einzugsbestätigung des Wohnungsgebers/Vermieter (Muster)」という項目から同様にPDFダウンロード可能です。

私のところの大家は、伺った段階ですでに同意書をサイン付き用意してくれていたので、大家から送られてきたPDFファイルをそのまま印刷しました。
まずはダウンロード前に大家に聞いてみるのがいいでしょう。

いざ、当日
会場に入ると電子掲示板があり、番号が順に並んでいます。
自分の予約番号(予約確定時に予約番号が記載されたメールが届きます)を探して自分の番号が出てきたら右横の部屋番号を確認してそちらへ向かいます。

部屋というよりは大部屋に各デスクと番号があり、指定の番号のデスクで登録をしてもらう、といった感じです。
着いたらまず各書類を私数分〜10数分待ちます。
登録自体はほとんど役所の人が行ってくれるのでこちらは待つのみです。
終わったら住民登録の用紙をもらって退場。

フォームに記入漏れなどあってもその場で指摘して書かせてくれるのでそこまで心配いらないです。
私が登録した役所は予約時間ほぼピッタリくらいに呼ばれたのでなるべく余裕を持って会場に着くようにしましょう。

ドイツは何かと登録手続きや契約関連が多少困難なことが多いのでつまづきそうになる人も多いと思います。
現に私もだいぶあまく見ていました。
しかし、しっかり情報を調べて手順通りに行えば基本的にはどれも問題なく実行できると思いますので、焦らず着実に何事も進めていってください。

この記事が今後ドイツへ長期滞在する人たちへ少しでも役に立てれば幸いです。


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