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ポストコロナに向けて

第8波に入ったか?と、ニュースで取り上げられていますが、いつまで、この状況が続くのでしょうか。

少し前のニュースですが、スペイン風邪のときの”脱マスク”が取り上げられています。

個人の自主判断により、曖昧なまま、マスク生活が終わっていったそうです。

本学では、2020年度当初より新型コロナ対策に力を入れ、対面授業を重視する美大の中でも、早期に対面授業を実現しました。
他美大では、2022年度、実技は対面授業でも、講義は未だに原則オンラインとしている大学もあるようです。
本学では、実技はもちろん、講義も大方、対面に戻っています。

他大学、他美大に先駆けて、対面授業に戻せたのは、現場々々での感染対策、殊に保健室による体調不良者の把握とフォローが大きかったと思います。

しかし、この夏以降、戸惑うことも起こっています。
体調不良になっても保健室に連絡をくれない、連絡をくれても医療機関に掛かろうとしない、など。
学生の皆さんが自主判断を行うことが、まま見受けられ、保健室の悩みの種でした。

こうした状況を、むしろ、肯定的に捉えても良いのかなぁと言う気もします。スペイン風邪の”脱マスク”のように、自主判断が許容される段階になりつつあるとも言えるのではないかと思います。

このような理解に基づいて、体調不良時の連絡方法を見直し、2023年度の授業方針も定めました。

コロナ禍では、他大学、他美大に先駆けてニューノーマルに取り組んできました。ポストコロナでも、他大学、他美大に先駆けて取り組んでいけたらと思っています。

ご理解のほど、お願いいたします。