見出し画像

アレンジは表現!・・・牛の鳴き声?も・・・

アンコールでペール・ギュントの「山の魔王の宮殿にて」を 演奏した。
 
2019年、横浜市緑区制50周年記念コンサートに 招聘出演した時の事である。
 
それは 拍手の中 始まります・・・
 
暗い 森の中——
木々が空を覆い、昼なのか、夜なのか ・・・まったくわからない・・・
ざわめく木々に混じって、時折何かの鳴き声が 不気味さを増す・・・
怪しく鳴く 鳥の声が
「ここから 出ていけ!」と 言っているのか、
はたまた 「ケケケ・・・ここから 無事に出られるかな・・」 と あざ笑うのか・・・
魔物が 私を捕まえに 追ってくる・・・早く ここからぬけだそう!
早く逃げなくては!
森の不気味さが 更に恐怖を増し、気持ちは焦るばかり!
同じ場所を ぐるぐる ぐるぐる 回っているような・・・
ふと、背後に 視線を!・・・が、怖くて 後ろも振り向けない!
うわー—!今にも 魔物の手が・・・
狂いそうになりながら、駆け抜ける! 
髪を振り乱しながら 必死に 逃げる!
と、襲い掛かる 魔物の手! いよいよ・・・もうだめか・・・!  
 
山の魔王を怒らせ、魔物に追われながら 命からがら逃げ出すペール・ギュント!や、いかに——
 
 
ハラハラドキドキの このシーン!
MasahiRoさん独特のアレンジで 目の前に こんな情景が浮かんでくる! 
 
「さすが、ブラボー!」
 
センス!表現!パフォーマンス!・・・
全てが ぎゅっと詰まってて 実に楽しいアンコールだった!

メロディに 鳥の鳴き声?ざわめき?牛の鳴き声も?・・・効果音を重ねてくるとは・・・!
あざ笑うかのような 小気味よい ピチカート!
激しい メロディ!・・・
オリジナリティ豊かなアレンジが際立ちます!
 
アレンジは 表現の現れ!
表現豊かな世界観は、色んな曲でも楽しめます。
特にMasahiRoオリジナル作品は そのまま音(曲)になって世界を作り出すので、独自の世界観が確立! 
より楽しめると お薦め!
いずれ ご紹介して参りましょう。
 
次回に つづく・・・