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「ラプソディ・イン・ブルー」回想録・・・

「ラプソディ・イン・ブルー」
——ブラスオーケストラとピアノとの共演。
そこに オリジナルのヴァイオリン ソロパートをつけて演奏・・・斬新 且つ 新しい試み!となった。
 
それは 今から4年前——
2019年の冬 ホールのこけら落とし公演での事だった・・・
 
依頼を受け、そのまま ピアノとブラスとの演奏でもよかったのだが、
「そこに オリジナルで ヴァイオリンソロを 入れても いいよ!・・・」
と 声をかけてくれた。
すぐさま 即答!
「これは いける!面白い!」
(そんなこと 出来るの・・・?)とは まったく思わなかった。
Private Note Liveとしての活動がはじまるかはじまらないか・・・の頃、共演の面白さ!可能性!などの追求とかではなく、何となく 凄い事ができそうな わくわく感と 期待!挑戦!に かけた!
・・・まったく 迷いはなかった!
(MasahiRoさんは きっとやってくれる! 絶対 面白いものが できる!と・・・)

 
共演して間もない頃、その面白さや 可能性、実力などが どういった風に形になるのかーー私には 全く想像もつかない中、MasahiRoさんのアイディアについていくのが とにかく やっと・・・
色々 試行錯誤しながら いつしか その面白さにはまっている自分がいた・・・・が、すぐに対応できない私は ひたすら 必死!!
色んな角度から アプローチしていき その中からベストを探すMasahiRoさん・・・
その提案は 実に興味深く、とにかく凄い!
何十通りと 試しては 修正しての連続――
完成された作品を 想像をはるかに超えて思いっきり解体!
そこにオリジナルを混ぜ込む・・・
ヴァイオリンパートは そんな熟練の技が折り重なってできた 1品!なのです。
 
大胆!斬新!ながらも、それでいてブルーな感じを 醸し出している。
MasahiRoワールドも もちろん 健在!
世界に たった1つの作品ができあがった!
 
割れんばかりの 拍手!!
終演後 ロビーでの長蛇の列!
報われる 瞬間!!が とうとう やってきた!!
 
「ブラボー!!!」
 
こうして 6か月 取り組んできた ラプソディ・イン・ブルーは 幕を閉じたのである・・・

金沢公会堂 こけら落とし 2019

次回に つづく・・・