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イボガ・マイクロドージングの準備と、不穏な体験

9年ぶりにイボガでトラウマ治療をすることにしました。今回はマイクロドージングで。

免責:この記事は、私の活動内容の主な柱でもあるトラウマ治療の一環として、自身の成長を記録することを目的としています。

イボガやその他の天然の向精神薬が地球に普通に自生しているものだとしても、不特定多数の人に薦めるつもりはありません。

どんなものでもそうですが作用には個人差ありますし、死に至る場合もあります。人間の体の約70%と言われている水でさえ過剰摂取したら水中毒になって死にます。

ましてやイボガはサイケデリックスの中でも取り扱いの難易度が高い方とされているので、無責任におすすめできないのです。

でも情報は多ければ多いほど良いので、言論の自由に基づいて書いています。


私が初めてイボガを摂取したのは2015年9月台湾にて。人生が好転したことも多々あるのですが、イボガのお陰という実感がないのが正直なところです。

一重にはイボガ以外にも様々なセラピーを受けきたので、いろんな療法の恩恵を総合的に受けてきたと言った方が適切かもしれません。

もっと言えば、イボガを一度やっただけで私の35年間分のトラウマが直ぐに完治するほど柔なものではないとも言えます。

どんな万能薬も、その恩恵を受けるためには様々な要因があるので、過信は禁物だと肝に銘じています。

しかも私はイボガ初体験の時に性被害を受け、トラウマの再演になってしまいました。

高用量を摂取たので効果はあったのでしょうけれど、本末転倒な印象の方が強いです。

ガイドしてくれたのがイボガ経験2回ほどの自称“シャーマン”で、思い返えせば私に気があるような素振りも感じられたことが最大の問題だと思います。ガイド選びは重要です。

南米ではアヤワスカのシャーマンによる猥褻も深刻な問題になっていて、英語では情報が沢山あります。本場のシャーマンも所詮人間という意味で安易には信用できません。

だから自分でシャーマン並みに学んでセルフ・マイクロドージングでリベンジしようと思っていました。

私のアヤワスカやイボガ体験を含むトラウマ治療は有料noteにて自伝の一部として公開しているのですが、最近「イボガ」と検索したら、記事が増えていて、びっくり。

しかもマイクロドージングの記録をしている人がちらほら。少なくとも私が2019年にnoteを始めた時にはいませんでした。

この数年の間に何があったのだろうと読み進めると、イボガ国際認定された日本人の方がリトリートや情報共有を始められた様子。

ウェブサイトでは用量用法やディエタの準備のことなど詳しく説明されていて、セレモニー中に流せる音源もセレクトされたYouTubeチャンネルまで開設されています。

問い合わせフォームから「イボガって日本では違法じゃないんですか?」早速、私が最も恐れていた質問をすると事務局から「違法じゃありません」という返答が!※

※この話には続きにあって、ちょっと不穏なものを感じてしまったので一番下の有料部分にして限定公開にします。「シャーマン」の方ご本人の解答かわかりませんが、シャーマンやセンター選びは吟味しようと改めて痛感させられ、学びになりました。

薬物の合法違法の基準なんてあってないようなもの過ぎて、ついていけない。

違法でないのは、イボガはまだ日本での認知が遅れているからなのでしょうけど、新たに「使用法」とかが追加される前に、堂々とやれる今のうちにやっておきたいという気持ちになった訳です。

マイクロドージングという方法自体は以前から先駆けのジェームズ・ファディマンさんの本『ザ・サイケデリック・エクスプローラーズ・ガイド』を参考に海外で実験してきました。

安全性を高めることができるし、効果を日常に取り入れやすいという意味でも、良い流れだなと思っています。60年代にティモシー・リアリー達が勧めていた大量摂取の教訓を活かしていて、アルバート・ホフマンさんも救われていることでしょう。

しかし世界中で更新されてゆく常識に逆行する日本の情勢の中で、サイケデリックスによるトラウマ治療について闇雲に書くにはリスクが高く、私は筆が進みづらく心苦しかったのです。

イボガが合法だというのは完全に盲点でしたが、日本のこの認知の遅れを不幸中の幸いと捉えて逆手に取って言語化してゆこうと思います。

実は、9年前に通販でアフリカから7g取り寄せた際、先方が間違えて倍の14g送ってきたので、まだ7g残っています。新月から開始し、1/700,000の1mgから初めようかと検討中です。少ないほどいいですが、ここまでの計量器がないのがネックです。

次ぎの新月までの準備期間として21日間あります。今すぐにやりたい気持ちもありますが、イボガやアヤワスカは事前準備をどれほど綿密にできたかによって効果に差がでます。

目的を書き出して明確にしたり(セット)、腸内環境や空間の環境を整えたり(セッティング)することが大事です。

暫定のプロトコール(治療計画)
摂取は朝一(空腹時)、三日置きの摂取:
1日目摂取・観察 1mg
2日目 観察
3日目 観察
4日目摂取・観察 1-2mg(様子みて量を調節)
5日目 観察
6日目 観察
7日目摂取・観察 1-3mg
8日目 観察
9日目 観察
10日目摂取・観察 1-4mg
11日目 観察
12日目 観察
13日目摂取・観察 1-5mg
14日目 観察
15日目 観察
16日目摂取・観察 1-6mg
17日目 観察
18日目 観察
19日目摂取・観察 1-7mg
20日目 観察
21日目 観察
22日目摂取・観察 1-8mg
23日目 観察
24日目 観察
25日目摂取・観察 1-9mg
26日目 観察
27日目 観察
28日目摂取・観察 1-10mg
29日目 観察
30日目 観察

30日で一旦、一休み。

イボガマイクロドージングにおける私の目的(セット):
①脳細胞が修復され、幸せだったはずの3才までの私とも統合している
②瞑想を続けることで平常心を保つ訓練ができている
③体を動かすことを楽しみ、心身を健康に保っている
④好きなコトや人、住まいや道具に恵まれていることに感謝している
⑤読書などで重要な情報を入れては、共有して循環させている
⑥子供への心と体と声が尊重される意識づくりが円滑に進んでいる
⑦身近なところから健全な循環が生まれていることに喜びを感じている

有料「イボガって日本では違法じゃないんですか?」(人間性を疑う解答につき限定公開)

日本にあるイボガのセンターに「イボガは日本では違法じゃないんですか?」って問い合わせたところ、不穏な解答が返ってきて、ショックを受けています。

たった2往復ほどの短いメールのやり取りの中で、このような対応をする事務局が神聖なるイボガを扱ってると思うとちょっと心配だし、悲しくなってしまいます。

私の質問:

イボガについての情報のご提供ありがとうございます。この度は質問があり、ご連絡いたしました。

日本ではイボガは違法ではないのでしょうか?調べたところ「違法」と出てくるのですが、公的に活動されているということは法律の抜け穴があったりするのかどうか気になっております……

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