腐ってもタイ

どーも、胃腸の調子が下り坂のおれです。

と言うわけで、食べ物で大事な要素の1つは賞味期限である。
おいしく、かつ安全に食べるためにここをおろそかにしてしまうと、文字通り痛い目にあってしまうため、食材が余りやすい一人暮らしなどでは細心の注意を払わなければならない。

ちなみに「賞味期限」や「消費期限」などと細かい違いはあるが、そこまで違いを考えるのも億劫なので、「賞味期限」で統一させていただく。
ドヤ顔で「その食材は消費期限の方ですね」と言われても「頭いいですね(=皮肉+嘲笑)」としか返さないのでご了承いただきたい。

通常、期限が短い食べ物は肉やら魚やらのナマモノで、長いのはレトルトや缶詰などの加工品であることが多い。
しかし、ナマモノ代表っぽい"玉子"は意外と期間が長く、しかもあの期間は「生卵で食べる時」のようで、過ぎても火を通せば食えるらしい。
つまり、10年経っても火を通せば食えると言っても過言ではないこともない。

また、納豆なんかは意外と期間が短く、3パックのいくつかが残ってしまうことも多い。
だが、うちのかーちゃんは「1週間くらい過ぎたって大丈夫だよ」と言って2週間過ぎたのを食べて平気そうだったので、コチラも少しくらいなら過ぎても大丈夫そうだ。

※世のかーちゃんは凡人よりも胃腸が強く、ちょっとした菌やウイルスは寄せ付けない鋼の身体を持っている場合があります。摂取する際は自己責任でお願いいたします。

日本は衛生観念も管理も水準が高く、おそらくこの賞味期限も日本独自のものなのではないか?(他の国を調べてはいない)
これがきちんと設定されているおかげで安心して食べることができているが、このままではうちのかーちゃんのようなストロングストマックな体質は作られない。

誤解を恐れず述べさせていただくと、"国民総虚弱"に邁進しているような気がするのである。

山だのに行ってそこらへんになっている果物を食ってみるとかそのうちなくなるだろうし、既に「下水を垂れ流してる東京湾で獲れた魚なんて食えない」と言った声もある。
衛生観念(のなさ)をかーちゃんに叩き込まれたおれからすると、今更何言ってんですか感がすごい。

ちなみにおれがしばらくお世話になっていたタイでは、外の屋台とかで寿司を売っていたが、冷蔵ケースに入れたりせずそのまま陳列されていた。
サーモンやらエビやらよくわからん魚やら、もちろんのことナマモノである。
カンピョウやら芽ネギといったまぁ外でもイケるっしょという類ではない。

あちらからすると「そのままイケるほど新鮮だよ」というメッセージらしいが、年中真夏の炎天下、5分も経てばもはやアウトな気がするが気にしないらしい。
たまーにコバエがブンブンしていても、店のおばちゃんがシッシと手で払っているので無問題のようである。

なのでどう甘く見積もってもそっちは怖くて無理。
どれだけエコ贔屓したとしても、一撃アウトこの上なかったのである。

そこを踏まえると、回転寿司でさえ日本の管理の凄さは目を見張る。
まぁ、最高と最低を比べてもアレだが…。

タイに行った際はぜひ屋台グルメ、特に寿司を楽しんでいただければと思う。

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