段差・段差・段差

どーも、健康診断の「周りの人に比べて歩くスピードが速い」はどっちに回答するのがベターなのか昔から考え続けている奴です。

というわけで、以前のヘルニアも段々と痛みが引いてきて、いつもの早足が復活しつつあったおれ。
本日も念のためコルセットを巻き、ロキソニンを飲みいそいそと歩いていたのであります。

ちなみに「最近、ハラ出てきたね」という愛あるお言葉をいただくことが多くなってきたのだが、「ヘルニアになっちまってコルセット巻いてるんです」と言って、現実逃避している。
遠くで「ウソつけー」と聞こえてくるがおれには全く関係のない言葉なのだ。

そんなこんなで歩いている時、路肩のブロックを軽快に乗り越え、道路に足を踏み入れたその刹那、腰にドズンと鈍痛を感じた。
こんな数十センチの段差を降りた衝撃で死にかけるとは実に嘆かわしい。
チェーンソーマンにおける扉ばりに、おれにおける段差は死を意味する。

段差とは不思議なもんで、数センチしか上がっていないところにもなぜかつまずく。
普通に歩いてりゃ足がそんな数センチに引っかかることがないと思われるが、足を上げた瞬間段差がぐいーんと伸びているのか、はたまた自分の足がペンギンよりも上がっていないのか、その原因は不明であり解明されていない都市伝説と言っても過言ではない。

すれ違うOLのおねーさんに「あ、イケてるおれさんがいるわ」と思われるよう、颯爽と歩いていたのに、そんな数センチ段差に足を取られて「あうー」とか声が出てしまった日には死んでも死にきれず、また颯爽感がいい感じのフリになってしまい、その振れ幅に笑われること必至。
裏で"あうーペンギン"などと呼ばれることになってしまうだろう。

もしくは幼児の時分にはこのようなつまずきが多いようにも思われるため、おっさんに突入し、幼児退行に磨きがかかっているのだとしたら由々しき事態である。
つまずきだけでなくボキャブラリーも昔に比べて少なくなっている自覚があり、「アレ何だっけ?」となる場面も多い。
周りの人のボケに対しても「あうー」としか返せない時があり、どっちがボケなのかもわからなくなる。

皆さんが読んでいるこの雑文も、似たような陳腐な表現で誤魔化していることは既にバレていると思う。
痴呆なのか阿呆なのか2択ではあると思うが、もうしばし気付かないフリをしていただければ幸いだ。

と、本題から脱線もしてきたのでここいらで腰の療養(=EIKO GO)に入らせていただこうと思う。
皆さんも段差には、調子に乗った男子高校生グループよりも気を付けていただきたい。

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