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週末、詩織の家でマセ吉を預かることになった。 前回のこともあり、話を聞いたなおとは憤…
夜、詩織の部屋。 床に置いたテーブルの上にノートと参考書を広げる。 勉強の合間、詩織…
金曜日の放課後。 青々とした街路樹沿いの通学路を詩織と並んで下校する。 「夏休みには泊…
撮影の帰りに詩織をラブホテルに誘った。 体にバスタオルを巻いて、緊張した表情でシャワ…
風呂を覗いていたのは詩織にバレてた。 当然といえば当然だ。 紆余曲折あったけど、…
あの一件以来、詩織がやさしくなった気がする。 よく下校するようになったし、授業でわか…
俺は高見公人(たかみ・なおと)。 都内のきらめき高校に通う二年生。ごく普通の男子生徒だ。 六月、教室で下校の準備をしていた。 窓の外には気持ちのいい空と街並みが広がり、グラウンドでは練習をはじめた運動部の姿がある。 「おつかれさま。今日も勉強がんばったわね」 おなじクラスの詩織が俺の席にきた。 詩織は俺の幼馴染だ。家が隣で、小中高とおなじとこに通っている。 艶のあるストレートヘアにトレードマークのヘアバンド。おとなっぽさの中にあどけなさの残った整った顔立ちで、