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こんな藤崎詩織はいやだ

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詩織のことが好きなのに、素直に気持ちを伝えられない主人公の悲しい物語。 全5or6話予定。 1話ずつ購入するよりもお得です。 1.こんな主人公はいやだ  主人公は、ちょっとした… もっと読む
1話ずつ購入するよりもお得です。
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#藤崎詩織

おまけ.こんな悪ガキはいやだ2

 週末、詩織の家でマセ吉を預かることになった。  前回のこともあり、話を聞いたなおとは憤…

ブルー
5か月前
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8.こんなエンディングはいやだ

 夜、詩織の部屋。  床に置いたテーブルの上にノートと参考書を広げる。  勉強の合間、詩織…

ブルー
7か月前
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7.こんなヒロインはいやだ

 金曜日の放課後。  青々とした街路樹沿いの通学路を詩織と並んで下校する。 「夏休みには泊…

ブルー
7か月前
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6.こんな主人公はいやだ2

 撮影の帰りに詩織をラブホテルに誘った。  体にバスタオルを巻いて、緊張した表情でシャワ…

ブルー
9か月前
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5.こんな友人はいやだ2

 風呂を覗いていたのは詩織にバレてた。  当然といえば当然だ。    紆余曲折あったけど、…

ブルー
9か月前
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2.こんな友人はいやだ

 あの一件以来、詩織がやさしくなった気がする。  よく下校するようになったし、授業でわか…

ブルー
11か月前
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1.こんな主人公はいやだ

 俺は高見公人(たかみ・なおと)。  都内のきらめき高校に通う二年生。ごく普通の男子生徒だ。  六月、教室で下校の準備をしていた。  窓の外には気持ちのいい空と街並みが広がり、グラウンドでは練習をはじめた運動部の姿がある。 「おつかれさま。今日も勉強がんばったわね」  おなじクラスの詩織が俺の席にきた。  詩織は俺の幼馴染だ。家が隣で、小中高とおなじとこに通っている。  艶のあるストレートヘアにトレードマークのヘアバンド。おとなっぽさの中にあどけなさの残った整った顔立ちで、