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夜、詩織の部屋。 床に置いたテーブルの上にノートと参考書を広げる。 勉強の合間、詩織…
金曜日の放課後。 青々とした街路樹沿いの通学路を詩織と並んで下校する。 「夏休みには泊…
撮影の帰りに詩織をラブホテルに誘った。 体にバスタオルを巻いて、緊張した表情でシャワ…
風呂を覗いていたのは詩織にバレてた。 当然といえば当然だ。 紆余曲折あったけど、…
朝方に降った雨もあがった日曜日。 俺は参考書と筆記用具を手に詩織の家に行った。 とい…
午後の体育の授業前--。 運動靴に履き替えて校舎を出る。 「なおと」 声がして振り返…
あの一件以来、詩織がやさしくなった気がする。 よく下校するようになったし、授業でわからなかったところも教えてくれる。 教室で他の女子と話してると、どこからともなくやってきてまるで彼女みたいに存在をアピールしている。たまに俺の脇腹を肘でつく。 このあいだ詩織と遊園地に行った。メリーゴーラウンド・観覧車・ジェットコースターと、子供みたいにはしゃいでいた。来週はボウリング場に行く予定がある。 このままいけば幼馴染の関係からステップアップできそうな気がしてきた。 放課後
俺は高見公人(たかみ・なおと)。 都内のきらめき高校に通う二年生。ごく普通の男子生徒…