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この日も私はスカイプにログインしていた。 検索リストにたまたま【Shiori】という登…
「時間はまだいいかな? 今日はこのまま詩織ちゃんとずっと話していたいよ」 詩織ちゃんは…
次の日も私は仕事から帰るとスカイプに接続した。 スカイプ仲間からの連絡を無視して、約束…
画面の詩織ちゃんは体だけこちらを向けて立っていた。 火照った顔をやや横にして、体の前で…
通信が終わっても私の興奮は冷めなかった。 冷蔵庫から缶ビールを持ってきてグビグビ飲んで…
画面には、テニスルックの詩織ちゃんが右手に持ったラケットを背中にして、こちらに微笑みかけ…
退屈な仕事の合間に詩織ちゃんにメールを送った。昨日、メアドを教えてもらった。 かなりたってメールが来た。 『返事が遅れてごめんなさい。いま2時間目が終わりました』 詩織ちゃんのメールは、彼女の真面目な性格をあらわすように実にシンプルだった。余計な絵文字や飾りが一切なかった。 私は仕事そっちのけで返信メールを送った。 『いいよ。いまは大丈夫?』 『休憩時間なのでメールなら平気です。でも、打つの得意じゃないので返事が遅いかも』 『あんまり携帯使わないの?』 『最近買ってもら
「これは体育祭のとき撮ったの?」 私は詩織ちゃんに送ってもらった写メを眺めていた。 そ…
詩織ちゃんの好きな男子が判明した。 以前にうまくはぐらかされて気になっていたのだがよう…
トイレから戻った詩織ちゃんは、これからパラシュートなしでスカイダイビングするみたいな思い…