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看護師も知っておきたい精神科薬物相互作用
前に受け持ちだった患者でまぁ稀に見るれっきとした統合失調感情障害の人がいて、躁状態というより精神科古典で出て来るようなマニーをイメージするような激しい症状だった。
段々と多剤になっていたので、病歴と薬歴を一から洗ったのち。カルバマゼピンの減薬、デパケンへの置換を提案した。その後患者は警戒して退院していった。
なぜ提案してみたのかというと薬物相互作用的な問題があったからだ。
まぁ自慢話は程々に下に最低限覚えてけば役に立つ時があるかもってものを書く。
CBZ×RIS=血中濃度低下(50%~80%?)
CBZ×OLZ=血中濃度低下(70~80%?)半減期早
喫煙×OLZ=血中濃度低下(35%?)
PAROX×RIS=血中濃度増加
FVX×OLZ=血中濃度2倍近く
ラミクタール×バルプロ酸=血中濃度増加
あくまで一例でもっと沢山あるけれど
上の3つは本当に多いから覚えておいて損はないと思います。
訪問看護さんの場合だと喫煙は本当に注意です。
今度喫煙と薬物の記事あげますのでお楽しみに!
下に論文貼っておきます
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