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株式会社プロジェクトマネジメントオフィスのブランドPMstyleの公式ページ(note版)です。プロジェクトマネジメントやコンセプチュアルスキルなどのセミナーのご案内をします。また、スタッフのコラムや連載記事などを発信します。なお、Web版のPMstyle公式ページはこちらです。

マガジン

  • VUCA時代のプロジェクトデザイン

    VUCA時代のプロジェクトは、成果物と成果の関係が不確実です。このようなプロジェクトに対して必要なのは、計画に基づくプロジェクトマネジメントではなく、大局的な視点に基づくプロジェクトマネジメントです。本連載では、大局的な視点として、「パーパス」を活用し、プロジェクトを動かしていく方法を解説します。

  • VUCAプロジェクト時代のプロジェクトマネジメント

    VUCA時代にプロジェクトに求められるのは、決められた成果物を実現することではなく、成果物によって求められるものを実現していくことです。そのためには、パーパスを起点にしてプロジェクトを進めていくことが不可欠ですが、重要なのがプロジェクトマネジメント計画に至るまでにプロジェクトデザインのプロセスです。本連載は、パーパスドリブンなプロジェクトデザインの方法を解説していきます。

  • コンセプチュアル講座探訪

  • PMstyleコラム

    PMstyleのコラムです。PMstyleのトピックスを紹介します。

最近の記事

第2回 パーパスとは何か

前回、VUCA時代のプロジェクトには、以下のような問題があり、このような特性に対処していくにはパーパス・ドリブンのコンセプチュアルプロジェクトマネジメントが必要だということを述べました。 ・計画段階でプロジェクト目標が明確になっていない ・スコープ(成果物)変更が頻繁に起こる ・リスクとして想定していなかった問題が発生する ・一からやり直しのような大きな変化が起こる ・プロジェクトの規模が大きく、サブプロジェクト間の成果の関係が見えない ・組織や顧客のプロジェクトに対する要

    • 第1回 VUCA時代のプロジェクトとプロジェクトデザイン

      VUCA時代/VUCAワールドのプロジェクトのマネジメントにはプロジェクトの構造や本質に着目するコンセプチュアルプロジェクトマネジメントが適しています。この連載は、その中でも、パーパスでプロジェクトを動かすプロジェクトマネジメントとそのポイントになるプロジェクトデザインの方法について考えます。 今回は第1回で、概論としてVUCA時代のプロジェクトのそれに適したプロジェクトマネジメントとプロジェクトデザインの方向性を考えてみたいと思います。 ◆広まるVUCAVUCAという概

      • 【コンセプチュアル講座探訪】管理からマネジメントへ~「マネジメントをコンセプチュアルにする」

        ◆業務管理とマネジメントの違い一般的に日本のマネジャーはマネジメントができないと言われます。なぜでしょうか? 企業には組織があります。例えば、事業部の中にいくつかの部があり、それぞれの部にはいくつかの課があります。そして課の中にはいくつかの係があったり、チームがあったり、プロジェクトがあったりします。 一般的には、マネジャーというのは課長以上の人です。つまり、係やチーム、プロジェクトは業務を遂行する組織であり、その長やリーダーは業務リーダーになります。つまり、業務の遂行に

        • 【PMstyleコラム】3,000人が実施しているPMstyleコンセプチュアルスキル診断

          PMstyleプロデューサーの好川哲人です。 PMstyleコンセプチュアルスキル診断について共有しておきたことがあり、記事を書きました。コンセプチュアルスキル診断の概要 ◆コンセプチュアルスキル診断の概要PMstyleコンセプチュアルスキル診断は、PMstyleで2015年から正式に運用を始めた診断で、PMstyleがコンセプチュアルスキルの提唱者である、ロバート・カッツのモデルをベースに発展させたコンセプチュアルスキルの診断を行うシステムです。2019年までで3000人

        第2回 パーパスとは何か

        • 第1回 VUCA時代のプロジェクトとプロジェクトデザイン

        • 【コンセプチュアル講座探訪】管理からマネジメントへ~「マネジメントをコンセプチュアルにする」

        • 【PMstyleコラム】3,000人が実施しているPMstyleコンセプチュアルスキル診断

        マガジン

        • VUCA時代のプロジェクトデザイン
          0本
        • VUCAプロジェクト時代のプロジェクトマネジメント
          2本
        • コンセプチュアル講座探訪
          4本
        • PMstyleコラム
          1本

        記事

          【コンセプチュアル講座探訪】管理からマネジメントへ~「マネジメントをコンセプチュアルにする」

          ◆業務管理とマネジメントの違い一般的に日本のマネジャーはマネジメントができないと言われます。なぜでしょうか? 企業には組織があります。例えば、事業部の中にいくつかの部があり、それぞれの部にはいくつかの課があります。そして課の中にはいくつかの係があったり、チームがあったり、プロジェクトがあったりします。 一般的には、マネジャーというのは課長以上の人です。つまり、係やチーム、プロジェクトは業務を遂行する組織であり、その長やリーダーは業務リーダーになります。つまり、業務の遂行に

          【コンセプチュアル講座探訪】管理からマネジメントへ~「マネジメントをコンセプチュアルにする」

          【コンセプチュアル講座探訪】VUCA時代のプロジェクトマネジメント~「コンセプチュアルなプロジェクトマネジメントのポイント」

          ◆VUCAの世界で生き残るために求められるポイント VUCAとは 「Volatility」(変動が激しく不安定) 「Uncertainty」(不確実性が高い) 「Complexity」(複雑である) 「Ambiguity」(曖昧である) という言葉の略語です。 VUCAは、もともと米国の陸軍で1990年代の冷戦終結後の国際情勢を意味する用語として使われ始めた言葉です。長く続いていた冷戦構造が終結し、ソ連崩壊、ドイツの統一、中国の政策の変革などがあり、まさに、複雑性が増し

          【コンセプチュアル講座探訪】VUCA時代のプロジェクトマネジメント~「コンセプチュアルなプロジェクトマネジメントのポイント」

          【コンセプチュアル講座探訪】本質への迫り方~「コンセプチュアルスキル入門」

          ◆はじめに コンセプチュアルスキルの中核になるのは、本質の見極めです。辞書を引くと本質は 「すべてのものに共通している/当てはまるさま」(大辞林) と説明されています。 例えば、本質的問題というとすべてのトラブルに共通する問題点ですし、本質的要求というとすべての顧客が求めている事項ということになります。 この本質を見極める力がコンセプチュアルスキルの高さだといえます。 ◆本質を見極める際に注意すべきこと本質を見極める際には注意すべきことがいくつかあります。 一つ目

          【コンセプチュアル講座探訪】本質への迫り方~「コンセプチュアルスキル入門」