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小説の終わり

もともと本を読むのがすごく好きです
本に没入している感覚が大好きで

最近は色々あって本を開く時間は減ってしまったけど
それでも
本はわたしを生かしてくれる一つの要素です

よく本を図書館で借りて
印象に残った本は買うっていうことをしてます

好きなジャンルはグロい系で
人が殺されたり
生々しい表現があるものとかもよくよむんですが

最近は暗い系の本ならたいてい読みます

本はわたしを救ってくれているものの一つだって話をしたんですが
わたしを虚しくするものでもあります

最後のページを捲った時

ほら終わりなんだと突き放される気がするんです
一冊完結の本は特に

ずっとその世界に浸っていたいのに
目の前に出口があって
後ろを振り返ったら本の世界がもうないんです

もういちど、何ページか前に戻ってみます

結局突き放されて
なんど戻ってくるんだとばかりに
終わりがあるっていう現実を見せてくる


残酷だなぁっておもいました

絵本をよんでいたときは
シリーズものだったり明るい終わりだったのもあって
終わることが怖くありませんでした

この歳になって
曖昧な結末を迎える(決して悪い意味ではなく)本を読みまくっていると
そのまま完結することがとても惜しいんです


これから先、大好きなキャラクターに悲劇が起こらないか
あの2人は結ばれるのか
そんな疑問ばかり残って
頭の中でずっと考察しています


実在していないとあんなに書かれているのに
いつの間にか自分の中でキャラクターたちは生きていて
わたしだけの物語ができていく

やっぱり作者の見解って大事なのかなって思います


い誰得なのかわかりませんが最近読んでる本まとめておきます

檸檬先生

私語と。(歌詞集)

人間みたいに生きている

みんな蛍を殺したかった

マーブル

かか

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