罹患にまつわる詳細な記録(随時更新)

SARS-COV-2に罹患した。これはその詳細な記録である。
※これは個人の体験であり、また個人の感想を大いに含みますので、万人に同じ症状が出るとは限りません。

【1日目】
「なんか喉痛いなー」という感じがある。エアコンを効かせすぎているせいかな?と考えて、特に何もせず。
発熱などはなし。……だったが、夜中になっても喉の痛みが改善しないどころか、37.5℃の発熱を確認。明日は仕事を休む旨を伝えて、就寝。

【2日目】
病院を受診したが、混んでいて1時間後の再来を要請される。1時間後、抗原検査を更に1時間かけて行うも陰性。多分検体の採取が不十分だったと思われる。正直この抗原検査の待ち時間1時間が一番しんどかった。抗原検査キットを渡され、明日も発熱が続くようならこれをやって再診するよう言われる。パルスオキシメーターの示す血中酸素濃度は96%だった。
陰性だったからと薬局には自分の足で行くことに。しんどくて薬局内で立ったまま薬剤師さんの説明が聞けず、座り込んでしまった。絶対まずいだろと思いつつ、職場には一応陰性であるが、明日も受診する可能性があることも含めて連絡。
食事はあんまり取れない。極端に熱かったり冷たいものがしんどい。職場で頂いた野菜ジュースや、自分で買っていた牛乳や豆乳をぬるく温めて飲むなどし、家族にペットボトルの麦茶の箱を届けて貰った。ありがとう。

【3日目】(2023/8/22一部加筆修正)
喉の痛み、発熱(夜中時点で38.5)に加えて咳と鼻水の症状も出てきたため抗原検査を行ったところ、なんと綺麗に陽性であった。やっぱり検体不足やったんや……
再診したところ、昨日貰った薬で対処療法はできるとの事で、同じ薬と咳止めを貰う。この日は薬剤師さんも車まで来てくださった。ありがとうございます。
熱、喉の痛みはピークを越えた感じがあるが、咳や鼻水がそれ以上につらい。何もしてなくても汗と鼻水がダラダラである。これは長期戦になりそうだなと、家族に再び買い出しを頼む。熱は午後7時で37.7くらい。喉の痛みと痰がひどく絡む。気休めで布マスクをつけて寝る。

【4日目】(2023/8/23加筆)
昨日は貰わなかったものの、夜中の喉の痛みの酷さに心変わりして新型コロナ感染症治療薬「ゾコーバ」(塩野義製薬)を貰う。薬剤管理料などは取られたが、薬そのもののお金は公的負担……つまり患者負担ゼロだった。これを飲み始めるだけでだいぶ楽になった気がする……プラセボかもしれんが。パルスオキシメーターは97%。熱は37.5℃くらい。熱もだいぶマシになった。回復は早いかも!!?と思いつつ、私は夜に症状が悪化しやすいタイプなので油断はまだまだ禁物。少し頭痛が出てくる。
コロナ後遺症が不安になってくる。慢性疲労症候群とか怖い。
夜中、熱を計ると36.9。なかなか下がってきたんでない!?歯磨きができるくらいには元気になる。

【5日目】(これ以降2023.8.27追記)
結構元気になる。熱も37℃代で安定(?)。結構元気だが濃厚なウイルスをばらまいているので家からは出ない。お粥の味がわからないことに気づく。匂いも臭いもわからない……これが効いた。病気なので当たり前かもしれないが、食事が楽しくない。薬はしっかり飲む。

【6日目】
引き続き結構元気だが、味覚障害は治らず。一生このままだったらどうしようと考え始める。いい匂いが嗅げないデメリットよりも臭いにおいを嗅がずに済むメリットの方が大きいが、知覚ないしは脳の働きにも影響があると知り心が揺れる。体温はすっかり平熱に戻る。食欲が戻りつつある。

【7日目】
味覚障害が治る。最初は梅の濃い味がわかるかも?程度だったが、しっかりお米の味がわかると気付き涙が出た。身体のだるさが消える。仕事のことを考えて憂鬱になり始める。

【8日目】
ゾコーバ(塩野義製薬)が飲み終わる。思えばこいつを飲み始めてから楽になるのが早かった。ありがたい。これを見てSARS-COV-2になったら自分も飲もうと考える人が出るかもしれないが、飲む場合はお医者さんや薬剤師さんに相談の上同意書も書かなければ飲めない薬ではあるので、注意されたし。またどこの薬局でも取り扱っている訳では無い。
喉の違和感は多少残るものの、完全に回復する。

【締め】
長いことお付き合い頂きありがとうございます。
一体験としてこちらのページがどなたかのお役に立てれば幸いです。