ソーシャルPM実践ワークショップ第1回目を開催しました。

 みなさん、はじめまして。ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会の河合と申します。
 ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会では、2021/8/28(土)に【ソーシャルPM実践ワークショップ2021 第1回『ソーシャル課題解決に向けたデザイン思考&アジャイル実践WS】と題したワークショップを開催しました。 私は、当研究会として提供するワークショップにスタッフの一人として、初めて参加しました。開催内容の詳細など難しいことは抜きにしまして、そこでの体験や率直な感想を簡単にご紹介したいと思います。

■ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会のワークショップ参加のきっかけ
 PMIに加入し、初めて参加した2020PMI日本フォーラムでの講演視聴をきっかけにソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会を知ることとなりました。社会貢献を実践されているメンバーが講演されていて、自分でも仕事の経験を役立てないか、刺激になるのではないかと模索していた時期で、研究会参加を始めたのが、昨年の8月でした。
 世の中は、今でも続く“コロナ禍“の真っただ中、リアルな研究活動はだいぶ制限されている様子、リアルな活動になかなか参加できる機会はありませんでした。
 21年度に入り、20年度は開催できなかった、ソーシャル・プロジェクトマネージメント手法のワークショップを開催する計画が進み、ワークショップのサポートとして、また気持ち的には学習者の一人として、参加させていただくことにいたしました。
 私は某通信会社での約30年間のキャリアで、ネットワークエンジニアとして、ネットワークエンジニアリングのプロジェクトに関わり、今年から人事部門の研修企画の業務に関わることになったことも、参加のモチベーションになっていたかと思います。

■ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会の大切な資産と経験の場
 研究会の発足のきっかけとなった、東日本大震災での被災地支援活動での経験から培ってきたソーシャル・プロジェクトマネジメント手法は、研究会の大切な資産だと感じております。手法の普及や学びの場は、研究会メンバーとしての大切な役割であると思いますし、自分の学び場としても有意義でした。
 私が参加したテーブルでは、SDGsの事業企画をされている方や、Uターンして地元で起業された方など、ソーシャルの現場で感じている強い思いを持った参加者から、演習で活発な意見交換とたくさんのユニークな事業アイデアが出てきました。雰囲気もよく、スタッフとしても楽しく感じましたが、参加された方々も同じ思いを持っていただけたなら、大変うれしく思います。
 また、8時間におよぶワークショップで、正直最初は長くてしんどそうだな、講師も大変だな、と思って参加しましたが、終わってみた体感では、その長さを感じさせない充実したものでした。

■リッチなワークショップ、オンライン開催の意義とは
 ワークショップには十数名の方が参加されましたが、研究会からも、講師と運営スタッフで約10名程度のリッチな布陣で迎えさせていただきました。それぞれ各分野でプロジェクトマネージャとして活躍してされているメンバーで、日頃の豊富な経験を駆使して、ワークショップのコンテンツの開発、設計、運営に携わって準備しています。
 “コロナ禍”では、多くの研修やワークショップはオンラインでの開催がもはや日常になっており、通信やクラウドのなどのオンラインツールのテクノロジーの利用普及、主催者、参加者のスキル・ノウハウの経験値は高まっており、以前には懸念とされていた臨場感の不足やコミュニケーションの取り難さは、かなり少なくなってきていると感じています。本ワークショップも活気のあるワークショップで、オンラインの物足りなさを感じさせないものだったと思います。
 これもよく言われていることですが、オンラインは、物理的な場所や時間の制約も少なく、学習機会の提供という観点では、むしろ優位性が高いと思います。実際今回も地方からご参加されている方が多かったので、実感いたしました。今後、Afterコロナを迎えると思いますが、この1年以上に及ぶ経験を振り返って、学びの形に新たな変革をもたらしたと前向きの考え、地方創生などに携わる方への学習機会の提供のためにも、ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会としては、新たな選択肢が持てたのかもしれません。
 私個人としては、本業で研修企画の業務に関わっていますが、人の心を動かし、行動変化をもたらすことに携われる意義を、再確認できたのが一番良かったと思っております。

 とりとめのない投稿になってしまいましたが、今後ワークショップの参加を検討されている方、研究会でワークショップのサポートに興味のある方の参考になれば幸いです。

※PMI日本支部のサイトに掲載した公式の活動報告も良かったらご覧ください。⇒こちら
※なお、第2回目は10/23に開催いたします。内容紹介、お申込みは、⇨こちら

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