AIと共創できる未来を体験:実践女子大学とPM DAOの協働による生成AIワークショップ開催
先日、PM DAOは、実践女子大学の未来を担う学生と共に、生成AIを活用した次世代のアイデアワークショップを開催しました。
PM DAOの生成AIサービス「Value Discovery」を駆使し、ブライダルジュエリー業界における新しい価値提案のためのアイデアを追求しました。
文学部美学美術史学科 教授 下山様より、貴重な機会をいただけたこと、改めて感謝申し上げます。
また、本講義はブライダルジュエリーなどを手掛けるケイウノ様との共同企画により開催することができました。
PM DAOからはコアコントリビューターの
が参加しました。
参加学生の反応
学生たちは、「Value Discovery」を利用して自身のアイデアを試み、新たな価値発見のプロセスを体験しました。
このワークショップは単なる学習の場ではありませんでした。
学生さんたちからは、「考えていなかった視点でアドバイスくれた!」という新しい気づきや、「私が考えていたことを教えてくれた!なんで!」という驚きを経験し、自分自身で考えたアイデアに自信を生み出すことができました。
約100分ほどの講義でValue Discoveryが本質的に担うプロダクトディスカバリーというプロダクト開発における重要なサイクルのディスカバリーフェーズを体験していただきました。
講義内容
今回の講義スライドをこちらに記載したので、ご興味ある人はぜひご覧ください。
本ワークショップでは大きく4つのステップに分けて行いました
特に、新しい価値やサービス、体験を考える上で需要な「誰かの課題から考える」ことの大切さを伝えました。
そして、生成AIを使うことの重要性と、扱う上でのポイントを伝えました。
その上で、Value Discoveryの利用を通して、バリューキャンバスという仮説を考える上での大切なフレームワークづくりを体験してもらいました。
その後、各自が考えてきたアイデアを入力し、仮説を生成し、そのアイデアを言語化し、整理し、新しい気づきを得ながら、深める作業をしていただきました。
最後に、チーム内で発表を行い、新しい視点や気づき、逆に違和感や不明点を共有して講義を終えることができました。
さらにここから「AIの結果をAIで終わらせることなく、リアル世界と繋げていく」ことを下山先生の講義の中で進めていただきます。
学生たちはこれから、可能な範囲でユーザーインタビューや実地調査、リサーチを通じて、アイデアをより洗練し新しい価値を探索し、7月の最終発表に向けて、それぞれのアイデアを更に深めていきます。
PM DAOメンバーから見たすごさ
今回、PM DAOとして初めてのワークショップの開催に至りました。美術史学科の学生の方々に、IT・テクノロジー畑のメンバーからの視点でのプロダクト作りや、価値のある体験作りをどのように伝えることができるのか不安でした。
ましてや、生成AIという新しい技術を使うことで、もしかしたらAIの表面的な結果しか学びにならないのではないか?、場合によって拒否反応や逆に全てを信じてしまうのではないか?という懸念がありました。
しかし、そのような懸念は杞憂であり、実際にやってみると学生の方たちの柔軟な発想力、理解力の高さ、AIと触れることの距離感をうまく持っていることに驚かされました。
AIからの生成結果を決して鵜呑みにすることなく、自身の考えとのギャップを認識し、それを深め、時に反論し、また言語化による整理を行いながら、適切な距離感で、使いこなしている姿を見ることができました。
PM DAOの社会貢献と教育
社会貢献と教育の一環として、PM DAOは「Value Discovery」の有料版を実践女子大学の学生たちに無料で提供しました。
この取り組みは、プロダクトを通して新たな価値を創ることを支援するというPM DAOのミッションを具体的に示すものです。
学生たちが未来の価値創造の担い手として、アイデアを形にするプロセスを支援し続けます。また、創造性と新たな視点が、ブライダル業界に新しい風をもたらすことを確信しています。
PM DAOとの連携・協業・スポンサー募集
PM DAOではこれからも、企業、自治体、教育機関などと協働し、AI技術と人間の創造性が融合した新たな価値創出の場を提供してまいります。
連携や協業についてのご相談、ご検討いただける方は PM DAOの活動拠点であるDiscordサーバーまたはTwitterのDMより直接ご連絡ください。
営利企業という形を持たないPM DAOに、少しでもご支援や連携のご相談お待ちしております。