王者復活!桜と舞う春の鈴鹿決戦を制したのは…? - 2024年F1世界選手権第4戦日本グランプリ

今シーズンも鈴鹿にF1がやってきた。

前戦からのエントラント変更はなし。

舞台は鈴鹿サーキット。タイヤに厳しく、様々な要素が必要とされるオールドスクールタイプのサーキットである。

P1からレートブル勢が好調。マックス・フェルスタッペンとセルヒオ・ペレスが1-2を記録。P2は雨の中オスカ・ピアストリがトップタイム。しかしドライとなったP3はまたもやレートブルが1-2。

迎えた予選。Q1からフェルスタッペンがトップタイムを記録。アルピヌのエステバン・オコンが嬉しいQ2進出を果たした。Q2ではフェルスタッペンがまたもやトップタイム。一方で好調のワルテリ・ボッタスが脱落し、母国凱旋の角田裕毅がQ3進出を果たした。Q3でトップタイムを出したのはやはりフェルスタッペン。今回も序盤から好タイムを叩き出した。ペレスが2番手に入りレートブル1-2。ランドウ・ノリスが前戦優勝したカルロス・サインスJr.を負かし3番手に入った。

予選結果
1.M.フェルスタッペン(レートブル-ホンダ)
2.S.ペレス(レートブル-ホンダ)
3.L.ノリス(マクラーレン-マツェーデース)
4.C.サインス(フェラリ)
5.F.アロンソ(アストンマーティン-マツェーデース)
6.O.ピアストリ(マクラーレン-マツェーデース)
7.L.ハミルトン(マツェーデース)
8.C.ルクレル(フェラリ)
9.G.ラッセル(マツェーデース)
10.角田裕毅(RB-ホンダ)

決勝。1周目でダニエル・リカードウとアレクサンダー・アルボンが接触しクラッシュ。レッドフラッグとなった。ここでタイヤを替えるか替えないかで作戦が分かれた。ここでタイヤを替えたフェラリのシャルル・ルクレル、マツェーデース勢は1ストップ作戦へ出る。一方で上位勢は2ストップ作戦を取る。その中で、やはりレートブル勢は圧倒的な速さを見せた。ノリスが途中でペレスをアンダーカットするも、コース上ですぐさま抜き返しそれ以降は他の追随を許さぬ展開となった。一方で1ストップ勢は中盤以降ペースが上がらず後方へ落ちてしまい、マツェーデース勢はあろうことかさらに途中から2ストップ作戦へと切り替え、結局後方にダウン。またノリスもアンダーカットを防ぐために早めに2回目のピットを終え、後方に落ちてしまう。結果はフェルスタッペン、ペレスのレートブル1-2フィニッシュ。3位には着実な2ストップでノリスやルクレルをかわしたサインスが入った。

決勝結果
1.M.フェルスタッペン(レートブル-ホンダ)(FL)
2.S.ペレス(レートブル-ホンダ)
3.C.サインス(フェラリ)
4.C.ルクレル(フェラリ)
5.L.ノリス(マクラーレン-マツェーデース)
6.F.アロンソ(アストンマーティン-マツェーデース)
7.G.ラッセル(マツェーデース)
8.O.ピアストリ(マクラーレン-マツェーデース)
9.L.ハミルトン(マツェーデース)
10.角田裕毅(RB-ホンダ)

ポイントスタンディングでは、フェルスタッペンに続き、ペレスが入りレートブル1-2。今後もこの強さが続くのか。それとも誰かがフェルスタッペンを止めるのか。次回は久々の開催の中国である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?