七味

文章を書くのが好きです/日記と雑記、たまにエッセイもどき/創作物ぶん投げするときもある…

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文章を書くのが好きです/日記と雑記、たまにエッセイもどき/創作物ぶん投げするときもあるかもしれません

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  • 読了記2024

    2024年に読み終わった本の感想をまとめる

  • 七味の日記

    七味が高3の3月からふらっと書き始めた日記をまとめてます

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高校卒業したらクイズを辞めるつもりだったのに気づいたらなぜか大学でもクイズサークルに入っていた話

 大学生になったら何か新しいことをしようと思っていた。なんなら運動系にしようかな、なんて思ってもいた。そのはずが、気がついたら何かに導かれるようにしてクイズサークルに入っていた。人生何が起こるかわからんなあと感じている。  これは、昨日の新歓大会の興奮が冷めないので、どうにかしてこの気持ちを言語化して残しておけないかと書き始めたものである。話があちこちにとんだり、文体が変わったり、あとはいつも通り誤字脱字等があったり、読みづらいものになる予感しかない。あまり気にかけず、構成

    • 土砂降り

      雨が降っている。傘はない。大雨。めんどくさいので突っ立ってびしょ濡れ。 知人が近くを通る。驚いた顔。その傘をこちらへ近づける。貴方が濡れちゃうでしょ。わたしに構うなんて馬鹿だ。まっずぐ帰りなよ。大丈夫だから。知人はしぶしぶ去っていく。 雨が強くなる。相変わらず傘はない。ここから動けなくてぐしょ濡れ。どうしたらいいのか分からずただ濡れている。 突然腕を引っ張られていっしょに走る。よく見えないけれどこの手の感触はきっとそうだ。安心と戸惑い。 目の前に家。手を引く主のもの。ドアを

      • 1年経った恋人との話

        恋人と交際関係を結んでから気がつけば1年が経っていたらしい。あっという間だったようで振り返れば長く、いろんなことがあったなと思う。 今日は、こんなわたしに1年付き合ってくれている恋人への感謝を主に綴ろうと思う。 このnoteでもたびたび書いているように、わたしは精神が不安定な時期を過ごしている。今は比較的落ち着いてきてはいるものの、付き合って半年ほどの頃は心の状態がとんでもなくぐらついていた。突発的に泣いてしまい、そのまま恋人に電話をかける日が、そう少なくはなかった。急に電

        • クイズ合宿の思い出

          合宿に行っていました。本当は毎日記録しておくべきだったと思うほどに、既に溢れた記憶が多いけれど、まだ残っているものを少しでも長く残しておくためにここに書き記しておこうと思います。 1日目 バスで隣になった1年生と軽く話し、そのあとは車窓を眺めていた。最初は本読んだりしてたけどなんか違うなってなってた。サービスエリアを過ぎたあたりから高速を降りるまでずっと虫さんが窓にはっついていて面白かった。 クイズをした。たしか3セットやって、5抜け→3抜け→5抜け相当タイだった気がする。

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          3本
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          『あなたはだんだん』感想

          めっっっっっっっちゃ楽しかったです。 印象に残ったとセリフとかそこから考えたこととかを書きたいのでネタバレがあります。大丈夫な人だけ続きを読んでください。 いろいろと思うところがあったので感想をしたためている。まずは、今日観に来られてよかったなという思いが強いです。チケット販売開始してすぐは見送ろうかななどと思っていたんですが、何かこう気になって行ってみたらいい体験をしたなーと思っています。 階段をテーマにしている演劇で、会場が階段の下にあるのが本当によいなと思いました

          『あなたはだんだん』感想

          戦いたい、私と。

          もう嫌だとずっとずっと言っている日々である。いろんなことから逃げたいのだ、私の人生全部から。 そう思う一方で、まだ諦めたくないと思っているのもまた事実である。こんな弱々しい私に、抗っていたいのだ。 戦いたい。弱くて、ちっぽけで、めそめそしていて、人生を投げ出したいと思っている私に、わたしは勝ちたい。 何も考えず幸せな未来を思い描いていたあの日々には戻れないかもしれない。それでも、わたしはまだ生きているんだぞって言いたい。 死にたいと思ってしまうわたしは嫌いだ。嫌いだけれど、受

          戦いたい、私と。

          ショートストーリー『君も共犯』

          両手で柄を握り込んだ包丁がわなわなと震えている。視界の先には腹から血を流した男。間違いなく息をしていない彼を見て緊張の糸が解けたのか、手から滑り落ちた包丁がカランと音を立てる。 は…… 静かな部屋に呼吸音だけが響く。どのくらいそうしていただろうか。霧がすーっと引いたかのように思考がつらつらと頭に流れ込んでくる。 死んだ。私が殺した。殺してしまった。なぜ?そうだ、あの男がいきなり……。一体このあとどうすれば?やはり隠すしかないだろうか。このまま誰にも見つからなければ、いや、そ

          ショートストーリー『君も共犯』

          人は簡単に疎遠になってしまうんだな。繋がっていたいと願う人をいかに諦めないかが大事なのだろう。

          人は簡単に疎遠になってしまうんだな。繋がっていたいと願う人をいかに諦めないかが大事なのだろう。

          ポイ活に手を出して

          ちょっとだけ心が潤った。そうか、コンビニの買い食いとか、ミスドとかサーティワンとか、我慢しなくていいんだなって。 そもそも貯金が好きで、特に欲しいものもないから溜まっていくだけだった今までのお金たちのことを思う。大学生になって、自分で稼げるようになって、遊びにも出歩くようになって、お金の減りが早くなった。稼いだ分だけ出ていくの、あれなんなんだろうね。それが嫌で、なんとなくいろんなポイ活に手を出した。 アンケートぽちぽちするのが苦じゃないから、まあ自然に溜まっていく。中学生

          ポイ活に手を出して

          わたしの「好きなもの百裂拳」

          好きなもの百裂拳とは、そこまで好きというほどのものでもないけど好きなんだよというものを紹介するというゲームみたいなもん。詳しいルールは忘れちゃったけど、面白そうなのでやります。 1 匿名ラジオ これを書く発端になったやつ。オモコロライターのARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんが主にない話をひたすらしているラジオ。「好きなもの百裂拳」は第353回。 2 星野源さん 好き。稀に行くカラオケでよく歌う。一番好きなのは『不思議』。 3 村井優(櫻坂46)さん 知り合いの有名人

          わたしの「好きなもの百裂拳」

          わたしがここからいなくなってもわたしは続いていくので、どうか、片隅で、想いを馳せてくれたら

          わたしがここからいなくなってもわたしは続いていくので、どうか、片隅で、想いを馳せてくれたら

          あたまがおもい、ここにいていい気がしない、自分で自分を焦らせないぞという決意だけ揺らがずに持っている、でもここにいるのつらいな

          あたまがおもい、ここにいていい気がしない、自分で自分を焦らせないぞという決意だけ揺らがずに持っている、でもここにいるのつらいな

          朝からあたたかい寄り添いに触れ、なにか応えたいと思い、記事を書いた 感謝は伝わっているだろうか

          朝からあたたかい寄り添いに触れ、なにか応えたいと思い、記事を書いた 感謝は伝わっているだろうか

          身体を乗っ取られるとき

          本当につらいのは、死にたいと思っているときではなく身体が死神に乗っ取られたときである。 まずはじめに言っておきたいこと。ここしばらくわたしの死神はわたしの身体に手を出してこない。諦めてくれたかな、そうだと嬉しいのだけれど。 自死が目前に迫ってきたときの感覚は、死神に乗っ取られている、というのがわたしの中でしっくりくる表現である。思考回路がロックされて、生きたいとか死にたいとかすら考えられなくて、ただ身体が死に向かおうとする。 こういうとき、なぜだか毎回わたしは泣いていて、

          身体を乗っ取られるとき

          あなたにわたしが見えますか

          あなたにわたしが見えますか 死神と背中合わせでいることに気づいていますか あなたが何も悪くないというのなら、それはぜんぶわたしのせいじゃないですか 心配しているのは本当ですか それは本当にわたしですか 心配しているというのならなぜ傷つけるのですか あなたにわたしが見えますか なぜ真剣に取り合ってくれないのでしょうか やはりわたしなど見えていませんか あなたにとってわたしは他人事なんでしょうか どうしてこちらを向いてくれないのですか やはりわたしなど見えていませんか あなた

          あなたにわたしが見えますか

          残酷な生と死について考えている

          死んだあとに魂が残るとして、果たしてその魂はしがらみを抜けたところで幸せなのかと考える。 自死をしたあとで「なんで死んじゃったんだよ!」と周りに悲しまれる人は幸せだろうか。この世界で生きていくことのすべての地獄からやっと逃げたのに、その先に待っているのは、こんな地獄にいつまでも身を置いてほしかったという誰かの残酷な祈り。 悲しい、つらい、答えのない問い。そうしたたくさんのものを遺していくわたしは罪人だ。自分ひとりの地獄を畳むためだったはずの選択で、新たな地獄を生み育ててしま

          残酷な生と死について考えている