自分の人生を生きるということ
「あなたの為だ。」
「あなたはこうすべきだ。」
「もっとこうした方が良い。」
「私が全部、なんとかしてあげる。」
若かった頃、迷いがあった頃、よく言われた言葉だ。
もし、その言葉に従ってしまえば、他人のコントロール下に置かれ、自分の人生を生きることができなくなる。
一見、頼もしい言葉に思える。
確かに、人の助けなしに人は生きられない。
だが、自分の人生をなんとか出来るのは自分だけである。
矛盾しているように思えるが、これは真理だと僕は思う。
自分の人生の答えは、自分自身の中にしかない。
人の言うことを聞いて、心が躍る、わくわくする、主体的な人生を生きることは出来ない。人の言うことを聞いて待っているのは、心が沈む、鬱々とした従属的な人生だ。
自分もそんな日々を送っていたことがある。あれはもう二度と、経験したくない。あなたの思考を奪おうとする、コントロールしようとする人間からは距離を置こう。
中学生の頃、よく聴いていたBeatlesの曲の一節にこんな言葉があった。
Life is very short.
当時からなんとなく印象に残っていたのだが、経験を積み、去年海で死にかけたこともあって、強く自覚するようになった。
人生は本当に短い。
他人の人生を生きる暇など、一切ない。
勇気を出して、今、ここから、自分の人生を生きよう。
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