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暇を殺せ!

こんにちは、倒です。
更新していない間にまたぐるぐるした期間に入ってしまって大変でした。
自分の将来のためにやらなければいけないことが、ぱっと思いつくだけでも山ほどあって、思い浮かばない頭の後ろにもきっとずらっと順番待ちの列になっているんです。でも布団の上から動けなくてぐるぐるしてしまう。そういう時ってありますよね?
…あるって言って!

とりあえずなにかしなければと思い、半年以上なかなか読み進めることができずにいた『罪と罰』に着手しました。敗因は、疲労の溜まった夜、就寝前にベッドで読むからだと推理した私は、部屋の電気を消して床に転がり間接照明を焚いて本を読み始めました。すると一晩で100ページ以上読み進めることができました。硬い床に骨が当たると痛くて程よく自我が残りますから、没入しすぎることなく冷静に、ラスコーリニコフの心情とそれに伴わない奇行を見守ることができます。サスペンスとしてとっても面白いのですが、読めば読むほどこの人私に似ててすげ~嫌。
ある程度まとまって読み進めると、ドストエフスキー作品に含蓄があるフォロワーさんにトンチンカンな感想を送り付けます。そうすると、その方はすごく喜んで、送り付けた怪文書に丁寧にお返事を下さる上、私が読み進めるうえで疑問に思った箇所についての手助けまでしてくださいます。あまりに贅沢者すぎじゃあないかと思いながらも、いわゆる「自コンテンツの初見からしか得られない栄養素」があるのはとても分かるので、お口に合うかわかりませんが、読破するまで「へいおまち」と感想をお皿に乗せて放流させていただこうと思います。

それで、不思議な話なのですが、就寝前のお供程度ではなく「ここまで読むぞ!」と決めて読書をすると、精神的に非常に安定するんです。思えば試験勉強の時や同人誌の制作中なんかもそうでした。暇があると他人を妬んだり羨んだり、時にはそれが行きすぎて人を傷つけてしまうので、どうやら読書や勉強などをして日々忙しくしていた方がいい性格のようです。
という訳で、さっそく11月の試験に申し込みをしました。勉強期間は2ヶ月を切っていてかなり無茶な挑戦ですが、頑張りたいと思います。寝転んで無駄にネットショッピングをしてしまった先週の自分を振り返り、受験代金の引き落とし通知を見ながら、こういうことにお金を使っていきたいものだなと頷くのでした。

落ちてく過去は鮮明で
見せたい未来は繊細で
すぎてく日々には鈍感な君へ

怪獣の花唄/Vaundy

Vaundyの歌詞がよく響く今日この頃です。


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