![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109688349/rectangle_large_type_2_23ac4899c882703090387ff834052f4f.jpeg?width=800)
ヒゲの兄弟 (98)
ファミリーコンピューター、通称ファミコン。子供の頃はファミコンにハマりにハマった。我が家にあったソフトは、「ゲゲゲの鬼太郎妖怪大魔鏡」「妖怪道中記」など難易度の高いものを始め、「レッキングクルー」「ナッツアンドミルク」「ドラクエ3」「プロ野球ファミリースタジアム」などなど、実にバラエティに富んでいた。恐ろしいのは今挙げたなかでクリア出来たのは「ドラクエ3」だけだということだ。他にも「ミシシッピー殺人事件」なんてソフトもあったが、当然クリアしていない。有名どころのゲームは基本友人に借りて遊んでいた。「コナミワイワイワールド」「高橋名人の冒険島」「ドラゴンボール神龍の謎」など、友人達は面白いものばかり持っていた。借りるだけでなくこちらも「妖怪道中記」を貸したりしていたが、クリア出来る強者はいなかった。あ、そういえば「スーパーマリオブラザーズ3」があったか。これは我が家で一番遊ばれたものだろう。やはり子供にとってあのヒゲのおじさんは、何よりも魅力的なのだ。火の玉投げたり、しっぽ生えて空飛んだり、カエルの着ぐるみ着て泳いだり。出てくる敵も可愛くてわかりやすいし、音楽も素晴らしい。マリオ3は今やっても楽しめる自信がある。
ここから先は
717字
/
1画像
¥ 100
この連載は±3落語会事務局のウェブサイトにて掲載されているものです。 https://pm3rakugo.jimdofree.com