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スマホの通知を全部切る

スマホは、刺激が強すぎる。刺激による集中力の低下は危険とすら感じている。
スマホには通知機能がある。デジタルのメリットだ。何かが届けば、教えてくれる。まるで、秘書のようだ。本人が忘れていても、多い出させてくれる。

ただここで気をつけなければいけないのは、本当に秘書なわけではないということだ。当たり前かもしれないが、相手は人間ではないし、まだ高度なAIではない。つまり自分にとって最善なタイミングで通知をくれるわけではないのだ。だから、Twitterが更新された時も、新しい動画が配信された時も、誰かからのメッセージも、自分の都合には構わず通知を発信する。

これは、刺激が強い。また、SNSではたくさんの人がたくさんの情報を発信しているため、すべての情報コンテンツを消費することができないくらい、常に情報が溢れている。そうすると、その情報に流され続け、デジタルな仕組みにより興味を持ちそうな情報をレコメンドされ、また刺激という情報の渦に流されていく。

これ自体は楽しいと感じてしまうのがまた危険なところ。ただ、その分疲れてしまう。そして、その結果、その情報に触れていないときにも、その刺激が気になってしまうのだ。これは、刺激がある状態だけでなく、刺激があるかも知れないというだけで、集中力や意識をそちらに向けざるを得なくなっているのだそうだ。

これらから離れるには、今自分が行なっている行動にのみ集中を向ける。そしてそれはデジタルな刺激から離れているものが望ましい。
通知を全部切ってしまうのは一つの方法だ。具体的には、時間帯によって、通知を切るということだ。私自身が、LINEやメッセージを使ってのやり取りを頻繁にしないということもあり、22:30以降は基本全ての通知が来ないようにしてある。それは、夜の時間に誰かからの通知で、刺激を受けたくないからだ。基本的には、23:00寝たいのだ。その時間までの間、身支度などをする。その時に思いついてしまうと、違う方向に意識が向いてしまうのだ。
夜だけではない。

基本的にアプリの通知は切っている。むしろ、通知が許可されているアプリの方が少ない。

息子の保育園のアプリと、メッセージアプリ、防災アプリくらいだ。後は、通知は切っているし、バッチというアイコンの上に出てくる数字すら切っている。その通知があるとアイコンを押したくなるからだ。

そう考えると、アプリのUI、スマホのUIは良くできている。長時間触ることを求めている仕組みになっている。でも、それではいけないのだ。
情報化社会の中で、情報に触れないということは少しばかり難しい。ならば、せめて自分の意志で情報を選ぶということはできないだろうか。その一歩として、私はアプリの通知を切るのだ。

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