タスク管理とマインドフルネス
唐突にGTDについて考え直してる。
その結果ここにたどり着いた。
タスク管理のきっかけ
GTDとかタスク管理って突き詰めると、何を優先したほうがいいとか、どのようにしたらタスクが漏れないとか、時間内に仕事終わらせるためにどのように速さを求めたらいいかなどの小手先のテクニックに注視されているように感じる。
もちろんこれも大事だし、ここから私もタスク管理に興味を持った
本当にそれでいいのか
だけど、ここを突き詰めても同じところを忙しなく走るだけ。 ダンジョンで言えば同じ階層をなんとかこなしているだけで、ジリ貧は確定してる。アイテムが尽きれば破綻するし、モンスターとの戦いでゲームオーバーもありえる。これと同じで、どこかにミスをすれば蓄積されるし、体力は削られる一方
何かで読んだけど、タスク管理の一番の無駄は、やらなくていいことに時間を割くこと。 ダンジョン攻略するなら、時にレベル上げも必要だが、階段を見つけなければ先へは進めない。 タスク管理を挫折する人のほとんどはここなのかもしれない。
壁と次のステップ
タスク管理という武器を求めて、学んだ結果、一時的には大丈夫になる。 しかし、その階層から脱出したり、次の階層に進んだりという変化がなければ、本質は変わらない。 タスクをただこなすのではなく根源的な理由や目的と向き合わなければただ、時間が過ぎていくだけとなる。
ここで必要なのが、GTDで今ここに集中するという感覚。 この感覚と近いのがマインドフルネス。 マインドフルネスと割り込みタスクを考えた時、そもそも目の前に集中する=誰にも邪魔をされないこと と捉えると、他人との関わりが苦痛になってくる。
なにせ自分自身のコントロールにすら苦労しているのに、他人をコントロールするなんて脳のリソース不足を起こすに決まってる。
メンタルコントロールの重要性
マインドフルネスというより、グッドバイブスのほうが近しいのかも。 仕事をしなくちゃいけなくても、だらだらしたいのであれば、それは本人にとっては緊急かつ重要なことなのではないかと。 その事柄に優劣はないのでは? 他人と自分の関係も同じで、どちらも等しい価値がある
そこに優劣はない。 ならば、割り込みタスクが起きうるのも自然の摂理。 そこで、どのような対応(反応)をするかは自分次第
管理職に求められる、忙しくないフリというのはここに集約されるかも 忙しくないフリという行動ではなくそこに至るまでの思考のプロセスを整えたら見えるものが増えるのではないか。
まとめ
タスク管理は、タスクを効率よくこなす側面がある。しかし、それは最初のステップに過ぎない。
本当に大事なのは、タスク管理をしてどうなりたいか。タスク管理をして、漏れなく仕事をするのは目標ではなく過程のはずだ。
その先にある目標に到達するために、タスク管理をしているはず。そして、究極のタスク管理は、たタスクを管理をしないこと。
タスクを管理せず、タスクの前段階と向き合い、自分にとって必要なものに割く時間を増やしたい。
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