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【仕事道具編】2020年ベストバイ

こんにちは。
家具の制作やお財布の制作など
木工や革の仕事をやっています。
PLYLISTの小尾口です。

前回「2020年ベストバイ的なやつ」という記事を書きました。

で、Podcastでも同じ内容の話をしました。

で、そのPodcastの中で「木工編」「革細工編」みたいなベストバイもやりたいかも
みたいな話をしました。
ということで、今回は木工と革細工まとめた
仕事道具ベストバイ
ということで記事にまとめてみました。

今回もいきなりベスト3ということで順位づけはなしで
どんっ!

ディスクグラインダー(マキタ)
革包丁(清玄)
両面ヘリ落とし
(番外として)電熱ヒーターベスト

こんな感じです。
ではひとつひとつ解説していきます。

ディスクグラインダー

これは言わずと知れたとても便利な機械です。
回転するディスクを変えれば、
切削、切断、研磨、汚れ落としなど
幅広い使い方ができます。
僕の場合は、金属の切断と木材の切削が主な用途です。
具体的には、真鍮の丸棒を切ったりとか
椅子のアームの成形なんかですね。
最初はバッテリー式を買おうかと思っていたんですが、
椅子の成形というか彫刻的な使い方をする場合は、
結構長時間使うことになるので
バッテリーの消耗が気になり、
ACタイプを購入しました。
この辺については、
買ってよかったマキタのバッテリー式電動工具
の記事で書いています。

結論としては、
ACタイプでよかったですね。
例えば、
椅子4脚とかをまとめて成形するときは
普通に半日くらいずっとグラインダーで削る作業していたりしたので。
バッテリー式だと充電が追いつかなかったと思います。

ちなみに、椅子のアームとかをガッツリ削るとき
特に彫刻的な粗彫り的な作業の時には、
この刃物を取り付けいています。

超硬の刃物なので切れ味も長持ちだし、
刃物屋さんに出せば研磨もできるようなので
高かったけどいい買い物したと思います。
粗削りにはチェーンソーの刃物みたいなタイプもありますが、
切断面は↑超硬の刃物の方が断然きれいでしたね。
で、粗削りした後に、羽付きのサンドペーパーのディスクに付け替えて
きれいに整えていきました。

ちなみに、どんな椅子を作ったのかというと、
↓の記事で制作工程から椅子の紹介してます。
興味がある方は見てみてください。

革包丁

僕は革の仕事を受けているくせに、
革包丁はそんなにいいもの持ってなかったんですよね。
趣味レベルのやつ使ってました。
ただ、注文が増えていくにつれて結構ストレスに感じてくるようになりました。
革包丁の切れ味がすぐに悪くなるんです。
研ぎの頻度が高くなってしまいストレスに感じていました。
ということで、
そろそろいい革包丁欲しいと思っていたので、
去年、思い切って買ってみました。
結論から言うと、もっと早く買っておけばよかったですね。
鉋なんかに比べたら金額の桁が1つ少ないですからね。
それでいて、僕は鉋なんかよりも最近は革包丁使うことの方が多いので
本当にもっと早く買っておくべきでした。

買ったのは河清刃物工業の革包丁。
まさかAmazonでこんなにいい刃物が売っているとは思いもよりませんでした。
槌目の跡がとてもかっこいいです。
というか、河清刃物工業の刃物みんなかっこいい。
籐巻きの彫刻刀とかめちゃくちゃそそられます。


鋼材は青紙スーパー。
青紙スーパーはやっぱり長切れしますね。
研いでる感覚は、白紙や青紙2号ともちょっと違うような気がします。
切れ味も趣味レベルの革包丁に比べれば、
めちゃめちゃいいです。
革切るのがとても気持ち良くなりました。

この革包丁を選んだ理由は、青紙スーパーというのもありますが、
もう一つは、革包丁では珍しく
ちゃんと丁寧に裏スキされているからです。

次に革包丁買うときは
青紙スーパー以上の硬度の鋼も気になりますねー。
ZDP-189とか気になってます。

両面ヘリ落とし

これも最高に気持ちがいい刃物でした。
2本目のヘリ落としとして最高でした。
そして、革包丁よりも高価でした笑
でも、黒檀の柄っていうのは高級感があってよかったです。

これは名前通り、
押し方向からも刃物を入れることができるし、
引く方向からも刃物を入れることができます。

まさに痒いところに手が届く道具ですね。

鋼はD2鋼材です。

ヘリ落としの切れ味も、
細かいところですけど、
作品のクオリティの影響しますからね。

革包丁とヘリ落としをアップグレードしたことで、
断面があまりにもきれいになったので、
やすりがけをなくしてもいいかなって思いました。

(番外)電熱ヒーターベスト

これは道具ではないんですけど、
めちゃめちゃ冬の作業環境を快適にしてくれたので
番外としてランクインさせました。

今、僕が木工の作業をしている場所は
バイト先の工場なんですが、
ここがめちゃめちゃ寒いんですよ。
1月と2月は
朝、工場に着くと温度が−8度とかでしたね。
鍋の水が凍っているし、
ボンドも凍るし、
床にこぼした水も凍る寒さです。

とにかく寒くて
ひどいときはお腹痛くなるレベルで寒いんですが、
この電熱ベストを買って、めっちゃ快適になりました。

温度設定を「強」にすると、汗かくレベルですね。
体をほどよく動かすときは「弱」で
じっとしている時間が長いときは「中」
にしてます。

僕が買ったやつは
Amazonで4000円くらいだった↑です。

これを選んだ理由は
首元も温めてくれること
洗濯機で洗えること
ですかね。
届いたものを開けてみたら、
優しく手洗いで
と書かれていました。
Amazonの商品ページには洗濯機で洗濯可能って書いてあったのに!
まあ、でも手洗いはめんどくさいので
ネットに入れて洗濯機で洗ってます。
買ってかから2ヶ月経過しましたが、
今のところ問題なく使えています。

いろんなメーカーが似たようなやつを出品しているので、
どれもそんなに機能性に違いはないような気もします。


ということで
以上が仕事道具編2020年のベストバイでした。
多分、ジャンルが絞り切れていないので
参考になった方は少ないかと思います。笑
すみません。

今後も
すばらしい道具やおすすめの道具に出会ったら
noteにて記事にしていきたいと思います。


今回の記事にまとめたような道具を使って、
普段はものづくりをやっています。
どういうものを作っているのか
もし気になってくださった方いらっしゃいましたら
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制作風景をほぼ毎日アップしています。



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