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elkbearr
言の葉
ピーターラビットのおはなしで、ピーターはマグレガーさんの畑のはつかだいこんを食べちゃうんだけど、この手に持ってるのが、はつかだいこん。
ピーターが畑で食べた野菜は何でしょう?
というクイズに、
「金時にんじん!」
と答える娘。
金時にんじん!?
確かに、赤が濃くて細身で、ただのにんじんっていうより、金時にんじんに見える!
それにしても金時にんじん…。
お正月準備が盛り上がる年末のスーパーで紹介した、かすかな記憶。
普段の食卓にのぼることはないのに、よく覚えてたなぁ…
印象的な物事だとか、テンポのいい語感は、記憶に残りやすいのかな。
せっかくなら、これからの長い人生、たくさんの言葉に出会って、気持ちのいい言葉をたくさん心に入れてほしいな。
そういえば小学生の時の学級通信のタイトルが「言の葉(ことのは)」だった。
それで今ふと思ったけど、言葉って葉っぱみたいだ。
自分という木に、たくさんの言の葉を繁らせる。
何となく、そこそこの幹に黄緑色の葉っぱがたくさん、風にそよいでる様子を想像しちゃう。
同じ「言葉」でも、その様子は、理論武装とは違って、その人の生き方とか、在り方、に繋がっていそうだな。
せっかくなら、きれいな葉っぱをたくさんつけたいな。
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